もしも君に恋したら。 The F Word (2013)

シャントリーのアパートに着いたウォレスは、また会うことを約束して彼女から電話番号をもらうが、同棲中の恋人がいることを知る。

家に戻り部屋の窓から屋根に登ったウォレスは、シャントリーから受け取ったメモを捨てる。

姉のエリー（ジェミマ・ルーパー）とその息子のフェリックスと暮らしていたウォレスは、平凡な日々を過ごしていた。

映画館に”プリンセス・ブライド”を観に行ったウォレスは、その場で偶然シャントリーと出くわす。

一人で観に来たウォレスと、恋人が来れなかったと言うシャントリーとダイナーに向かう。

ピクルスのフライなどを食べながら、医大を中退したことをシャントリーに話したウォレスは、彼女をアパートに送り、友達になることで互いに同意する。

その後、二人は、メールやデートをして親交を深め、恋人ベン（レイフ・スポール）にウォレスを会わせたくなったシャントリーは、彼を夕食に招待する。

ウォレスは、シャントリーとのことをアランに話す。

現れたウォレスを歓迎したシャントリーは、ベンと妹のダリア（ミーガン・パーク）を紹介する。

ベンが国連で働いていると聞いていたウォレスは、彼が国際著作権を専門とする弁護士協会に属していることを知る。

シャントリーと寝たいかと訊かれたベンは戸惑い、自分達の仲を引き裂こうなどとは思うなと言われる。

トウガラシを切っていたベンはそれを目に入れてしまい、痛さのあまり暴れたために窓から落ちてしまう。

ベンは救急車で病院に運ばれ、診察の結果、朝には退院できると言われる。

両親は医師であり、父が心臓外科医で母が整形外科医だとシャントリーに話したウォレスは、プロポーズの場所もロンドンの病院だと伝える。

両親はが7歳の時に離婚したことを話していたウォレスは、元恋人で医師のメイガンが現れたためにシャントリーを紹介し、彼女の恋人が窓から落ちたことを伝える。

様々な説明をしようとしたメイガンは、ウォレスから自分のことは何も聞いていないとシャントリーから言われたためにその場を去る。

退院したベンから話があると言われたシャントリーは、交渉責任者としてヨーロッパに向かい、ダブリンに住み各国を飛び回ることになると言われる。

遠距離恋愛が嫌なら断ると言うベンに、シャントリーは素晴らしいチャンスだと伝える。

アランとフェリックスの空手大会の応援に行ったウォレスは、同行したニコールから、恋は不純なのでシャントリーと付き合うべきだといわれる。

シャントリーとブティックに向かったウォレスは、試着室でドレスが脱げなくなった彼女を手伝い、いい雰囲気になる。

ウォレスはシャントリーにキスしようとするものの、それに応じようとした彼女は思い止まる。

シャントリーのことでアランに相談しようとしたウォレスだったが、まともな話にならない。

ダブリン行きのオープンチケットをシャントリーに渡して、いつでも来てほしいと伝えたベンは旅立つ。

その後、ヨーロッパ各国を回るベンからの便りや電話はあるものの、寂しい思いをするシャントリーは、行動を共にするウォレスと楽しい時間を過ごす。

二人は互いの恋愛経験などを話し、ウォレスは、メイガンとは浮気し合い最悪な気分になったことを伝える。

母を乳がんで亡くしたことがシャントリーの最悪な出来事だと知ったウォレスは、つまらない話をしたことを謝罪する。

同僚で友人のベッキー（ジョーダン・ヘイズ）とタビー（メイガン・ヘファーン）そしてダリアと話をするシャントリーは、ウォレスの話題になる。

一方ウォレスは、アランからシャントリーとうまくやる方法を伝授される。

アランとの結婚を決めたニコールから、さっさとシャントリーをものにするようにと言われたウォレスは、花婿の付添人を務めることになる。

結婚式で二人のためにスピーチするウォレスは愛について語り、シャントリーは彼の言葉が気になる。

シャントリーは、パーティー後にウォレスと共にダリアのアパートまで送ってもらう。

シそこで降りようとしたウォレスはシャントリーと別れて、送ると言うダリアと共に家に向かい、彼女に迫られてしまう。

