サイトアイコン That's Movie Talk!

クリスタル殺人事件 The Mirror Crack’d (1980)

1962年に発表された、アガサ・クリスティの推理小説”鏡は横にひび割れて”を基に製作された作品。
ハリウッド映画の撮影が行われるイギリスの田舎町で起きる殺人事件を描く、監督ガイ・ハミルトン、主演アンジェラ・ランズベリーエリザベス・テイラーロック・ハドソンキム・ノヴァクトニー・カーティスエドワード・フォックスジェラルディン・チャップリン他共演にミステリー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)

エリザベス・テイラー / Elizabeth Taylor / Pinterest
キム・ノヴァク / Kim Novak / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ガイ・ハミルトン

製作
ジョン・ブラボーン
リチャード・グッドウィン
原作:アガサ・クリスティ鏡は横にひび割れて
脚本
ジョナサン・ヘイルズ
バリー・サンドラー
撮影:クリストファー・G・・チャリス
編集:リチャード・マーデン
音楽:ジョン・キャメロン

出演
ジェーン・マープル:アンジェラ・ランズベリー
マリーナ・グレッグ=ラッド:エリザベス・テイラー
ジェイソン・ラッド:ロック・ハドソン
ローラ・ブルースター:キム・ノヴァク
マーティン”マーティ”N・フェン:トニー・カーティス
ダーモット・クラドック:エドワード・フォックス
エラ・ジリンスキー:ジェラルディン・チャップリン
ベイツ:チャールズ・グレイ
ヘイドック医師:リチャード・ピアソン
チェリー・ベイカー:ウェンディ・モーガン
ドリー・バントリー:マーガレット・コートネイ
マーゴット・ベンス:マレラ・オッペンハイム
ヘザー・バブコック:モーリン・ベネット
ジャイルズ:キャロリン・ピクルス
牧師:チャールズ・ロイド=パック
町長:パット・ナイ
検死官:ノーマン・ウーランド
撮影監督:リチャード・リーチ
映画技術者:サム・キッド
ミステリー映画の中の探偵:ナイジェル・ストック
ジェイミー役の役者:ピアース・ブロスナン

イギリス 映画
配給 Columbia-Warner Distributors
1980年製作 105分
公開
イギリス:年1981月2日6
北米:1980年12月19日
日本:1981年7月4日
製作費 $5,500,000
北米興行収入 $11,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1953年、イギリス、セント・メアリ・ミード。
教会で上映されていたミステリー映画”Murder at Midnight”がクライマックスを迎える。

ところが、映写機の故障で上映は中断され、物語の結末が分からないために人々は残念に思う。

これ以上、観なくても犯人は明らかだと言う、推理好きで知られるジェーン・マープル(アンジェラ・ランズベリー)は、誰が犯人か意見する皆の考えをことごとく否定する。

犯人が誰であるかを皆に伝えたマープルは、映写してくれた牧師(チャールズ・ロイド=パック)に声をかけて、その場を去る。

ある老人はマープルの推理は間違っているかもしれないと考えるが、以前、この映画を観たことがある男性は、彼女が正しいと伝える。

ゴシントン・ホール。
大女優マリーナ・グレッグ=ラッド(エリザベス・テイラー)主演、夫のジェイソン・ラッド(ロック・ハドソン)が監督するハリウッド映画”スコットランドの女王メアリー”の撮影が始まり、屋敷は宿舎となっていた。

ジェイソンのアシスタント、エラ・ジリンスキー(ジェラルディン・チャップリン)は、屋敷の持ち主ドリー・バントリー(マーガレット・コートネイ)に歓迎され、彼女にジェイソンを紹介する。
...全てを見る(結末あり)

