恋は気軽に楽しむだけと考える女性の心の変化を描く、主演キャメロン・ディアス、クリスティナ・アップルゲイト、セルマ・ブレア、トーマス・ジェーン、ジェイソン・ベイトマン他共演、監督ロジャー・カンブルによるロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ロジャー・カンブル
製作:キャシー・コンラッド
製作総指揮
リッキー・ストラウス
スチュアート・M・ベッサー
脚本:ナンシー・ピメンタル
撮影:アンソニー・B・リッチモンド
編集
ウェンディ・グリーン・ブリックモント
デイヴィッド・レニー
音楽:エドワード・シェアマー
出演
クリスティーナ・ウォルターズ:キャメロン・ディアス
コートニー・ロックリフ:クリスティナ・アップルゲイト
ジェーン・バーンズ:セルマ・ブレア
ピーター・ドナヒュー:トーマス・ジェーン
ロジャー・ドナヒュー:ジェイソン・ベイトマン
ジュディ・ウェッブ:パーカー・ポージー
トッド:ジョニー・メッスナー
グレッグ:ジェームズ・マンゴールド
アンディ:フランク・グリロ
マイケル:エディ・マクリントック
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2002年製作 90分
公開
北米:2002年4月12日
日本:2003年2月22日
製作費 $43,000,000
北米興行収入 $24,430,270
世界 $68,696,770
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
サンフランシスコ。
インテリア・デザイナーとして成功している28歳のクリスティーナ・ウォルターズ(キャメロン・ディアス)は、親友で離婚訴訟専門の弁護士のコートニー・ロックリフ(クリスティナ・アップルゲイト)と共にアパートに向かう。
ルームメイトのジェーン・バーンズ(セルマ・ブレア)が恋人にフラれ落ち込んでいるため、コートニーと共に慰めたクリスティーナは、”本気の恋より気軽な恋”と言って、気分転換に街に出て遊び回る提案をする。
馴染のクラブに向かった三人は、クリスティーナの顔パスで通される。
その場にいたピーター・ドナヒュー(トーマス・ジェーン)にちょっかいを出してジェーンの相手をさせようとしたクリスティーナは、彼に断られてしまう。
ピーターを侮辱したクリスティーナは、男を手玉に取るわがまま女と非難される。
不満げなクリスティーナだったが、コートニーにピーターを意識していると言われる。 再びピーターと出くわしたクリスティーナは、彼の酒をこぼしてしまいバーに向かう。 ピーターとクリスティーナは、互いの態度を謝罪して別れる。 ジェニーが知り合ったトッド(ジョニー・メッスナー)といい雰囲気になっていたため、ピーターはそれをクリスティーナに知らせる。 そこにピーターの兄ロジャー(ジェイソン・ベイトマン)が現れ、パーティーがあると言ってクリスティーナを誘う。 酔ったロジャーは騒ぎを起こしそうになり店から追い出され、ピーターもその場を去る。 帰宅したクリスティーナは、ピーターのことを想いながらベッドインした夢を見る。 目覚めたクリスティーナは、ピーターの宿泊先のホテルに電話をするが、彼は既にチェックアウトした後だった。 チャイナタウン。 馴染のクリーニング店にそれを預けて帰ろうとしたジェーンは店主に呼び止められ、小学生とかつての担任や顔見知りの神父まで現れたために焦ってしまう。 パーティーに出席したコートニーは、ピーターがクリスティーナを思っていることを彼女に知らせる。 なぜ来なかったのかをクリスティーナに問うコートニーは、彼女がピーターに電話したことなどを知り、恋に落ちたことを確信する。 まんざらでもないクリスティーナは、ロジャーの結婚式に出席することを考える。 サマセット。 ロジャーの結婚式に行くことを冗談だったと言うクリスティーナだったが、コートニーが段取りしてあったために喜んで出発する。 途中で寄った公衆トイレの事故で水を浴びてしまったクリスティーナとコートニーは、、下着のまま先を急ぐ。 