サイトアイコン That's Movie Talk!

ホットフラッシュ The Hot Flashes (2013)

更年期を迎えた中年女性達がある目的のために30年ぶりにバスケットボール・チームを結成して高校生チームと戦う奮闘を描く、製作、監督スーザン・シーデルマン、主演ブルック・シールズダリル・ハンナヴァージニア・マドセンカムリン・マンハイムワンダ・サイクスエリック・ロバーツ他共演のコメディ・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト
監督:スーザン・シーデルマン
製作
ニナ・ヘンダーソン・ムーア
ブラッド・ヘンニク
スーザン・シーデルマン
脚本:ブラッド・ヘンニク
撮影:フランク・G・デマルコ
編集:出口景子
音楽:マーセロ・ザーヴォス

出演
ベス・ハンフリー:ブルック・シールズ
ジンジャー・ピーボディー:ダリル・ハンナ
クレメンタイン・ウィンクス:ヴァージニア・マドセン
ロキシー・ロサレス:カムリン・マンハイム
フローリン”フロー”クラークストン:ワンダ・サイクス
ローレンス・ハンフリー:エリック・ロバーツ
ポール・ラザリーニ:マーク・ポヴィネッリ
ジョスリン・ハンフリー:シャーロット・グレアム
ケイラ・ラッシュ:アンドレア・フランクル
ミリー・ラッシュ:ジェシカ・ロース
本人:ロビン・ロバーツ

アメリカ 映画
配給 Vertical Entertainment
2013年製作 99分
公開
北米:2013年7月12日
日本:未公開


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
更年期障害のほてり“ホットフラッシュ”に悩むベス・ハンフリー(ブルック・シールズ)は、夫のローレンス(エリック・ロバーツ)と共に、高校生の娘ジョスリンが出場するバスケットボール・チーム”アルマジロズ”の試合を観戦して応援する。

娘のミリー(ジェシカ・ロース)の活躍にはしゃぐケイラ(アンドレア・フランクル)をよく思わないベスは、ローレンスから、ジョスリンのチームメイトの母親の悪口はやめるようにと言われる。

ジョスリンも活躍してチームは勝利し、ベスとローレンスは喜ぶ。

翌日、更年期にはまだ早いと思いながら、新しい趣味でも始めようかとも考えるベスは、亡くなった親友のテスの遺産で運営していた乳がん検診車が、州の援助がなくなったため廃止されることを知る。
...全てを見る(結末あり)

検診車に向かったベスは担当者のモリーと話し、州に申請書を出し忘れたために援助がなくなったことを知り、保健省に問い合わせをする。

更年期のセミナーに出席していたベスは保健省からの返事の電話を受け、乳がん検診車の運営費用には、州の援助を再申請して2万5000ドル用意すれば賄えることを知る。

再申請期限は2か月だと言われたベスは、自分には用意できない金額だったためにショックを受ける。

高校時代を思い出したベスは、バスケットボール・チームを再結成し、高校生チームと試合を組みチケット販売と賭けで資金を用意することを考える。

30年前のメンバーを招集しようとしたベスは、まず、自動車ディーラーを経営するジンジャー・ピーボディー(ダリル・ハンナ)に会いに行く。

ベスから話を聞いたジンジャーだったが、かつては活躍したものの、30歳も年下の高校生との試合に不安を隠せない。

練習に来てほしいとジンジャーに伝えたベスは、夫の後を継ぎ市長を目指すフローリン”フロー”クラークストン(ワンダ・サイクス)を訪ねて話をするものの、絶対に無理だと言われて断られる。

選挙で市長に選ばれることしか頭にないフローに、練習は木曜だと伝えたベスはその場を去る。

ロキシー・ロサレス(カムリン・マンハイム)に会ったベスは、協力を求めるものの断られ練習のことだけを伝える。

スーパーマーケットのレジ係のクレメンタイン・ウィンクス(ヴァージニア・マドセン)に会ったベスは、彼女をチームに誘い、木曜の練習のこととテスのためにやる考えを話す。

バーニングブッシュ高校。
クレメンタインの元夫であるスローター・コーチに会おうとしたベスは、ジョスリンとミリーに呼び止められ、コーチに試合を申し込みに行くと伝える。