ドリーが去った後、精神的に不安定なマリーナのことを考えるジェイソンは、関係を持っていたエラを気遣う。

ジャイルズ(キャロリン・ピクルス)と共に町のフェスティバルに出かけたドリーは、マープルと少佐に挨拶する。

マリーナが現れることを期待したジャイルズは、笑顔で登場した大女優を見て感激する。

催しものの最中、乱入した犬を呼び寄せ、持ち主の少年を注意したマープルは、犬のヒモに引っ掛かり転んでしまう。

その場にいたヘイドック医師(リチャード・ピアソン)に診てもらったマープルは、家に送ってもらう。

その後、撮影スタッフ主催のレセプションが開かれ、マリーナは町長(パット・ナイ)に挨拶する。

エマに案内されてマリーナに会えたファンのヘザー・バブコック(モーリン・ベネット)は感激し、戦時中、慰問公演に来てくれた時に会ったことがあると伝える。

そこにプロデューサーのマーティン”マーティ”N・フェン(トニー・カーティス)と妻で女優のローラ・ブルースター(キム・ノヴァク)が到着し、彼女とマリーナが犬猿の仲であるためにエラは心配する。

エラからローラが来たことを知らされたジェイソンは、驚きながら彼女を歓迎する。

ジェイソンからローラを連れて来た理由を訊かれたマーティは、宣伝のためだと答える。

話し続けるヘザーから、体調不良だったものの、劇場でサインをもらいキスまでさせてくれたと言われてマリーナは、階段にいたローラの姿と、その場に飾られていた聖母子の絵画を見て動揺する。

一瞬、放心状態になったマリーナに気づいた出席者は彼女に注目し、カメラマンのマーゴット・ベンス(マレラ・オッペンハイム)のフラッシュで落ち着いた彼女は、ヘザーにカクテルを勧める。

ジェイソンにカクテルを二杯頼んだマリーナは、話しかけてきたローラと牽制し合う。

この場を混乱させる事態となるため、苛立つジェイソンはマーティを責める。

ジェイソンは、映画を成功させることだけを考えるようにとマーティから言われても納得できない。

その後、カクテルを飲んだヘザーが急死する事件が起きる。

レセプションで給仕を手伝ったマープルの家政婦チェリー・ベイカー(ウェンディ・モーガン)は、詳しく話を聞きたいと言うマープルに、その時の状況を語る。

カクテルをヘザーに渡したのは自分ではなくジェイソンだと話したチェリーは、往診に来たヘイドックを招き入れる。

診察してくれるヘイドックにヘザーのことを話したマープルは、警察に任せるようにと言われ、身近で起きた事件を楽しんでいると思われ、誤解だと伝える。

ヘザーの遺体を調べた検死官(ノーマン・ウーランド)は、大量の睡眠薬”フェノバルビタール”が検出されたために、それが死因だと報告し、毒殺と考えるのが妥当だと判断される。

