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ザ・レッジ The Ledge (2011)

人妻との愛の代償として死を迫られる男の運命を描く、チャーリー・ハナムリヴ・タイラーパトリック・ウィルソンテレンス・ハワードマシュー・チャップマン他共演、製作、監督、脚本マシュー・チャップマンによるドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:マシュー・チャップマン

製作総指揮:モシュ・ディアマント
製作
マシュー・チャップマン

マイケル・メイラー
マーク・デイモン
脚本:マシュー・チャップマン
撮影:ボビー・ブコウスキー
編集
アレックス・ホール

アン・マクケイブ
音楽:ネイサン・バー

出演
ギャヴィン・ニコルス:チャーリー・ハナム

シェーナ・ハリス:リヴ・タイラー
ジョー・ハリス:パトリック・ウィルソン
ホリス・ルセティ:テレンス・ハワード
クリス:クリストファー・ゴーラム
アンジェラ・ルセティ:ジャクリーン・フレミング

アメリカ 映画
配給 Foresight Unlimited
2011年製作 101分
公開
北米:2011年7月8日
日本:2012年2月18日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $9,220
世界 $610,990


ストーリー ■
ホテルの支配人であるギャヴィン・ニコルズ(チャーリー・ハナム)は、ビルの屋上から投身自殺を図る。
自分が子供を作れない体だと知り、子供達が実の子ではないことも分かり、ショックを受けた刑事ホリス・ルセティ(テレンス・ハワード)は、ギャヴィンを説得するため現場に向う。
正午に飛び降りなければ、別の者が死ぬことになると言うギャヴィンは、ホリスにその理由を語り始める。
同じアパートに越してきた、ジョー・ハリス(パトリック・ウィルソン)と妻シェーナ(リヴ・タイラー)が気になるギャヴィンは、ホテルの就職面談に彼女が現われたために採用する。
その後、ギャヴィンとルームメイとのクリスは、ジョーとシェーナから食事の招待を受ける。
ところが、キリスト教原理主義者のジョーは、ギャヴィンとクリス(クリストファー・ゴーラム)をゲイだと決め付けて、彼らを傷つけてしまう。
それを謝罪したシェーナは、恵まれない身の上と、自分を救ってくれた恩人ジョーのことをギャヴィンに伝え、それをきっかけに2人は親交を深めるのだが・・・。


解説 評価 感想 ■

見た目が普通の若者のようなので、軽い感じに思える主人公が、家族を失い心に傷を負った人物であったという設定がポイントで、神の存在は信ずることはなくても、自分の考えを持つ、哲学的な持論も語るところなどが興味深い。

自殺をしなければならない若者、それを思い止めさせようと説得する刑事、自殺のきっかけを作る夫婦の関係、それぞれの心の重荷を深く掘り下げて描く、脚本家としても知られるマシュー・チャップマンの演出手腕が見ものだ。

人気スターが顔を揃える作品ではあるが、北米公開は、わずか2館の上映に留まった。

愛する人を救うための、厳しい選択を迫られる主人公チャーリー・ハナム、彼に身を捧げて全てを失うヒロインのリヴ・タイラー、その夫で、狂信的なクリスチャンパトリック・ウィルソン、夫婦間の衝撃の秘密を知りながら、主人公を何とか救おうとする刑事、その妻役のジャクリーン・フレミング、主人公のルームメイト、ジャクリーン・フレミングなどが共演している。


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