本気だとは思っていなかったジョスリンは、ミリーと共に驚く。

スローターから、チャリティでも協力できないと言われたベスは、クレメンタインもチームに加わることを知らせて、逃げたことが噂になると伝えて彼を牽制する。

仕方なくベスの要望を聞き入れたスローターは、第一戦の点差を20点以内に抑えることを条件に試合を受けることにする。

恥をかくと言うローレンスはベスに非協力的で、ジョスリンも周囲の視線を気にする。

木曜日。
フロー以外は練習に参加し、スクエアダンス会場で選挙活動をしていた彼女の元に向かったベスは、明日の3時にも練習があることを伝える。

検診車で会ったモリーがチームのマネージャーになり、翌日の練習に現れたフローは、他の方法で資金集めをするべきだとベスらに助言する。

フローを挑発してチームに入れたベスは、チーム名を”ホットフラッシュズ”にする。

ポスターを作り、ホットフラッシュズ対アルマジロズの試合の宣伝を始めたベスは、ローレンスが局長を務める郵便局に向かう。

その場にいたケイラから試合の収益の分配方法を訊かれたベスは、全額、乳がん検診車の運営費に使うと答える。

ケイラがいることを知ったローレンスは、彼女を意識する。

その後、医師免許をはく奪された獣医師で小人のポール・ラザリーニ(マーク・ポヴィネッリ)に会ったベスは、彼にチームのコーチを頼み、それを引き受けてもらえることになる。

コーチを始めたポールは、勝つために手段を選ばないことをメンバー伝え、ロキシーは、試合の審判をする友人のロイを、LSD入りのパイで買収する。

厳しいトレーニングは続き、クレメンタインとロキシーはチーム内でいがみ合う。

第一戦。
観客席はガラガラで、とても収益を上げられる状況ではないために、ベスらは嘆く。

ポールに気合を入れられたベスらはコートに向かい、試合始まるものの、アルマジロズに圧倒される。

25点差をつけられたホットフラッシュズは、後半に挽回して19点差で試合を終える。

同性愛者のジンジャーに胸を触られたと訴えたミリーは、ジョークだったことを認め、そのウソで試合が台無しになったと考えるベスに対し、ケイラは、どうせバレていると言って娘を擁護する。

ミリーがミニゴルフ場でダリルといかがわしいことをしていたのを知っていたベスは、今度ジンジャーを侮辱したら、Facebookに投稿すると言って彼女を脅す。

ケイラは、ミリーを脅すベスに自分にも考えがあると言ってその場を去る。

生甲斐を見つけたかのように夜も練習をするベスをが、そろそろ飽きる頃かと思うローレンスだったが、ジョスリンから、今回は本気のようだと言われる。

車に落ちていたヘアピンのことを、帰宅したローレンスに問い詰めたベスだったが、彼は何も答えない。

ミリーのことで仲間外れになってしまったジョスリンはベスを非難し、部屋に閉じこもる。

第二戦。
掛け金も上がらず観客が増えないことをモリーから知らされたポールは、強気で攻めろと言って皆に渇を入れる。

ロイが審判を務め、ロキシーに借りがある彼は、ホットフラッシュズホットフラッシュズに有利なジャッジをする。

ホットフラッシュズは前半でリードし、タイムアウト寸前にフローが得点してチームは逆転勝ちする。

バーで祝勝会を開いたベスらは、地元新聞社の記者の取材を受ける。

ベスらは、宣伝になれば試合の観客も増えると考える。

今日は魅力的だと皆から言われたベスは気分を良くして、郵便局で残業をしているはずのローレンスの元に向かい、彼を驚かせようとする。

ロキシーにバイクで送ってもらったベスは、局内でローレンスがケイラと愛し合っているのを目撃してしまいショックを受ける。

帰宅したベスは、戻ってきたローレンスの弁解を訊こうとしなかった。

翌朝、ジョスリンが登校した後で、ベスは、夫が単身赴任中のケイラを愛しているのかをローレンスに問う。

倦怠期で相手にもしてくれず、バスケットボールで18歳に戻れても自分は満足できないと言うローレンスは、ケイラで昔に戻れるとベスに伝えてその場を去る。

練習にも出てこないベスの様子を見に行ったジンジャーらは、新聞で話題になり、他のチームも注目していることを伝えて彼女を説得する。

高校の体育館に向かったベスらだったが、スローターから、理事会が子供達に悪影響を与えると判断し、最終戦はキャンセルとなったことを知らされる。

理事会の定例会で意見を述べたベスは、喫煙や審判の買収などで苦情を提出した、ケイラの署名入りの書類を見せられる。

態度を改めることを伝えて再検討を求めたベスは、かつてチアリーダーだった理事達の妻がチームを再結成し、第三戦のハーフタイムに出演することになり興奮していると伝える。