その報告を聞いた”スコットランドヤード”の主任警部ダーモット・クラドック(エドワード・フォックス)は、叔母マープルの家に向かい歓迎される。

ヘザーの死因は毒殺だと話すダーモットは、マープルがフェノバルビタールが使われたことに気づいていたために驚き、彼女に協力を求める。

ジェイソンは、眠っているマリーナの薬を捨てる。

マープルとダーモットに事件の話をしたチェリーは、マリーナが一瞬、放心状態になった時の表情は異常だったと二人に伝える。

チェリーは、カクテルをこぼしてしまったヘザーがマリーナからグラスを受け取り、それを飲んだことを二人に話す。

殺す相手が別人だったのではないかと言うマープルと意見が一致したダーモットは、ゴシントン・ホールに向かおうとする。

翌日、執事のベイツ(チャールズ・グレイ)に迎えられたダーモットは、対応したエラから、ジェイソンは多忙なため待ってほしいと言われ、彼の作品のことなどを話す。

ローラを連れて来たマーティに腹を立てるマリーナは、ジェイソンから、再起のために尽くしてくれているし、観客は主役の自分だけが目に映ると言われたために機嫌を直す。

しかしマリーナは、容姿の衰えなどで自分に自信が持てない。

一方、自分の魅力に自信があるローラは、主役のマリーナ以上の演技をして注目されることを考える。

エラと話を続けるダーモットは、花粉症の彼女とマリーナが鎮静剤を常用していることを知る。

大女優にも悩みがあることを知ったダーモットは、マリーナの精神状態や子供の話題などは避けていると言われ、それ以上はエラに話してもらえない。

現われたジェイソンに記者だと思われ、相手にされないダーモットは、警官であることを伝えて殺人事件について話し、ターゲットだったと思われるマリーナとの面会を求める。

それを断ったジェイソンは、これ以上マリーナを苦しめたくないとダーモットに伝える。

生まれた子供に先天性の障害があったマリーナは、それ以来、仕事をしていないと話すジェイソンは、再起をかけた作品であるために、彼女の気持ちを察してほしいとダーモットに伝える。

命を狙われたことなどをマリーナに知らせたくないと言うジェイソンは、いつも自分がついているし、エマも彼女に献身的だと伝える。

ダーモットから、エマは自分にも”献身的”なようだと言われたジェイソンは、マーティから電話があり呼ばれたため、車でその場を去る。

その後、マープルと話したダーモットは、エラがジェイソンに惹かれていることを伝え、彼女が第一容疑者のようだと言われて撮影現場に向かう。

衣装合わせとカメラテストが不満な”エリザベス1世”役のローラは、ジェイソンを侮辱しながら楽屋に向かい、待っていたダーモットと話をする。

ローラに殺人の件を話し、マリーナとの関係とトラブルがあったことも尋ねたダーモットは、前回は銃で狙いを外したが、今回は毒殺を考えたのではないかと率直に伝える。

動揺するローラは、可能性の話だと言うダーモットが去った後、彼を罵倒する。

家の中から双眼鏡で庭を観察していたマープルは、くしゃみをしながら電話ボックスに入ったエラに気づく。

電話回線の障害をチェリーに確認したマープルは、問題ないことを知る。

ゴシントン・ホールに電話をかけたマープルは、ベイツが出たためにエラの行動を不思議に思う。

エラからの電話を受けたマーティは、毒を入れたのを見たと言われ、その場にいたダーモットに、相手は役者だったと伝える。

マーティは、自分を疑う様子のダーモットに、プロデューサーの自分が主演女優を殺す理由はないと伝える。

ゴシントン・ホール。
マリーナと面会できたダーモットは、映画は観ないと伝える。

ダーモットは、ヘザーとの会話を説明するマリーナに、その時、放心状態になったことを確認する。

そのことを思いだしたマリーナに、命を狙われる覚えがないか率直に尋ねたダーモットは、戸惑う彼女に、エラとの仲は問題ないかという質問もする。

気分を害したマリーナは、映画の撮影に来ただけだと言って、ジェイソンとエラは自分の支えだとダーモットに伝える。

自分が命を狙わたことを知ったマリーナは、動揺して涙するが、それが出演作の演技だと気づいたダーモットにそのセリフを指摘され、思わず笑ってしまう。

映画は観ないと言ったダーモットが、自分の作品は最低2回は観ていることを知ったマリーナは、彼が自分のことを信じていないとと思い、今朝、届いた脅迫状を見せる。

町一番の美少女と言われた子供時代にも、皆、自分を嫌っているという手紙を受け取ったと言うマリーナは、手に入れたものが奪われる運命の自分を救ってほしいとダーモットに伝える。

