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ゲームプラン The Game Plan (2007)

気ままな生活を送る独身のプロ・フットボーラーが突然、現れた娘の扱いに悪戦苦闘する姿を描く、監督アンディ・フィックマン、主演ドウェイン・ジョンソンマディソン・ペティスキーラ・セジウィック他共演のハート・ウォーミング・アクション・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ

ドウェイン・ジョンソン / Dwayne Johnson / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:アンディ・フィックマン
製作
ゴードン・グレイ
マーク・シアーディ

製作総指揮:リチャード・ルーク・ロスチャイルド
原案
ニコール・ミラード
キャスリン・プライス
オードリー・ウェルズ

脚本
ニコール・ミラード
キャスリン・プライス
オードリー・ウェルズ

撮影:グレッグ・ガーディナー
編集:マイケル・ジャブロウ

音楽:ネイサン・ワン

出演
ドウェイン”ザ・ロック”ジョンソン:ジョー・キングマン
マディソン・ペティス:ペイトン・ケリー
キーラ・セジウィック:ステラ・ペック
ロゼリン・サンチェス:モニーク・ヴァスケス
モリス・チェスナット:トラヴィス・サンダース
ヘイズ・マッカーサー:カイル・クーパー
ブライアン・ホワイト:ジャマール・ウェバー
ペイジ・ターコー:カレン・ケリー
ジャマール・ダフ:クラレンス・モンロー
ゴードン・クラップ:マーク・マドックス
ケイト・ノタ:タチアナ
ローレン・ストーム:シンディー・ザ・ナニー

アメリカ 映画
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
2000年製作 110分
公開
北米:2007年9月28日
日本:未公開
製作費 $22,000,000
北米興行収入 $90,636,980
世界 $147,880,540


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
プロ・フットボール界のスーパースター、ジョー・キングマン(ドウェイン・ジョンソン)は、愛犬スパイクと共に優雅な独身生活を満喫していた。

ある日ジョーの高級マンションに、ペイトン(マディソン・ペティス)という8歳の少女が訪ねてくる。

ペイトンは、いきなり、自分がジョーの娘だと言い出して、1ヶ月預かってほしいという母親の手紙と出生証明書を見せる。

エージェントのステラ(キーラ・セジウィック)に相談したジョーだったが、ペイトンの母親と、彼が確かに9年前に結婚していたことがわかり、逃れられない状況になってしまう。

仕方なくトレーニングにペイトンを同行させたジョーだったが、彼女に、アレルギーのシナモン入りクッキーを食べさせられ、呂律が回らなくなってしまい、同僚達にからかわれてしまう。
...全てを見る(結末あり)

お菓子に食事、さらに寝る前のお話まで、ペイトンに注文をつけられたジョーは、逆に彼女のお話でリラックスして眠ってしまう。

ペイトンの扱いに悪戦苦闘していたジョーは、ナイト・クラブのオープニング・パーティーに、彼女を連れて行き置き去りにしてしまい、ゴシップネタとして叩かれてしまう。

イメージダウンとなったジョーは、CMスポンサーから契約を解除されそうになる。

ステラは、ジョーのイメージアップのために、スポーツカーからミニバンに替えさせ、ペイトンの子守を見つけて、自分達のビジネスに支障が出始めたことで、彼女を邪魔者扱いし始める。