サマセットに着いた二人は、結婚式用の洋服をブティックで購入して教会に向かう。 トイレに行ったクリスティーナは、緊張して動揺する花嫁ジュディ・ウェッブ(パーカー・ポージー)を励ます。 クリスティーナはドアノブが壊れてその場から出られなくなり、コートニーが様子を見に行く。 窓から出たクリスティーナは、現れたコートニーと教会に向かうが、始まっていた結婚式の新郎がピーターだと知り驚く。 二人は騒ぎを起こしながらその場を去り、ピーターはクリスティーナに気づく。 神父の誓いの言葉は始まるが、ピーターとジュディは愛がないことで同意してしまい、結婚式は中止になる。 失意のクリスティーナは、コートニーに励まされながらサンフランシスコに戻るが、アパートで事件が起きたことを知る。 結局はジェーンとトッドが愛し合っていた際のトラブルで、大事には至らなかった。 3週間後。 気分転換にコスタリカ旅行を計画していたピーターは、ブティックの店主の手伝いをしてあげた際、DMの送り先にクリスティーナの名前と住所が書いてあることに気づく。 落ち込むクリスティーナは、今までの自分の行動に嫌気が差す。 クラブに向かったクリスティーナは男性に声をかけられ、以前とは違う態度で接するが、固い女はご免だと言われてしまう。 コートニーとジェーンと共にアパートに戻ったクリスティーナは、その場でピーターが待っていたために驚く。 結婚を中止したと言われるもののクリスティーナは素直になれず、ピーターは期待していた答えが得られずにその場を去る。 考えを変えたクリスティーナはピーターを追い、彼が花を買って戻ろうとしていたことに気づく。 ピーターにキスしてイマイチと伝えたクリスティーナは、電話すると言ってその場を去り、彼は呆気にとられる。 しかし、その後、二人は結婚して幸せを実感する。
...全てを見る(結末あり)
クリスティーナと待ち合わせたジェーンは、コートニーから借りたブラウスにトッドの精液が付いていたため、それを二人に冷やかされる。
クリスティーナのことを諦めかけていたピーターは、ロジャーにその件を聞かれる。
医師のグレッグ(ジェームズ・マンゴールド)と付き合い始めていたコートニーは、クリスティーナとジェーンをランチに誘う。
*(簡略ストー リー)
サンフランシスコ。
インテリア・デザイナーとして成功している28歳のクリスティーナ・ウォルターズは、親友で弁護士のコートニーと共に、恋人にフラれたルームメイトのジェーンを励ます。
”本気の恋より気軽な恋”が信条のクリスティーナは、ジェーンとコートニーを誘いクラブに向かう。
その場で会ったピーターを侮辱したため、男を手玉に取るわがまま女と非難されたクリスティーナは、やや考えが変わる。
結局は二人は態度を謝罪し合い、お互いのことが忘れられなくなる。
その後、コートニーに恋をしたと言われたクリスティーナは、彼女と共にピーターの兄ロジャーの結婚式に向かうのだが・・・。
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下ネタ満載であり、それが少々くどいと思えるシーンも多々あるのが気になる。
それを省いたロマンチック・コメディに仕上げても、十分に楽しめたと思うのだが・・・。
純粋なコメディなので許せるのだが、それにしても、ややわざとらしい演技は見るに堪えない場面もある。
心に訴えるようなものを期待する作品でもないため、ドラマのセリフではないが、難しいことを考えずに気軽な気持ちで観ることをお勧めします。
主演のキャメロン・ディアスは、男にとっては迷惑な女のように思えるものの、キュートな魅力で個性を生かして熱演している。
脇を固める共演陣も注目で、主人公の友人であり、弁護士には思えないお色気で迫るクリスティナ・アップルゲイト、同じく友人で主人公のルームメイトのセルマ・ブレア、主人公と惹かれ合うトーマス・ジェーン、その兄ジェイソン・ベイトマン、ピーター(トーマス・ジェーン)の結婚相手パーカー・ポージー、ジェーン(セルマ・ブレア)の恋人ジョニー・メッスナー、コートニー(クリスティナ・アップルゲイト)と付き合う医師ジェームズ・マンゴールドなどが共演している。