その後、スタジオ入りしたマリーナは、若手俳優(ピアース・ブロスナン)を相手に”メアリー・スチュアート”を演ずるが、ローラが気になり演技を中断してしまう。

ジェイソンはマリーナを気遣うが、エラから渡されたコーヒーに毒が入っていると言って、大声を出してその場から去った彼女を追う。

公衆電話に向かったエラは、”自分は見た、人殺し”と相手に伝える。

屋敷に戻ったエラは、くしゃみをしながら部屋に向かい、その場にいたジェイソンから、どこにいたのか訊かれる。

マリーナが飲もうとしたコーヒーに、”ヒ素”が入っていたことを知らせたジェイソンは、それを渡したエラを疑うことができず、何が起きているのか理解できない。

その”男”は見つかると言うエラは、くしゃみが出たために、薬ではなく鼻スプレーを使って症状を和らげようとする。

しかし、それを吸ったエラは倒れて死亡し、気づかないジェイソンはその場を去り、ベイツが彼を見つめる。

駆け付けたダーモットは捜査を始め、ジェイソンから犯人は誰かと訊かれ、マリーナを狙う者だろうと答える。

公衆電話を頻繁に使っていたエラは、容疑者全員に殺人を目撃したと話すダーモットは、彼女はその反応を窺っていたとジェイソンに伝える。

脅迫状の件を黙っていた理由をジェイソンに尋ねたダーモットは、忘れていたと答える彼が、事件は解決すると思っていたため、安易に考え過ぎだと伝える。

屋敷から出て行こうとするマリーナを引き留めたジェイソンは、警察と自分が守ることを約束する。

脅迫状のことを黙っていた理由を訊かれたマリーナは、言っても不安になるだけだと思ったと答える。

明日ホテルに向かうことを約束してくれたジェイソンに、ずっと一緒にいてほしいと伝えたマリーナは、”死ぬまで一緒に”と言う彼の言葉が気になる。

難解な事件に頭を悩ますダーモットに、エラは無実だと伝えたマープルは、少なくとも3人は目撃者がいたはずだと考える。

マープルは、一人目は、目撃しても気にしなかった者、二人目は、殺人が自然過ぎて犯罪だと思わなかった者、三人目は実際に毒を盛った者であり、全体像がまだ見えないと話す。

食後も事件の話をするマープルは、マリーナの表情が凍りついた時に、ヘザーが何を言ったのかを考える。

マリーナにホットチョコレートを運んだジェイソンは、もう薬は必要ないと伝えて、互いの愛を確かめる。

眠っていたマープルは、”牧師だ”と言って目覚める。

翌日、ゴシントン・ホールに向かったマープルは、マリーナと面会しようとするものの、ベイツに断られたために待つことにする。

ベイツからマープルのことを知らされたジェイソンは、彼女を追い払おうとする。

階段にいたマープルは、マリーナが見つめて表情が凍りついた”ベリーニ”の聖母子の絵画を指差しながら、真相は単純だったとジェイソンに伝える。

現われたダーモットに声をかけたマープルは、苛立つジェイソンの言葉を聞かずに、事件のことを話し始める。

辛抱強くヘザーの話を聞いていたマリーナは、階段の方向を見て表情が変わった。

ローラが来たからでもヘザーが気になったのでもなく、マリーナは聖母を見つめて動揺したと話すマープルは、その関係を尋ねるダーモットに、ヘザーが話した言葉を知るべきだと答える。

戦時中の慰問公演でマリーナに会おうとしたヘザーは、舞台の脇で彼女に拍手し、サインをもらいキスしたのだった。

夜中に牧師に電話をして確かめたと言うマープルは、当時ヘザーは”風疹”に感染していたことをジェイソンとダーモットに話す。

それがマリーナに感染したと言うマープルは、その後に彼女が産んだ子には、先天的な障害あったことをジェイソンに確認する。

マリーナは妊娠中に”風疹”にかかったと話すジェイソンに、マープルは、感染した理由は謎だったはずだと伝える。

偶然、ヘザーに病気をうつされたことを知ったマリーナは、彼女を殺すためにカクテルを勧めたのだった。

主催者の夫人として疑われることがないマリーナは、ヘザーのグラスを落とさせて、自分のものを渡した。

自分に脅迫状を送ったマリーナはコーヒーに毒を入れて皆をを欺いたと言うマープルは、脅迫状のことを打ち明けなかった彼女が犯人であることをジェイソンは見破っていたはずであり、妻を守ろうとしたのだと話す。

