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ピンチ・シッター The Sitter (2011)

子守をさせられた無職の青年が子供達と共に麻薬も絡むトラブルに巻き込まれる騒動を描く、監督デヴィッド・ゴードン・グリーン、製作、主演ジョナ・ヒルアリ・グレイナーサム・ロックウェル他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン

製作総指揮
ジョナ・ヒル

ドナルド・J・リーJr.
リサ・マスカット
ジョシュ・ブラットマン
製作:マイケル・デ・ルカ
脚本
ブライアン・ゲートウッド

アレッサンドロ・タナカ
撮影:ティム・オアー
編集:クレイグ・アルパート
音楽
ジェフ・マクルウェイン

デヴィッド・ウィンゴ

出演
ノア・グリフィス:ジョナ・ヒル

マリサ・ルイス:アリ・グレイナー
カール:サム・ロックウェル
フリオ:J・B・スムーヴ
ジャコビー:メソッド・マン
スレイター・ペデュラ:マックス・レコーズ
ブライス・ペデュラ:ランドリー・ベンダー
ロドリゴ・ペデュラ:ケヴィン・ヘルナンデス
ロクサーヌ:カイリー・バンバリー
ペデュラ夫人:エリン・ダニエルズ
ペデュラ医師:D・W・モフェット
サンディ・グリフィン:ジェシカ・ヘクト
ブルース・グリフィン:ブルース・アルトマン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

2011年製作 87分
公開
北米:2011年12月9日
日本:未公開
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $30,538,670
世界 $34,942,190


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク
大学を中退した無職の青年ノア・グリフィス(ジョナ・ヒル)は、シングル・マザーのサンディ(ジェシカ・ヘクト)と暮らす、気ままな毎日を送っていた。

ある日、サンディは、知人の医師ペデュラ(D・W・モフェット)に医師を紹介してもらえることになっていたのだが、ベビーシッターの都合悪くなり、彼女はそれを諦めようとする。

働きもしないノアは、サンディにペデュラ家のベビーシッターをするよう促され、仕方なくそれに従う。

ペデュラ夫人(エリン・ダニエルズ)に迎えられたノアは、13歳のスレイター(マックス・レコーズ)に、子守をするべきだと意見する。
...全てを見る(結末あり)