憤慨するシャントリーのことが思い浮ぶウォレスはそれを拒み、ダリアに車から放り出される。

シャントリーからの電話を受けたベンは、会議に出席していたために焦る。

ダリアから、ウォレスが自分に恥をかかせたことを聞いていないか訊かれたシャントリーは、聞いていないと答える。

シャントリーは、ダリアからウォレスとは付き合わない方がいいと言われる。

上司のホリーから、台湾の企画をジョシュ（ジョナサン・チェリー）に任せたのは失敗だったと言われたシャントリーは、彼の代わりを任せることと昇進を打診される。

アランとニコールと共にビーチで過ごしたウォレスとシャントリーは、泳ぐことになり全裸で水に入る。

水から上がった二人はアランとニコールが服を隠したことに気づき、焚火には寝袋が用意されていた。

一緒に寝袋に入り一夜を過ごしたウォレスとシャントリーは、翌朝、服が戻っていることに気づく。

気分を害したウォレスとシャントリーは、アランとニコールと口をきく気になれなかった。

ベンに会いたくなりダブリンに向かったシャントリーだったが、彼が同僚のジュリアン（ウーナ・チャップリン）と戻ったために驚く。

ジュリアンが隣の住人だと話すベンは、疑ってはいないと言うシャントリーに、黙って来た理由を尋ねる。

驚かせたかったと言うシャントリーとベンは、愛を確かめる。

しかし、ベンの滞在が半年延びる可能性があることを知ったシャントリーは不満だった。

アランと話したウォレスは、喧嘩したニコールが出て行ったことを知り、ビーチの件を謝罪されるものの、恋愛についての意見が合わない。

シャントリーに会いに行ったウォレスは、ダリアから、彼女がダブリンに行ったことを知らされる。

ベンと結婚するシャントリーとの関係に望みはないと言われたウォレスは、ショックを受ける。

ダブリンに向かいベンのアパートを訪ねたウォレスは、シャントリーはいないと言う彼に殴られる。

シャントリーからのメッセージを聴いたウォレスは、彼女がトロントに戻ったことを知る。

トロントに戻りダイナーでシャントリーに会ったウォレスは、傷のことを訊かれるものの、ニンジャに襲われたと答える。

ダブリンに行ったことと、これからの構想を話そうとしたシャントリーは、ウォレスの傷が気になり、彼からベンに殴られたと言われる。

その理由を訊かれたウォレスは、気持ちを伝えたかったとシャントリーに話す。

ウォレスが自分とベンを別れさせるつもりだったことを知ったシャントリーは、初めて会った時からそう思ったと言われ、友達になろうと言ったのはウソだだったのかを問う。

下心はなかったと言うウォレスは、密かに愛していただけだと伝える。

夜のビーチでは明らかに誘っていたと伝えたウォレスは、あの時に態度と今日、会ったのは間違いだと言って席を立つシャントリーを引き留める。

台湾に行き1年は戻ってこないと言うシャントリーは、自分にとって大きなチャンスだとウォレスに伝えてその場を去る。

ダリアから行くべきではないと言われたシャントリーは、ウォレスに酷いことを言ったことを後悔して迷う。

アランとニコールに医大に戻る考えを伝えたウォレスは、後悔しないかと言われるものの、正しい決断だと思うことを伝える。

ニコールの妊娠を知ったウォレスは喜び、シャントリーの送別会に誘われるものの、もう別れは済んだと伝えて断る。

送別会は始り、シャントリーは来客が気になる。

屋根に登ったウォレスは、携帯電話のシャントリーの連絡先を削除しようとする。

現れたウォレスを歓迎して話をしたシャントリーは、互いに謝罪して、彼に、かつてその話題で盛り上がった、プレスリーの大好物だった”フールズ・ゴールド・ローフ”をプレゼントする。

ウォレスからの送別のプレゼントも同じものだったために驚いたシャントリーは、これきりで関係を終わらせたくないという意見で彼と一致し、そして二人は求め合う。

1年半後。
シャントリーを追って台湾に向かったウォレスはトロントに戻り、彼女と結婚して家族や友人に祝福される。

パーティーを終えて屋根に登ったウォレスとシャントリーは、愛を確かめる。