| 雪原を往く孤独なカウボーイ。 非情な法と友情の間で揺れる男の挽歌・・・ 監督アンソニー・マンと主演ジェームズ・スチュアートをはじめ、「ウィンチェスター銃’73」(1950)のスタッフにより製作された作品。 共演ルース・ローマン、コリンヌ・カルヴェ、ウォルター・ブレナン、ジョン・マッキンタイア他共演の西部劇。 |
・西部劇
・ジェームズ・スチュアート / James Stewart / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:アンソニー・マン
製作:アーロン・ローゼンバーグ
原案:ボーデン・チェイス
脚本:ボーデン・チェイス
撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ
編集:ラッセル・F・ショーエンガース
音楽:ジョセフ・ガーシェンソン
出演
ジェフ・ウェブスター:ジェームズ・スチュアート(牛を売り金の採掘しようとする旅人)
ロンダ・キャッスル:ルース・ローマン(酒場の経営者)
ルネ・ヴァロン:コリンヌ・カルヴェ(ロンダの店で働く女性)
ベン・テイタム:ウォルター・ブレナン(ジェフと行動を共にする友人)
ギャノン判事:ジョン・マッキンタイア(町の支配者)
ルーブ・モリス:ジェイ・C・フリッペン(ベンの友人/保安官)
ケッチャム:ハリー・モーガン(ロンダの部下)
アイヴス:スティーヴ・ブロディ(ロンダの部下)
ホミニー:コニー・ギルクリスト(食堂の共同経営者)
バート・マッデン ロバート・J・ウィルク(ギャノンの手下)
ダスティ:チャビー・ジョンソン(採掘者)
ルーク:ロイヤル・ダノ(採掘者)
ヴァロン医師:ユージン・ボーデン(ルネの父親)
フランク・ニューベリー:ジャック・イーラム(保安官補)
ユーコン・サム:エディ・ウォーラー(採掘者/保安官)
グリッツ:キャスリーン・フリーマン(食堂の共同経営者)
モラセス:コニー・ヴァン(食堂の共同経営者)
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1954年製作 97分
公開
北米:1954年10月22日
日本:1955年3月19日
■ ストーリー ■
1896年、シアトル。
ワイオミングから牛を運んで来たジェフ・ウェブスター(ジェームズ・スチュアート)は、友人のベン・テイタム(ウォルター・ブレナン)と共に、蒸気船に牛を積み込み、”クロンダイク・ゴールドラッシュ”に沸く、カナダのユーコン準州のドーソン・シティに向かおうとする。
ジェフは、殺人罪で捕らえられそうになるが抵抗し、乗客のロンダ・キャッスル(ルース・ローマン)の部屋に匿われる。
その後ジェフは、ベンと友人でアル中のルーブ・モリス(ジェイ・C・フリッペン)と共に船内の部屋に隠れる。
アラスカのスカグウェイに到着したジェフは、牛の群れを暴走させて船から逃げる。
ジェフは、牛の暴走で絞首刑を妨害したことでギャノン判事(ジョン・マッキンタイア)の怒りを買い、逮捕拘留される。
ジェフは、同じ牢屋に拘留された、フランス系カナダ人のヴァロン医師(ユージン・ボーデン)の娘ルネ(コリンヌ・カルヴェ)に出会う。
ロンダが経営する酒場でジェフの裁判が行われ、ギャノンは、殺人については無罪にするが、牛は罰金の代わりに没収する。
ジェフとベンは、ロンダがドーソン・シティに運ぶ物資輸送のガイドを手伝い、食料を報酬として受け取ることになる。
ロンダの店で働くルネは、親しくなったジェフに惹かれる。
翌朝、ルーブも伴い出発したジェフとベンは、その日は山間で野営し、夜中に3人はスカグウェイに戻る。
牛を取り戻したジェフだったが、追ってきたルネから、ギャノンにバレたことを知らされる。
ルネに、ベンらを国境に向かわせるよう指示したジェフは、追ってきたギャノンらを迎え撃つ。
国境まで追ったギャノンは、戻ったら処刑するとジェフに伝えて引き返す。
ロンダらの元に戻ったジェフは、牛の群れと共にドーソン・シティに向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“A stark exploration of rugged individualism set against the unforgiving Alaskan frontier, where a man who wants only to be left alone discovers that neutrality is a luxury he cannot afford in the face of absolute tyranny.”
(容赦ないアラスカの辺境を舞台に描かれる、荒々しい個人主義への剥き出しの探求。ただ放っておいてほしいと願う一人の男は、絶対的な暴君を前にして、中立でいることは自分には許されない贅沢なのだと気づくことになる。)
監督アンソニー・マンと主演ジェームズ・スチュアートの黄金コンビをはじめ、「ウィンチェスター銃’73」(1950)のスタッフにより製作された作品。
共演ルース・ローマン、コリンヌ・カルヴェ、ウォルター・ブレナン、ジョン・マッキンタイア他共演の西部劇。
上記のように、「ウィンチェスター銃’73」(1950)のスタッフによる作品だけあり、細部にまでこだわる手抜きのない演出、セットに頼らない、美しい大自然を映し出す映像もすばらしい見応えある作品。
主演のジェームズ・スチュアートは、他人や町の出来事に干渉しない主人公を淡々と演じ、終盤に向けて、悪に立ち向かう男を熱演している。
主人公を利用するものの、やがて思いは愛に変わる酒場のオーナーを魅力的に演ずるルース・ローマン、主人公に惹かれる快活な女性コリンヌ・カルヴェ、主人公と行動を共にするウォルター・ブレナン、町を支配する判事ジョン・マッキンタイアなどが共演している。