釈明会見を開いたジョーは、記者達を上手く説得できずに席を立とうとするが、ペイトンがそれをカバーし、ジョーは高い代償を払わされることになる。

ペイトンをバレエ学校に入れたジョーは、美しい校長のモニーク・ヴァスケス(ロゼリン・サンチェス)に出会うが、彼はそこを託児所のように考えてしまう。

モニークはジョーに抗議し、バレエがスポーツでないという彼の鼻を明かし、徹底的にしごいてしまう。

ジョーは、ペイトン用の部屋を作り何とかご機嫌を取ろうとするが、ママが欲しいという彼女は駄々をこねる。

仕方なくジョーは、ペイトンの望み通りバレエ学校の仲間を連れて外出することになるが、子供達に手こずり、困り果てモニークに助けを求める。

ペイトンの心を掴もうとしたジョーは、モニークの助言で彼女とバレエを習い始める。

さらにジョーは、トレーニングにペイトンを連れて行き、彼女はチームのマスコットとなる。

ペイトンのバレエの発表会の日、チームメイトに冷やかされながらジョーもステージに上がり、その素晴らしい舞台に観客は大喝采を贈る。

モニークとランチを共にしたジョーとペイトンだったが、彼女がナッツ・アレルギーの発作を起こして、病院に運び込まれる。

幸い症状は軽かったが、そこにペイトンの叔母カレン(ペイジ・ターコー)が現れ、彼女の母親が、半年前に交通事故で亡くなっていたことが分かる。

カレンはペイトンを連れ帰ると言い出すが、ジョーは彼女を手放したくないことを伝える。

しかしペイトンは、自分がジョーの選手生命やCM契約の妨げになることを察し、カレンと帰ることを伝える。

ペイトンがいなくなった部屋で、ジョーは、彼女の存在を知らせようとしていた元妻の手紙を見つける。

ジョーは、元妻が、活躍し始めた自分のために、それを隠していたことを知る。

ジョーは、チームメイトのトラヴィス・サンダース(モリス・チェスナット)に、ペイトンが宝物だと言うことを素直に伝えろとアドバイスされる。

そしてチャンピオンシップ・ゲームの試合前、”邪魔者”が消えて集中ができると記者に言われたジョーは、それを否定してペイトンと暮らしたいと語る。

カレンはそのインタビューをテレビで見て、ジョーの気持ちを察し心が痛む。

試合は始まり、気落ちするジョーのプレーは精細がなく、彼は、前半終了間際に激しいタックルを受けて退場してしまう。
控え選手に出場を譲ったジョーは、安静にしていたが、ペイトンがカレンと現れ、彼に一緒に暮らしたいことを伝えて激励する。

カレンはジョーを父親と認め、ペイトンはジョーが試合に復帰することを望む。

ジョーはペイトンと共にフィールドに戻り、彼女からいつも質問を受けていた、”人生最高の出来事”に対し、”お前と出会えたことだ”と答える。

残り時間1分、ゴールまで65ヤード、ジョーは倒されながら残り24ヤードまで前進し、次のプレーでパスを成功させてタッチダウンを決めて勝利する。

そしてジョーは、2500万ドルのCM契約料や優勝よりも、大切な娘ペイトンを手に入れる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
プロ・フットボール界のカリスマ、スター・プレーヤーで、リッチな独身生活を送るジョー・キングマンの前に、ある日、娘だという8歳の少女ペイトンが現れる。
驚いたジョーは、エージェントのステラに相談するが、ペイトンの母親と彼が、確かに9年前に結婚していたことが分かる。逃れられない状況になったジョーは、仕方なくペイトンと暮らすことになる。
しかし、ジョーは自由気ままな生活を奪われて、トレーニングにも身が入らないまま、彼は疲れ果ててストレスの限界に達してしまう・・・。
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肉体派アクション・スターのドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)自身が、大学チャンピオンとなったことがあるフットボールの特技を生かし、その巨体(周りがデカいのでそれほど際立たない)と小さな少女との凸凹コンビ振りも楽しいキッズ・ムービーではあるが、迫力ある華々しいフットボール界や裏話、リッチで洗練された雰囲気ほんのり漂うロマンスの予感など、ユーモアを交え、大人でも十分に楽しめる作品になっている。

北米では約9100万ドルの興行収入を記録し、全世界では1億5000万ドルに迫るヒットとなった。

男臭い派手な作品が似合うドウェイン・ジョンソンだが、純粋なコメディにも違和感なく順応し、そのたどったキャリアを見ていくと益々アーノルド・シュワルツェネガーに似てきた感じだ。

ディズニー・チャンネルでも活躍する、やんちゃな少女マディソン・ペティス、契約のことしか頭にないエージェント、キーラ・セジウィック、清潔感のあるバレエ学校校長のロゼリン・サンチェス、少女の後見人の叔母ペイジ・ターコー、主人公のチームメイト、モリス・チェスナットブライアン・ホワイトジャマール・ダフなどが共演している。


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