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355 The 355 (2022)

世界を危機から救おうとする各国の女性工作員の戦いを描く、製作、監督、脚本サイモン・キンバーグ、製作、主演ジェシカ・チャステインペネロペ・クルスファン・ビンビンダイアン・クルーガールピタ・ニョンゴエドガー・ラミレスセバスチャン・スタンジェイソン・フレミング他共演のサスペンス・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ジェシカ・チャステイン / Jessica Chastain / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:サイモン・キンバーグ
製作
ジェシカ・チャステイン
ケリー・カーマイケル
サイモン・キンバーグ
製作総指揮
リチャード・ヒューイット
エスモンド・レン
ワン・ルイフアン
原案:テレサ・レベック
脚本
テレサ・レベック
サイモン・キンバーグ
撮影:ティム・モーリス=ジョーンズ
編集
ジョン・ギルバート
リー・スミス
音楽:トム・ホルケンボルフ

出演
メイソン”メイス”ブラウン:ジェシカ・チャステイン
グラシエラ・リベラ:ペネロペ・クルス
リン・ミーシェン:ファン・ビンビン
マリー・シュミット:ダイアン・クルーガー
ハディージャ・アデイェミ:ルピタ・ニョンゴ
ルイス・ロハス:エドガー・ラミレス
ニック・ファウラー:セバスチャン・スタン
イライジャ・クラーク:ジェイソン・フレミング
ヨナス・ミュラー:シルヴェスター・グロート
ラリー・マークス:ジョン・ダグラス・トンプソン
ジョヴァンニ・ルポ:エミリオ・インソレラ
スティーヴンス:ジェイソン・ウォン
グレイディ:レオ・スター

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2022年製作 123分
公開
北米:2022年1月7日
日本:2022年2月4日
製作費 $75,000,000
北米興行収入 $14,570,460
世界 $27,827,750


ストーリー

コロンビアボゴタから南に150マイル。
犯罪組織のリーダー、イライジャ・クラーク(ジェイソン・フレミング)は麻薬王を訪ね、その息子が開発した、地球上のあらゆるデジタルシステムにアクセスできる特別なプログラムがインプットされたドライブのことを知らされる。
DNI(国家情報局)の特殊部隊がその屋敷を襲撃し、クラークは麻薬王を銃撃する。
部隊を指揮したルイス・ロハス(エドガー・ラミレス)はドライブを奪い、麻薬王を殺害する。
バージニア州、ラングレーCIA本部。
工作員のメイソン”メイス”ブラウン(ジェシカ・チャステイン)は、上司のラリー・マークス(ジョン・ダグラス・トンプソン)から、ロハスが300万ドルを要求しているドライブを手に入れるよう指示される。
メイスは、長年のパートナーであり、自分に惹かれるニック・ファウラー(セバスチャン・スタン)と共にパリへ向かう。
メイスとニックはロハスに接触するが、ドイツBND(連邦情報局)工作員マリー・シュミット(ダイアン・クルーガー)にバッグを奪われる。
メイスは、地下鉄でマリーに逃げられてしまう。
ロハスを見失ったニックは、路地でクラークに銃撃される。
メイスは、ニックが死体で発見されたことをマークスから知らされ、ドライブを手に入れるよう命ぜられる。
ロンドン
メイスは、長年の友人であるMI6元工作員ハディージャ・アデイェミ(ルピタ・ニョンゴ)に会い、ニックが死んだことを伝える。
ハディージャの協力でマリーのことを調べたメイスは 彼女が二重スパイである可能性を知る。
その頃ロハスは、現場の経験がないDNIの心理学者グラシエラ・リベラ(ペネロペ・クルス)に、ドライブを引き渡すよう説得される。
マリーは2人を追い、メイスが彼女を妨害する。
ロハスは護衛に裏切られて撃たれ、ドライブを追跡できる携帯電話をグラシエラの指紋でアクセス可能にして渡し息耐える。
メイスらは、ドライブを奪った男を追うものの逃げられる。
対外治安総局員に扮したマリーは、現場からグラシエラを連れ去り 、そこにメイスとハディージャが現れる。
メイスとマリーは対立するが、ハディージャの提案で、敵を追うために協力し合うことで納得する。
グラシエラの持っていた携帯電話でドライブの場所を確認したメイスらは、家族の元に帰ろうとするグラシエラを説得してモロッコに向かうのだが・・・。


解説 評価 感想

多くの話題作で製作、脚本を担当するサイモン・キンバーグが監督(2作目)し、製作を兼ねた主演はジェシカ・チャステインペネロペ・クルスファン・ビンビンダイアン・クルーガールピタ・ニョンゴエドガー・ラミレスセバスチャン・スタンジェイソン・フレミングなどが共演した作品。

世界を危機から救おうとする、各国の女性工作員の戦いを描くサスペンス・アクション。

アメリカ独立戦争中の”パトリオット”の女性スパイのコードネーム”エージェント355”がタイトルの由来。

ジェシカ・チャステインが、女性を主人公にしたスパイ映画を提案し、自ら製作に参加して主演した作品。

豪華スター競演によるサイモン・キンバーグ作品として期待され、製作費に7500万ドルかけるものの、北米興行収入は約1500万ドル、全世界でも約2800万ドルに終わった。

上記のように、魅力的なキャスティングは注目だが、パンチに欠けるサイモン・キンバーグの演出と脚本はいまいちで、ストーリー、アクション共に平凡、スパイ劇としても面白味のない内容は批評家に酷評された。

上司や同僚の裏切りに遭いながらも任務を果たすCIA工作員を熱演するジェシカ・チャステイン、事件に巻き込まれるコロンビア国家情報局DNIの心理学者ペネロペ・クルス中国国家安全部の工作員ファン・ビンビンドイツBND(連邦情報局)工作員を好演するダイアン・クルーガーMI6の元工作員ルピタ・ニョンゴ、ドライブを奪うDNI工作員エドガー・ラミレス、主人公を裏切る同僚セバスチャン・スタン、彼と組む犯罪組織のリーダー、ジェイソン・フレミングBND局員であるマリー(ダイアン・クルーガー)の上司シルヴェスター・グロート、悪と手を組み主人公を利用する上司ジョン・ダグラス・トンプソン他、エミリオ・インソレラジェイソン・ウォンレオ・スターなどが共演している。


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