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牧場主と復員兵が協力して悪徳政治家に対抗しようとする姿を描く、監督ジェームズ・Ｐ・ホーガン、主演ジョーン・ベネット、ランドルフ・スコット、メイ・ロブソン、ウォルター・ブレナン、ロバート・カミングス他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：ジェームズ・Ｐ・ホーガン
製作：ルシアン・ハバード
脚本
ウィリアム・ウィスター・ヘインズ
バートラム・ミルハウザー
ポール・スローン
撮影：セオドア・スパークル
編集：リロイ・ストーン
音楽：ジェラード・カルボナーラ
出演
アイヴィ・プレストン：ジョーン・ベネット
カーク・ジョーダン：ランドルフ・スコット
プレストン夫人：メイ・ロブソン
チャッカワラ：ウォルター・ブレナン
アラン・サンフォード：ロバート・カミングス
アイザイア・ミドルブラック：ロバート・バラット
カル・タトル：レイモンド・ハットン
ダッド：フランシス・フォード
デヴィッド・ニコルズ中尉：ハーヴェイ・スティーブンス
コリンズ二等兵：アーヴィング・ベーコン
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1938年製作 92分
公開
北米：1938年8月12日
日本：不明
■ ストーリー ■
1865年、テキサス州、インディアノーラ。
南北戦争後、南軍の兵士カーク・ジョーダン（ランドルフ・スコット）は、故郷に戻る。
カークは、北軍兵に足止めされていた牧場主の孫娘アイヴィ・プレストン（ジョーン・ベネット）のために、歌を歌って騒ぎを起こし、馬車に乗った彼女を出発させる。
アイヴィに感謝されたカークは、積荷が銃と分かっていたことを伝え、今もなお北軍と戦おうとしている者がいることを知り、メキシコに協力を求めるという彼女の考えが理解できない。
北部から来た悪徳政治家アイザイア・ミドルブラック（ロバート・バラット）は、銃が盗まれたことに気づき、馬車の女が運び出したことを知り、取り戻すよう北軍兵士に指示する。
アイヴィが馬車で町を出たことそ知った祖母（メイ・ロブソン）と使用人のチャッカワラ（ウォルター・ブレナン）は、彼女が何をしでかすか心配する。
アイヴィは、恋人である南軍将校のアラン・サンフォード（ロバート・カミングス）の元に荷物を運び、メキシコに向かう彼と別れる。
町に戻ったアイヴィは北軍兵に捕らえられそうになるが、カークら南軍兵が彼女を助けようとする。
その場は大混乱となり、捕まったアイヴィはミドルブラックの元に連れて行かれる。
奪った銃のことを訊かれたアイヴィは、ミドルブラックが捜していたアランのことも訊かれるが、何も話さなかった。
そこに祖母とチャッカワラが現れ、カークらも押し入り、アイヴィを助ける。
アイヴィを馬車に乗せて町を出たカークは、今回のことで死人まで出した、メキシコと組むという彼女の計画を非難し、迎えに来たチャッカワラに彼女のことを任せる。
アイヴィは、国境付近の牧場に戻り、使用人だったダッド（フランシス・フォード）らが、戦争から戻ってくれたことを喜ぶ。
そこに、相棒のカル・タトル（レイモンド・ハットン）と共に現れたカークは、カンザスのアビリーンに牛を運べば、鉄道が通るので売れることをアイヴィらに伝える。
テキサスを繁栄させるためであっても、北部と商売をしたくないアイヴィは、それに興味を示さない。
その後、デヴィッド・ニコルズ中尉（ハーヴェイ・スティーブンス）らを率いて現れたミドルブラックは、アイヴィや祖母と友好的に話し合うが、牛に課税することを2人に伝える。
払わない場合は土地を没収すると言われたアイヴィは、それに従うと見せかけて、カークの考えに乗り、密かに牛を運び出し、一旦はメキシコに向かおうとするのだが・・・。
サイレント時代から活躍するジェームズ・Ｐ・ホーガンが監督し、主演はジョーン・ベネット、ランドルフ・スコット、メイ・ロブソン、ウォルター・ブレナン、ロバート・カミングスなどが共演した作品。
牧場主と復員兵が協力して悪徳政治家に対抗しようとする姿を描く西部劇。
南北戦争終結直後の混乱期を舞台に、配線を認めない南部人の心情や、悪に対抗するための手段として、迫力ある映像で映し出すキャトルドライブなど、ユーモアをまじえたジェームズ・Ｐ・ホーガンのダイナミックな演出が見どころの作品。
悪徳政治家に対抗する、勝気な牧場主の孫娘を熱演するジョーン・ベネット、彼女に協力する南軍の復員兵ランドルフ・スコット、主人公の祖母メイ・ロブソン、その使用人を愉快に演ずるウォルター・ブレナン、主人公の恋人である南軍将校ロバート・カミングス、町を支配する北部から来た悪徳政治家ロバート・バラット、カーク（ランドルフ・スコット）の相棒レイモンド・ハットン、牧場の使用人フランシス・フォード、北軍将校ハーヴェイ・スティーブンス、二等兵のアーヴィング・ベーコンなどが共演している。