| 無垢な王女がロシアの女帝へと登り詰める、重厚な史劇ロマン! 製作アレクサンダー・コルダ、監督パウル・ツィンナー、主演ダグラス・フェアバンクスJr.、エリザベス・ベルグナー、フローラ・ロブソン他共演の歴史ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:パウル・ツィンナー
製作
アレクサンダー・コルダ(クレジットなし)
ルドヴィコ・トプリッツ(クレジットなし)
原作
”The Czarina”(戯曲)
ラホス・ビロ
メルヒオール・レンジェル
脚本
マージョリー・ディーンズ
アーサー・ウィンペリス
撮影:ジョルジュ・ペリナール
編集
スティーヴン・ハリソン
ハロルド・ヤング
音楽
ミュイール・マティソン
エルンスト・トッホ
出演
ピョートル大公:ダグラス・フェアバンクスJr.(皇帝になる皇子)
エカチェリーナ/キャサリン(ゾフィー・アウグステ・フリーデリケ):エリザベス・ベルグナー(ピョートルと結婚して女帝となる王女)
エリザベータ:フローラ・ロブソン(ロシアの女帝)
ルコック:ジェラルド・デュ・モーリエ(ピョートルの侍従)
ヨハンナ・エリーザベト・フォン・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン=ゴットルプ:アイリーン・ヴァンブラ(キャサリンの母親)
カトゥシエンカ:ジョーン・ガードナー(エリザベートの侍女)
オルガ伯爵夫人:ドロシー・ヘイル(ピョートルの愛人)
ヴォロンツォヴァ伯爵夫人:ダイアナ・ネピア(ピョートルの愛人)
グリゴリー・オルロフ:グリフィス・ジョーンズ(ピョートルの友人であるキャサリンの寵臣)
ベストゥージェフ:ギブ・マクラフリン(大宰相)
オガレフ:クリフォード・ヘザーリー
グドヴィッチ:ローレンス・ハンレイ(軍司令官)
カルニロフ大佐:アラン・ジェイズ(キャサリンの近衛連隊隊長)
イギリス 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1934年製作 94分
公開
イギリス:1934年1月16日
北米:1934年2月9日
日本:未公開
製作費 $550,000
■ ストーリー ■
1745年、ロシア帝国。
狩猟小屋に滞在していた皇位継承者ピョートル大公(ダグラス・フェアバンクスJr.)は、自分の意思で物事を決められない人生に幻滅していた。
結婚まで叔母である女帝エリザベータ(フローラ・ロブソン)にお膳立てされたピョートルは、友人であるグリゴリー・オルロフ(グリフィス・ジョーンズ)に愚痴をこぼす。
エリザベータは、ピョートルと結婚させるためにアンハルト=ツェルプスト(現在のドイツ)から呼び寄せたゾフィー・アウグステ・フリーデリケ王女(エリザベス・ベルグナー)の教育を、大宰相のベストゥージェフ(ギブ・マクラフリン)に任せ、”エカチェリーナ/キャサリン”と呼ぶことにする。
エリザベータと共にキャサリンを待っていたピョートルは、結婚することを拒み姿を消してしまい、その場は混乱する。
それを知ったキャサリンの母ヨハンナはエリザベータの元に向かい、動揺するキャサリンはその場を去ろうとする。
ピョートルはキャサリンに出くわし、自分に気づかない彼女と話し、子供時代から自分に憧れていたことを知る。
そんなキャサリンが気に入ったピョートルは、彼女と共にエリザベータの元に向かい彼女を驚かせる。
ピョートルは、結婚する意志をエリザベータに伝え、彼女とヨハンナを喜ばせ、キャサリンは、自分が話していた相手がピョートルだと知り驚く。
その後エリザベータは、世継ぎができることを期待して、ピョートルとキャサリンの結婚式の日を迎えるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Distinguished by Elizabeth Bergner’s luminous performance and Alexander Korda’s lavish production values, The Rise of Catherine the Great is a poignant historical drama charting a young princess’s tragic journey from romantic innocence to imperial resolve.”
(エリザベス・バーグナーの輝かしい演技とアレクサンダー・コルダの贅を尽くした製作規模によって際立つ『カザリン大帝』は、ロマンティックな無垢さに満ちた若い公女が帝国の決意を固めるまでの悲劇的な道のりを描いた、心に響く歴史ドラマである。)
1912年に上演された、ラホス・ビロとメルヒオール・レンジェルによる戯曲”The Czarina”を基に製作された作品。
製作アレクサンダー・コルダ、ハンガリー出身のパウル・ツィンナーが監督し、主演はダグラス・フェアバンクスJr.、エリザベス・ベルグナー、フローラ・ロブソン他共演の歴史ドラマ。
アンハルト=ツェルプスト(現在のドイツ)からロシア帝国皇室に嫁いだ王女ゾフィー・アウグステ・フリーデリケが、皇子(後の皇帝)ピョートルとの愛憎の末に、女帝エカチェリーナ2世に即位するまでを格調高く描く、絢爛豪華なセットや衣裳も必見の壮大なドラマ。
ファーストクレジットは、ピョートル大公を演ずるダグラス・フェアバンクスJr.ではあるが、初心な少女から、様々なことを経験しながら、その統治能力を発揮して女帝に昇り詰める、エカチェリーナ/キャサリン(ゾフィー・アウグステ・フリーデリケ)を演ずるエリザベス・ベルグナーの繊細且つ大胆な演技が注目だ。
後継者問題に苦悩しながら帝国を統治する女帝エリザベータをフローラ・ロブソンが演じている。