ベスから確認するようにと言われた理事達は、妻に電話をする。

帰宅したベスは、ケイラと別れると言わないローレンスに、その気がないのなら最終戦には来てほしくないと伝える。

第三戦。
観客席は満員になり、掛け金も合わせれば2万5000ドルになることをポールから知らされたベスらは、テレビの人気番組”グッド・モーニング・アメリカ”のスタッフが取材に来るとも言われて興奮し、ロキシーがインタビューを受けることになる。

ロビン・ロバーツのインタビューを受けたロキシーは、かつて乳がんになったことがある彼女から励まされる。

ロキシーの夫ティトやジンジャーのパートナー、ジュエルも会場に現れ、ベスは、ローレンスが来ないことを気にする。

試合は始まり、ホットフラッシュズは10点差をつけられてハーフタイムとなり、理事達の妻のチアリーダー・チームのショーが始まる。

ローレンスのことが気になるベスは、ポールや皆に励まされながら後半戦に挑む。

ホットフラッシュズは同点に追いつき、その後も接戦が続き、夫と共に観戦するケイラは、ローレンスが現れたことに気づく。

ミリーがベスの足を蹴り転倒させてしまい、ポールはタイムアウトを取る。

ポールの指示を受けるベスは、観客席のローレンスに気づく。

母ベスにしたことをジョスリンに批判されたミリーも、父が来ていることに気づく。

ミリーの態度に腹を立てたジョスリンは、チームメイトにミリーが陰でしていることを教える。

チームメイトに恨まれながらミリーはコートに向かうものの、ボールを渡してもらえない。

猛反撃するホットフラッシュズは、1点差残り38秒でボールを奪い、ベスのシュートが決まり逆転で勝利する。

試合後、ローレンスから誇りに思うと言われたベスは、第4ピリオドまで現れなかった理由を問う。

清算したのではなくケイラに捨てられたと言われたローレンスは、どちらでも関係ないことで、もう終わったとベスに伝える。

納得しないベスはローレンスから車のキーを受け取り、自分達も終わりだと言ってその場を去ろうとする。

ローレンスから、その年で独りで暮らせるのかと言われたベスだったが、無理かもしれないが、独りではないと伝えて立ち去る。

半年後。
検診車を復活させたベスは、フローが市長に当選したことを仲間達と共に喜ぶ。

ミリーは妊娠してカフェでバイトし、ジョスリンは大学に進学していた。

ベスは、評判になったブログで稼ぐことができ、ポールは、検診車を任されたモリーと愛し合うようになる。

そして、ベスと仲間達の友情は深まる。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
更年期障害のほてり“ホットフラッシュ”に悩むベス・ハンフリーは、亡くなった友人の遺産で運営されていた乳がん検診車が、州の援助申請が遅れたために廃止されることを知る。
運営費に2万5000ドル必要だと知ったベスは、高校時代のバスケットボール・チームを再結成し、地元高校のチームとチャリティ試合を行い、その収益などで運営費を捻出することを考える。
かつてのメンバー、ジンジャー、クレメンタイン、ロキシー、フローに声をかけたベスは、獣医師のポールにコーチを頼み、30年ぶりにチームを再結成し、試合に挑むためにトレーニングを始めるのだが・・・。
__________

「マドンナのスーザンを探して」(1985)、「シー・デビル」(1989)、テレビ・シリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」などを監督したスーザン・シーデルマンが、製作も兼ねて監督した作品。

更年期を迎えた怖いもの知らずの女性達が、一つの目的のために、トラブルを抱えながらも奮闘する姿を愉快に描いたコメディ・ドラマ。

中年女性の逞しさなどを女性の視点で捉えた、スーザン・シーデルマンの”豪快”な演出が見所の作品。

主な出演者はほとんどが女性であり、主演のブルック・シールズをはじめ、180cm前後の長身の女優を揃えたキャスティングにも注目したい。

かつて一世を風靡した美少女ブルック・シールズも50歳に近づき、目標もなく更年期障害に悩まされながら、目的を探し奮闘する普通の女性をいい雰囲気で演じている。

主人公と共に青春を取り戻すチームのメンバー、ダリル・ハンナヴァージニア・マドセンカムリン・マンハイムワンダ・サイクス、主人公の夫エリック・ロバーツ、彼と浮気をするアンドレア・フランクル、その娘ジェシカ・ロース、獣医師であるチームのコーチ、マーク・ポヴィネッリ、主人公の娘シャーロット・グレアム、”グッド・モーニング・アメリカ”のインタビュアー、ロビン・ロバーツが本人役で登場する。


モバイルバージョンを終了