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ザ・ロード The Road (2009)

2006年に発表された、コーマック・マッカーシーの小説”ザ・ロード”の映画化。
世界の終焉を迎えひたすら南に向かう父子の安息を求めた旅を描く、監督ジョン・ヒルコート、主演ヴィゴ・モーテンセンコディ・スミット=マクフィーシャーリーズ・セロンロバート・デュヴァルガイ・ピアース他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

シャーリーズ・セロン / Charlize Theron 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ヒルコート

製作総指揮
トッド・ワグナー

マーク・キューバン
マーク・バタン
ラッド・シモンズ
製作
ニック・ウェクスラー

ポーラ・メイ・シュワルツ
スティーヴ・シュワルツ
原作:コーマック・マッカーシーザ・ロード
脚本:ジョー・ペンホール

撮影:ハビエル・アギーレサロベ
編集:ジョン・グレゴリー
音楽
ニック・ケイヴ

ウォーレン・エリス

出演
男:ヴィゴ・モーテンセン

少年:コディ・スミット=マクフィー
女性:シャーリーズ・セロン
老人/イーライ:ロバート・デュヴァル
旅人:ガイ・ピアース
旅人の妻:モリー・パーカー
盗人:マイケル・ケネス・ウィリアムズ
ギャング:ギャレット・ディラハント

アメリカ 映画
配給
ワインスタイン・カンパニー

ディメンション・フィルムズ
2009年製作 111分
公開
北米:2009年11月25日
日本:2010年6月26日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $8,104,520
世界 $27,635,310


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
世界の終焉を迎え、生き残った男(ヴィゴ・モーテンセン)と息子(コディ・スミット=マクフィー)は、荒廃した原野を、寒さに耐え食料を探し、ただひたすら南に向かい歩き続ける。

男は、”終焉”後の厳しい生活の中、息子を出産した妻(シャーリーズ・セロン)のことを夢に見る。

ある日、車で寝ていた二人は、武装集団のギャングが現れたのに気づき林に逃れる。

そのメンバーの一人(ギャレット・ディラハント)が二人に近づき、男は彼に銃を向ける。

ギャングが息子を捕らえたため、男は彼を射殺して、その場から逃げ去る。
__________

妻は、成長していく息子を見て、絶望の末に拳銃で自殺を考えるが、男がそれを思い止めさせる。
__________
...全てを見る(結末あり)

息子と、妻のことを考えることを止めようと約束した男は、彼女が去った時のことを思い出しながら、写真と指輪を捨てる。

その後、ある屋敷を見つけた二人は、そこが人食い集団のアジトだと知り、その場から逃げる。

それに怯える息子に、男は、自分達は“善き者”であるよう諭し、お互いを励ます。

男の生家にたどり着き、息子は街角で自分と同じくらいの年の少年を見かける。

それを追おうとする息子を制止し、男はその場を離れる。

ある家の裏庭に、シェルターがあるのに気づいた二人は、大量の食料を見つけ、空腹を満たして安らかに眠る。

やがて、危険を感じた二人は、カートに詰める限りの食料を持ち、その場を後にする。

その後、二人は、老人イーライ(ロバート・デュヴァル)に出会い、男は、食料を分けようとする息子に仕方なく従う。

焚き火を囲み、老人の身の上などを聞いた男は、翌日、彼と別れる。

少年は、”善き者”であるようにといい続ける父が、老人に優しく出来ないことを疑問に思いながら彼を見送る。

そして、海辺にたどり着いた二人だったが、それを望んでいた息子は発熱してしまう。

息子を介抱した男は、座礁している船を見つけ、咳き込む体を押して船まで泳ぎ、使えるものを探して戻ってくる。

少年が寝ている間に、食料など全てを、盗人(マイケル・ケネス・ウィリアムズ)に奪われてしまう。

男は、息子を背負い盗人を追い、彼に拳銃を向け、身包み剥ぎ置き去りにする。

盗人を助けたいと言う息子に説得された男は、彼の元に戻り、衣服と缶詰を置いて、二人は再び南に向かう。

ある町で、足に弓矢を受けた男は、それを射った者を殺し、傷を手当てして歩き始める。

衰弱し、浜辺で倒れこんだ男は死を覚悟して、息子に、前に進むよう指示する。

そして少年は、眠っている間に父が息を引き取ったことに気づき、悲しみに暮れる。

浜辺にたたずむ少年の前に、浮浪者(ガイ・ピアース)が現れて、同行するかを聞かれる。

少年は、浮浪者が”善き者”であるかを確認し、父に別れを告げ、彼とその妻(モリー・パーカー)、そして子供達と行動を共にすることを決める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
世界の終焉を迎え、生き残ったある父子は、ひたすら南に向かい歩き続ける。
男は、夢を見る度に亡き妻のことを想い出す・・・。
厳しい生活の中で息子を産んだ妻は、絶望の果てに独り旅立ち、その後、父子も家を離れた。
寒さに耐え食べ物を探し、その日を生き抜くことのみを考える親子は、人食い集団などから逃れながら旅を続ける。
ある日、民家のシェルターに気づいた二人は、そこに大量の食料があるのを見つける。
そして、空腹を満たした二人は、安らかな眠りにつくのだが・・・。
__________

2006年に発表された、コーマック・マッカーシーの小説”ザ・ロード”の映画化。
彼は、本作によりピューリッツァー賞を受賞している。

ノーカントリー」(2007)の原作者として知られる、コーマック・マッカーシーの作品だけに、親子愛を描いた物語に伸し掛かるような、陰鬱な雰囲気や先の見えない恐怖などを感じさ、監督のジョン・ヒルコートは、独特の世界観で描き切っている。

その荒涼たる風景や、廃墟と化した街並みのセットなど、ショッキングな映像も興味深い。

父が、”善き者”であるよう息子に諭す場面がしばしば登場するが、その言葉に反するうように、人を避ける主人公の行動で、幼い子供に、その意味を理解させるところなども、なかなか細かい演出だ。

妻を失い、息子を守るために絶望することも出来ない主人公を、ヴィゴ・モーテンセンは、迫真の演技で熱演する。

その父を支えに生き抜き、時に彼を勇気付けるコディ・スミット=マクフィー、絶望し独り旅立つ妻を演ずるシャーリーズ・セロン、孤独な旅を続ける老人ロバート・デュヴァル、父を亡くした少年と行動を共にすることになる旅人ガイ・ピアース、その妻役モリー・パーカー、主人公に身包み剥がれる男役のマイケル・ケネス・ウィリアムズ、ギャングのメンバー、ギャレット・ディラハントなどが共演している。


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