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王様と私 The King and I (1956)

1951年にブロードウェイで上演されリチャード・ロジャースオスカー・ハマースタイン2世による大ヒット・ミュージカルのオリジナルキャストであるユル・ブリンナーが主演、監督ウォルター・ラング、共演デボラ・カーのミュージカル。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(ミュージカル)


スタッフ キャスト ■
監督:ウォルター・ラング

製作:チャールズ・ブラケット
原作:マーガレット・ランドンAnna and the King of Siam
脚本:アーネスト・レーマン
撮影:レオン・シャムロイ
編集:ロバート・L・シンプソン
美術・装置
ライル・R・ウィーラー
ジョン・デキューア
ウォルター・M・スコット
ポール・S・フォックス
音楽
リチャード・ロジャース
オスカー・ハマースタイン2世
アルフレッド・ニューマン

出演
ラーマ4世ユル・ブリンナー
アンナ・レオノーウェンズデボラ・カー
タプティム:リタ・モレノ
ルイズ:レックス・トンプソン
クララホーム:マーティン・ベンソン
ルンタ:カルロス・リヴァス
チュラロンコーン王子パトリック・アディアート
エリザ:ユリコ
ティアン妃:テリー・サンダース
ジョン・ヘイ卿(イギリス大使):アラン・モウブレイ
ラムゼー大使補佐官:ジェフリー・トゥーン

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1956年製作 133分
公開
北米:1956年6月28日
日本:1956年10月17日
北米興行収入 $21,300,000


アカデミー賞 ■
第29回アカデミー賞

・受賞
主演男優(ユル・ブリンナー
ミュージカル映画音楽・美術(カラー)
衣裳デザイン(カラー)・録音賞(カラー)
・ノミネート
作品・監督
主演女優(デボラ・カー
撮影賞(カラー)


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1862年、シャム(タイ王国)、バンコク
アンナ・レオノーウェンズ(デボラ・カー)が、息子ルイズ(レックス・トンプソン)を連れて現地に到着する。

アンナは、シャム王・ラーマ4世(ユル・ブリンナー)の王子や王女らの家庭教師として招かれ、遥々イギリスからやって来たのだった。

首相クララホーム(マーティン・ベンソン)の出迎えを受けたアンナは、が家を提供する約束などを忘れていることを知り、交渉のために王宮へ向かう。

は、ビルマ(ミャンマー)からの貢物、タプティム(リタ・モレノ)の受け取とりなど、数々の公務をこなしていた。

アンナの訪問を受けたは、有無を言わせず、彼女に王宮に住むよう命令する。
...全てを見る(結末あり)

が、正王妃ティアン(テリー・サンダース)や多くの王子、王女を紹介すると、アンナの気持ちは収まり、子供達の笑顔で希望が沸いてくる。

アンナは、タプティムの沈んだ表情を見て、それが気になり、彼女は、への使者で、恋人のルンタ(カルロス・リヴァス)に会えないことを悲しんでいたのだった。

翌日、授業を始めたアンナは、 シャムが世界の中心で、一番の大国だと信じ込む子供達に、真実を教え込むことに苦労してしまう。

その後、タプティムの恋人ルンタがアンナの元を訪れ、アンナは二人を密かに会わせてあげる。

自分を召使い扱いするに、怒りを露にしたアンナは、家を提供してくれなければイギリスに帰ると言い出す。

しかし、王妃ティアンが、イギリスなどから圧力を受けているの苦悩をアンナに知らせ、彼女はの様子を窺いに行く。

イギリスから、野蛮人呼ばわりされていることを知ったは、調査に来る一行を持て成すため、アンナの協力を得ることになる。

イギリス大使ジョン・ヘイ卿(アラン・モウブレイ)と、補佐官のラムゼー(ジェフリー・トゥーン)ら来賓に対して、アンナは西欧風のもてなしと、シャムの文化を取り入れた余興で歓迎し、晩餐会は大成功に終わる。

宴の後、アンナは、身分を越えて通い合うものを感じながらダンスを踊る。

その頃、ランタはタプティムを宮廷から連れ出してしまい、やがて彼女は捕まってしまう。

野蛮さが戻ってしまったは、タプティムを鞭打とうとして、アンナの説得で思い留まるものの、ランタは死体で発見される。

アンナは、シャムという国とが理解できぬと訴えて、帰国しようとするが、の死が近いことを王妃ティアンから知らされる。

アンナは、や王子、王女に思い留まるよう懇願され、それを受け入れ、は安堵の表情を浮かべながら息を引き取る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
シャム(タイ王国)。
アンナ・レオノーウェンズが、息子ルイズを連れて、シャム王・ラーマ4世の王子や王女らの家庭教師としてイギリスから招かれ、バンコクに到着する。
アンナは、が家を提供する約束を忘れていることを知り、交渉のために王宮へ向かうが、は有無を言わせず、彼女に、王宮に住むよう命令する。
に、正王妃ティアンや多くの王子、王女を紹介されたアンナは、途端に希望が沸いてくる。
その後アンナは、ビルマ(ミャンマー)からの貢物、タプティムの沈んだ表情が気になり、彼女が、への使者で、恋人のルンタに会えないことを悲しんでいたことを知る。
その後、授業を始めたアンナは、 シャムが世界の中心にある大国だと思い込んでいる子供達に戸惑ってしまう。
そんなアンナは、タプティムとルンタを密かに会わせてあげたりもする。
自分を召使いのように扱うに、怒りを露にしたアンナは、帰国すると言い出すのだが、王妃が、イギリスなどから圧力を受けている、の苦悩を彼女に知らせる。
そしてアンナは、イギリスから野蛮人呼ばわりされている、を調査に来る一行を持て成すため、その協力を引き受ける・・・。
__________

1944年に発表された、マーガレット・ランドンの”Anna and the King of Siam”を基に製作された、1946年の同名映画のミュージカル版リメイク。

1999年、ジョディ・フォスターチョウ・ユンファ主演によるリメイク「アンナと王様」が公開された。

第29回アカデミー賞では、そのユル・ブリンナーが主演男優、ミュージカル映画音楽、美術(カラー)、衣裳デザイン(カラー)、録音賞(カラー)を受賞した。
・ノミネート
作品・監督
主演女優(デボラ・カー
撮影賞(カラー)

サイレント時代から活躍していたベテラン監督のウォルター・ラングが監督し、シネマスコープの大画面を見事に生かした、絢爛豪華なセットや衣装は圧巻であり、共にアカデミー賞を受賞した。

但し、タイに限らずアジアの国々を蔑視しているような内容も見られ、タイでは本作を含め、この物語に関するものの上映などは禁止されている。

一世一代の当たり役と言えるユル・ブリンナーは、誇り高きシャムラーマ4世を見事に演じ、映画史上に残る名演を見せてくれる。

彼と共にアカデミー主演賞にノミネートされるが、惜しくも受賞は逃す、デボラ・カーの気品ある美しさと、信念を貫き通すアンナ役も素晴しい。

デボラ・カーの歌の吹き替えは、有名な吹き替え歌手マーニ・ニクソンが担当している。

アンナの助けで恋人と再会できるものの、悲劇が訪れてしまうリタ・モレノ、封建的な宰相マーティン・ベンソンアンナに好意的な王妃テリー・サンダース、アンナの息子レックス・トンプソン、タプティム(R・モレノ)の恋人で、命を落とすカルロス・リヴァス、チュラロンコーン王子パトリック・アディアートイギリス大使アラン・モウブレイ、大使補佐ジェフリー・トゥーンなどが共演している。


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