しかし、子守は自分の仕事ではないというスレイターは、自分が精神的に不安定であることも付け加える。

その後ノアは、セレブに憧れるブライス(ランドリー・ベンダー)に子守などしないと宣言する。

エルサルバドルからの養子ロドリゴ(ケヴィン・ヘルナンデス)は、家の中で火遊びをする危険な子供だった。

子供達に手を焼き始めたノアは、一応、付き合っているマリサ・ルイス(アリ・グレイナー)に誘われる。

マリサに、コカインを手に入れてくるようにと頼まれたノアは、子供達を連れて車で外出する。

途中、誘拐魔に間違われ、ロドリゴの爆弾騒ぎに何んとか対処したノアは、ドラッグの売人カール(サム・ロックウェル)の元に向かう。

ノアは、カールやその右腕フリオ(J・B・スムーヴ)にからかわれるものの、気に入られてコカインを手に入れる。

しかし、その場でトイレを借りたロドリゴが、コカインの入った卵型の容器を持ってきてしまう。

ノアは、それを奪い取ろうとして車内でこぼしてしまい、焦ったその時にカールからの電話を受ける。

カールは、コカインを返すか金を渡すかをノアに問い、それができなければ殺すと脅し、フィッシュ・マーケットに呼び出される。

困惑するノアは、子供達を両親のいるチャリティー会場に連れて行く。

両親や母サンディの邪魔をする気になれなくなったノアは、スレイターが誘われた、富豪が集まるパーティーに向かう。

ノアはその場で、ウエイトレスをしていた、大学寮で向かいの部屋だったロクサーヌ(カイリー・バンバリー)に声をかけられて誘われる。

それを断ったノアは、トイレには行くなと言われたロドリゴが放尿を始めたため、焦って子供達を連れて会場を去る。

スレイターは、出くわした友人に嫌われて傷つき、ノアは車を盗まれたことを知る。

子供達と共に、地下鉄に乗りチャイナタウンに向かったノアは、パーティー会場で盗んできた、プレゼントの現金3000ドルをカールに渡す。

7000ドル足りないため、真夜中のパーティーに来るよう強要されたノアは、仕方なく、不仲の父ブルース(ブルース・アルトマン)の家を訪ねて金を借りようとする。

それを断られたノアはブルースの車を盗み、宝石商の彼の店に侵入してダイヤも盗む。

ロドリゴは、再びトイレに爆弾を仕掛けて店を爆破してしまう。

更にロドリゴは、スレイターと言い争いになり彼の薬を車の窓から捨ててしまう。

それを見つけようとして車を降りたスレイターは取り乱すが、ノアは、薬は必要ではなく、彼がゲイだと指摘する。

それを気にする必要はないと、スレイターを励ましたノアは、盗まれた車を目撃してそれを追う。

バーで、自分に恨みを持つ同級生が犯人だったことを知ったノアは、彼女に謝罪してキーを返してもらい、その連れのジャコビー(メソッド・マン)に一目置かれる。

その場でロクサーヌに会ったノアは、彼女が自分に好意を持っていることを知り、父ブルースの車を任せる。

マリサに電話したノアは、カールやフリオに近づくなと警告するが、信号無視でパトカーに止められてしまう。

警官にコカインやダイヤを所持していることを知られたノアは、逮捕を覚悟するものの、警官はそれを奪い去る。

マリサのいるパーティーに向かったノアは、そこで彼女の元恋人と喧嘩になるが、そこにカールとフリオが現れたため、その場を逃れる。

ノアは、カールに追い詰められて銃も向けられるが、隙を見て逃走する。

再びカールに見つかったノアだったが、ジャコビーらが現れて助けられる。

マリサを送ったノアは、ペデュラ夫妻が帰る時間だと気づき、急いで帰り家の中を片付ける。

遅くまで起きていた子供達は、帰ってきた母親に寝るように言われる。

ペデュラに人生のことを考えろと忠告されたノアは、浮気のことを知っていると言い返す。

二階の窓から見つめる子供達に手を振ったノアは、父の車で現れたロクサーヌを誘い、車を置いて散歩をする


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
大学を中退した無職の青年のノア・グリフィスは、母サンディに頼まれて、知人ペデュラ家のベビーシッターをすることになる。
いやいやペデュラ家に向かったノアは、精神的に不安定なスレイター、セレブに憧れるブライス、養子のロドリゴに手を焼く。
一応、付き合っているマリサから誘われたノアは、コカインを手に入れてくるよう彼女に頼まれる。
子供達を連れて、ドラッグの売人カールの元に向かったノアは、何んとかコカインを手に入れる。
しかし、ロドリゴがその場からコカインを盗んできてしまい、ノアは、それを返すか金を払うかを迫られ殺すと脅されてしまう。
コカインをこぼしてしまったノアは、仕方なく金を工面しようとして、聞き分けのない子供達を連れて四苦八苦するのだが・・・。
__________

幅広い役柄をこなし演技力も評価される、製作も兼ねるジョナ・ヒルが、子供達に翻弄されながら人間味も見せるドタバタ・コメディであり、それなりに楽しむことはできる。

共演の実力派サム・ロックウェルも悪党を愉快に演じ、登場するキャラクターもなかなか面白い。

しかし、コメディとはいえ、幼い子供が登場するキッズ・ムービー的な雰囲気であるにも拘らず、ドラッグ、セックス、暴力などの描写もあり、下品極まりないセリフやシーンが多いのが気になる。

異常者のような子供達の扱いに梃子摺りながらトラブルに巻き込まれるジョナ・ヒル、彼と一応、付き合っているアリ・グレイナー、ドラッグの売人サム・ロックウェル、その右腕のJ・B・スムーヴ、子供達マックス・レコーズランドリー・ベンダーケヴィン・ヘルナンデス、主人公に好意を示すカイリー・バンバリー、子供達の両親役エリン・ダニエルズD・W・モフェット、主人公の両親役ジェシカ・ヘクトブルース・アルトマンなどが共演している。


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