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太鼓 The Drum (1938)

反乱で父王を亡くした王子が協定を結んだイギリス軍と共に戦う姿を描く、製作アレクサンダー・コルダ、監督ゾルタン・コルダ、主演サブーレイモンド・マッセイロジャー・リヴジーヴァレリー・ホブソンデヴィッド・ツリー他共演のアドベンチャー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ゾルタン・コルダ
製作:アレクサンダー・コルダ
原作:A・E・W・メイソン
脚色:ラホス・ビロ
脚本
アーサー・ウィンペリス
パトリック・カーワン
ヒュー・グレイ
撮影
ジョルジュ・ペリナール
オズモンド・ボラデイル
編集:ヘンリー・コーネリアス
音楽:ジョン・グリーンウッド

出演
アジム王子:サブー
グール王子:レイモンド・マッセイ
カラザース大尉:ロジャー・リヴジー
マージョリー・カラザーズ:ヴァレリー・ホブソン
エスコット中尉:デヴィッド・ツリー
ビル・ホルダー:デズモンド・テスター
総督:フランシス・L・サリヴァン
ボンド少佐:アーチボルド・バティ
マーフィー軍医:フレデリック・カリー
モハメド・カーン:アミッド・タフタザニ
ザルーラ:ローレンス・バスコム
ワファダール:ロイ・エマートン
ムラー:マイケル・マーティン・ハーヴェイ
ヘリック:マーティン・ウォーカー
グレゴフ少佐:ロナルド・アダム
ラジャブ:チャールズ・オリヴァー
軍曹:ジュリアン・ミッチェル
ダンサー:ミリアム・ピアリス

イギリス 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1938年製作 104分
公開
イギリス:1938年4月7日
北米:1938年9月29日
日本:未公開


ストーリー
イギリス領インド帝国
イギリス軍のカラザース大尉(ロジャー・リヴジー)は、政情不安地帯である北西の辺境”デュアランド・ライン”で、密輸された武器を追跡する潜入捜査を行っていた。
ペシャワール
カラザースは、本格的な反乱の火種が潜んでいることを恐れ、それを未然に防ぐため、イギリス総督(フランシス・L・サリヴァン)に、地域の王国トコットとの友好関係を築くことを提案し、王子アジム(サブー)に近づくことを考える。
総督の姪である妻マージョリー(ヴァレリー・ホブソン)に別れを告げたカラザースは、部隊と楽団を率いてトコットに向かう。
イギリス軍が近づいたことを知ったアジムは、父王から出迎えるよう指示される。
カラザースに挨拶したアジムは、彼らを連れて宮廷に向かう。
王の弟グール王子(レイモンド・マッセイ)は、イギリスとの友好関係に興味を示さず、軍が撤退した後に王と決着をつけようとする。
アジムは、楽団の太鼓に興味を持ち、その持ち主である楽団員の少年ビル・ホルダー(デズモンド・テスター)と親しくなり、太鼓のたたき方を教えてもらう。
カラザースは、王の使者モハメド・カーン(アミッド・タフタザニ)と話し合い、王が協定に署名する考えを知る。
モハメドは、協定に反対するグールを警戒するよう、カラザースに忠告する。
トコットとの協定は交わされ、カラザースは、部隊と共に宮廷を去る。
それを確認したグールは行動を開始し、王を暗殺して王位を簒奪する。
父王の死を知ったアジムは、忠実なワファダール(ロイ・エマートン)とラジャブ(チャールズ・オリヴァー)に救われて逃亡し、ペシャワールに向かうのだが・・・。


解説 評価 感想
製作アレクサンダー・コルダ、その弟ゾルタン・コルダが監督し、主演はサブーレイモンド・マッセイロジャー・リヴジーヴァレリー・ホブソンデヴィッド・ツリーなどが共演した作品。

反乱で父王を亡くした王子が協定を結んだイギリス軍と共に戦う姿を描くアドベンチャー。

内容的に、イギリス側のプロパガンダという批判はあったものの、王位を奪う陰謀や、それに立ち向かう勇気などが緊迫感ある映像で描かれ、スケール感と迫力ある戦闘場面など見応えある作品。

イギリスとの協定により協力して反乱を制圧する王子のサブー、兄である国王を暗殺して王位を奪った王子レイモンド・マッセイ、主人公に協力するイギリス軍の指揮官ロジャー・リヴジー、その妻ヴァレリー・ホブソン、中尉のデヴィッド・ツリー、部隊の楽団で太鼓を担当するイギリス人の少年デズモンド・テスター、イギリス総督のフランシス・L・サリヴァン、カラザース(ロジャー・リヴジー)の上官である少佐アーチボルド・バティ、軍医のフレデリック・カリー、王の従者アミッド・タフタザニ、カラザースの従者ローレンス・バスコム、アジム王子の従者ロイ・エマートンチャールズ・オリヴァー、王の予言者マイケル・マーティン・ハーヴェイ、情報屋のマーティン・ウォーカー、トコット軍の少佐ロナルド・アダム、イギリス軍の軍曹ジュリアン・ミッチェル、ダンサーのミリアム・ピアリスなどが共演している。


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