マリーナに会おうとしたマープルは、彼女が死んだことをジェイソンから知らされ、そんな気がしていたと伝える。

昨晩、ホットチョコレートに毒を入れたと言うジェイソンは、すぐに逮捕されるマリーナを、これ以上、苦しめたくなかったとマープルに伝えて涙する。

部屋に入ったマープルに呼ばれたジェイソンは、マリーナがホットチョコレートを飲んでいないことを知る。

マリーナが自殺していることを知ったマープルはジェイソンを呼び、最後まで見事な女優だったと伝える。

ジェイソンは、自分がホットチョコレートに添えた一輪の花を握り締めて息を引き取ったマリーナに寄り添う。

事件を解決したマープルは、待たせていた車に乗り屋敷を去る。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
1953年、イギリス、セント・メアリ・ミード。
大女優マリーナ・グレッグ=ラッド主演、夫のジェイソンが監督するハリウッド映画”スコットランドの女王メアリー”の撮影が始まる。
宿舎となった屋敷ではレセプションが開かれ、マリーナのファンであるヘザーは彼女と話し、戦時中の慰問公演の際に会ったことがあると伝える。
ところが、ヘザーの話を聞いていたマリーナは、一瞬、放心状態になる。
その後、ヘザーが急死する事件が起き、捜査を始めた”スコットランドヤード”の主任警部ダーモットは、町の住人で推理好きで有名な叔母ジェーン・マープルに協力を求めるのだが・・・。
__________

アガサ・クリスティの原作”鏡は横にひび割れて”を基に、”007シリーズ”などのガイ・ハミルトンが監督し、豪華スター競演で製作された作品。

”エルキュール・ポアロ”と共に、アガサ・クリスティ作品に登場する主人公として知られる”ミス・ジェーン・マープル”が活躍するミステリー。

ポアロとは違い、私立探偵ではない平凡な田舎町の住人である推理好きの婦人ミス・マープルが、独自の発想で事件解決に協力する姿を描く作品。

事件捜査のプロである”スコットランドヤード”の主任刑事が、叔母の才能を頼りにして協力を求め、地道な聞き込みをする形で物語が進行し、クライマックスで主人公がすべての謎を解くという、観る者にとっては非常に解り易い内容に仕上がっている。

同じユーモアの持ち主ではあるが、理屈っぽく個性が強いポアロとは一味違う、冷静なミス・マープルの愛すべきキャラクターが見どころの作品でもある。

主人公のミス・マープルをユーモアをまじえて見事に演じたアンジェラ・ランズベリー、子供に関する悩みが事件に関係することになる、ハリウッドの大女優を貫禄で演ずるエリザベス・テイラー、その夫である映画監督のロック・ハドソン、マリーナ(エリザベス・テイラー)と過去にトラブルもあり、ライバル視していがみ合う女優のキム・ノヴァク、その夫であるプロデューサーのトニー・カーティス、事件を捜査する主人公の甥で”スコットランドヤード”の主任警部エドワード・フォックス、ジェイソン(ロック・ハドソン)のアシスタントであり関係を持つジェラルディン・チャップリン、屋敷の執事チャールズ・グレイ、町医者のリチャード・ピアソン、主人公の家政婦ウェンディ・モーガン、屋敷の持ち主マーガレット・コートネイ、カメラマンのマレラ・オッペンハイム、マリーナに”風疹”をうつしたことで殺害される女性モーリン・ベネット、住民の女性キャロリン・ピクルス、牧師のチャールズ・ロイド=パック、町長のパット・ナイ、検死官のノーマン・ウーランド、撮影監督のリチャード・リーチ、映画技術者のサム・キッド、冒頭のミステリー映画の中の探偵ナイジェル・ストック、そして、マリーナの相手役としてピアース・ブロスナンが端役出演している。


モバイルバージョンを終了