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ワイオミング The Mountain Men (1980)

ビーバーの毛皮を追い求め山中の厳しい自然の中で生き抜くハンター達の友情と先住民との交流と戦いや愛を描く、主演チャールトン・ヘストンブライアン・キース他共演、監督リチャード・ラングによるアクション・アドベンチャー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:リチャード・ラング
製作総指揮:リチャード・R・セント・ジョンズ
製作
アンドリュー・シェインマン

マーティン・シェイファー
脚本:フレイザー・クラーク・ヘストン
撮影:マイケル・ヒューゴ

編集:エヴァ・ラッジェロ
音楽:ミシェル・ルグラン

出演
チャールトン・ヘストン:ビル・タイラー
ブライアン・キース:ヘンリー・フラップ
ヴィクトリア・ラチモ:ランニング・ムーン
スティーヴン・マクト:ヘビー・イーグル
ジョン・グローヴァー:ネイサン・ワイス
シーモア・カッセル:ラ・ボン
デヴィッド・エイクロイド:メディシン・ウルフ

アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1980年製作 102分
公開
北米:1980年6月1日
日本:1980年11月


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1830年代。
ハンターのビル・タイラー(チャールトン・ヘストン)は、旧友のヘンリー・フラップ(ブライアン・キース)に山中で再会する。

東部の氷商人ネイサン・ワイス(ジョン・グローヴァー)も二人に同行して西に向かう。

タイラーは、先住民のクロウ族に馬を狙われていたが、彼らがブラックフット族と争っている場に、クロウが駆けつけて加勢する。

クロウから、先住民の娘ランニング・ムーン(ヴィクトリア・ラチモ)を救い出したタイラーは、ブラックフットの酋長ヘビー・イーグル(スティーヴン・マクト)の女だった彼女を残して旅立ってしまう。
...全てを見る(結末あり)

ハンター達の交流集会の会場に到着したタイラー達は、毛皮などを売買して酒を飲み羽目を外していた。

翌朝、タイラーの前にランニング・ムーンが現れ、仕方なく彼女を連れてワイスとは別れ、フラップと共にビーバーの生息地に向かう。

しかし、一行はヘビー・イーグルに襲われ、フラップは頭の皮を剥がれ、タイラーとランニング・ムーンは逃亡する。

タイラーとランニング・ムーンは、ビーバーの罠を仕掛け、その地に滞在し、やがて愛し合うようになる。

しかし、再びブラックフットに襲われたタイラーらは、ついに捕らえられてしまう。

ブラックフットは、一旦、解放したタイラーを追い殺そうとするが、彼は逃げ延びてしまう。

先住民のメディシン・ウルフ(デヴィッド・エイクロイド)がブラックフットに捕らえられる。

メディシン・ウルフは、友人のタイラーが生き延びてイエローストーンに向かったかも知れないことを、ランニング・ムーンは告げる。

その頃タイラーは、頭の皮を剥がれながら生き延びていた、フラップに出くわして再会を喜ぶ。

ランニング・ムーンはメディシン・ウルフを逃がし、彼は雪山でタイラーとフラップに救われる。

メディシン・ウルフから、ランニング・ムーンの事を聞いたタイラーは、フラップの手助けするという申し出を断る。

そして、タイラーは単独で彼女の救出に向かい、フラップは彼の後を追う。

途中で合流したラ・ボン(シーモア・カッセル)は、食料を持ち逃げするものの、ブラックフットに追われて戻る。

ヘビー・イーグルとの取引に向かったラ・ボンは殺害され、フラップも弓矢に倒れて息を引き取る。

タイラーは、ビーバーの生息する谷を見つけ、ランニング・ムーンを救い出すために、単独でブラックフットの部落に向かい、ヘビー・イーグルと一対一の対決となる。

お互い傷つけ合いながら、死闘を繰り広げた二人だったが、ヘビー・イーグルがタイラーに止めを差そうとする。

その時、銃を手にしたランニング・ムーンが立ちはだかり、ヘビー・イーグルを射殺する。

そして、タイラーとランニング・ムーンは、フラップを葬りビーバー谷を目指して旅立つ。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1830年代。
ハンターのビル・タイラーは、旧友のヘンリー・フラップに山中で再会する。
東部の氷商人ワイスも加わり、三人は西に向かう。
その後タイラーは、先住民のクロウ族に馬を狙われ襲われるが、ブラックフット族と争っている場に、彼らが駆けつけて加勢する。
タイラーは、ブラックフットの酋長ヘビー・イーグルの女ランニング・ムーンを救い出すが、彼女を残して旅立つ。
その後、ランニング・ムーンがタイラーを追って現れ、仕方なく彼女を連れてフラップと共にビーバーの生息地に向かう。
しかし、一行はヘビー・イーグルに襲われてしまい、フラップは頭の皮を剥がれ、タイラーとランニング・ムーンは逃亡する。
ビーバーの生息地に到着したタイラーとランニング・ムーンは、やがて愛し合うようになるのだが・・・。
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1970年代のパニックブームも去り、まだ50代にして一線から退いてしまったような雰囲気だったチャールトン・ヘストンの、目だった主演作としては最後に近い作品で、大自然が似合う、野性味ある彼の個性を生かした演技は見所の一つだ。

ミシェル・ルグランの、その自然をバックに流れる美しい音楽も印象に残る。

しかし、チャールトン・ヘストンの出演以外は、取り立てて注目するところも盛り上がりもなく、ブライアン・キースとの、コミカルなやり取りが興味深い程度の作品。

主人公と恋に落ちる、勝気な先住民の娘役のヴィクトリア・ラチモ、彼女を我がものにしようとする酋長スティーヴン・マクト、東部の氷商人役ジョン・グローヴァーなどが共演している。


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