落ちぶれて窮地に追い込まれた男性が成功した息子に近づこうとしたことで巻き起こす騒動を描く、製作、主演アダム・サンドラー、アンディ・サムバーグ、スーザン・サランドン、レイトン・ミースター他共演、監督ショーン・アンダースによる爆笑コメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ショーン・アンダース
製作
アダム・サンドラー
アレン・コヴァート
ジャック・ジャラプト
ヘザー・パリー
脚本:デヴィッド・キャスプ
撮影:ブランドン・トゥロスト
編集:トム・コステイン
音楽:ルパート・グレグソン=ウィリアムズ
出演
ドニー・バーガー:アダム・サンドラー
トッド・ピーターソン/ハン・ソロ・バーガー:アンディ・サムバーグ
ジェイミー・マーティン:レイトン・ミースター
メアリー・マクギャリクル:スーザン・サランドン
チャド・マーティン:マイロ・ヴィンティミリア
スティーヴ・スピロウ:トニー・オーランド
ドローレス:ペギー・スチュアート
ブリー:シアラ
シャンペール:ルネル
ケニー:ニック・スウォードソン
メアリー・マクギャリクル(若年期):エヴァ・アムリ・マルティーノ
ランドール・モーガン:ダン・パトリック
マクナリー神父:ジェームズ・カーン
本人:ヴァニラ・アイス
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2012年製作 114分
公開
北米:2012年6月15日
日本:未公開
製作費 $70,000,000
北米興行収入 $36,931,090
世界 $57,719,090
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1984年、マサチューセッツ州。
13歳の少年ドニー・バーガーは、セクシーな教師メアリー・マクギャリクル(エヴァ・アムリ・マルティーノ)に誘惑され関係を持ってしまう。
それが全校生徒の前で知られたドニーは、校内一の人気者になるものの、メアリーは未成年を誘惑した罪で逮捕されてしまう。
ドニーの子を身篭ったメアリーは有罪となり30年の刑が言い渡され、子供の親権はドニーが18歳になった時点で引き渡されることになる。
その後、ドニーの行為は、学校どころか社会現象になるほどの反響となり、彼は一躍、時の人となる。
現在。 一方、18歳で家を出たドニーの息子トッド・ピーターソン/ハン・ソロ(アンディ・サムバーグ)は、大手ヘッジファンドのマネージャーとして成功しマスコミにも取り上げられていた。 フィアンセのジェイミー・マーティン(レイトン・ミースター)との結婚を控えていたトッドは、ドニーに居場所を知られることを恐れる。 そんな時ドニーは、トッドの結婚を新聞記事で知り驚いてしまう。 TVプロデューサーのランドール・モーガン(ダン・パトリック)を訪ねたドニーは、自分とトッドが刑務所のメアリーと会えば5万ドル払うと言われる。 ケープコッド。 トッドは、ジェイミーの弟のチャド(マイロ・ヴィンティミリア)に、彼女を不幸にしたら許さないと脅される。 そこにダニーが現れ、トッドからジェイミーの家族には親友と紹介され一応、歓迎される。 驚き迷惑するトッドは、刑務所の母メリーが病気だとダニーから知らされる。 その後パーティーが始り、有名人だったドニーは歓迎されて注目を浴び、全員で野球をすることになる。 運動が苦手なトッドは焦り、ドニーの打球を受けて倒れてしまい、ボールを投げ返すこともできない。 翌日、式のリハーサルが始り、マクナリー神父(ジェームズ・カーン)は、教会内で父親を侮辱する言葉を口にしたトッドを外に連れ出して殴る。 二人は格闘になるが、ドニーが神父をビール瓶で殴り倒し、家族全員、教会に出入り禁止になってしまい、ジェイミーは憤慨する。 ドニーが、トッドは亡くなった父親思いだったと言って彼を擁護したため、ジェイミーは冷静になる。 バチェラー・パーティーで、トッドや招待客を連れて出かけたドニーは、男性専用エステの後に馴染みのストリップ・クラブに向かう。 その後、皆を帰したドニーは、トッドを連れて親友ヴァニラ・アイスに会い、三人は大いに羽目を外す。 ドニーは、トッドに父親として愛を伝え、刑務所の母との面会の件は、彼女の仮病だったと説明する。 トッドは部屋に戻り、酔っていたためジェイミーのウエディング・ドレスに吐いてしまい、翌朝それに気づいた彼女は激怒して取り乱す。 ドレスをクリーニングに出したトッドが、刑務所に向かったことを知ったドニーは焦り、その場に向かう。 魅力が失われていないメアリーに面会したドニーとトッドだったが、ランドールがスタッフと共に取材に現れる。 ランドールは、三人の対面が実現すれば、5万ドルを払うとドニーに約束したことを話してしまい、トッドは利用されたことで憤慨してその場を去る。 トッドの信用を失ったドニーは家に戻ろうとするが、ジェイミーの電話を聞いてしまい、”スティーヴ”という男と関係していることを知る。 それをトッドに伝え、上司スティーヴとジェイミーの関係を知らせたドニーだったが、彼女に、電話の相手が新聞記者だと反論されて恥をかいてしまう。 ジェイミーを追いホテルに向かったドニーは、彼女が弟のチャドと愛し合っている現場を目撃する。 弁解するジェイミーだったがドニーは納得せず、証拠写真を撮りその場を去ろうとする。 ヘッジファンドの共同経営者になるトッドが、実力だけで昇進できたと思うかと言われたドニーは、ジェイミーが他の男とも関係していることを知る。 ジェイミーは、トッドの苦しむ姿を見たいかをドニーを問い、金で解決しようとして彼を買収する。 結婚式当日。 ドニーは、ヴァニラ・アイスと共に式場に向かい、誓いの言葉の寸前でそれを制止する。 トッドに愛とは何かを説いたドニーだったが、ジェイミーが口を挟む。 ドニーが親友ではなく、少年でありながら女性教師と関係した自分の父親だとトッドは告白する。 それについて意見するジェイミーに、ドニーは5万ドルをで買収されたと言って、彼女から受け取った小切手を破る。 ドニーが5万ドルを受け取った理由を知ろうとするトッドだったが、仕方なく話したジェイミーは嘘をつく。 自分がバラすとドニーに言われたジェイミーは、真実をトッドに伝え、彼はそれを皆に話しマクナリー神父は呆れて帰選ろうとする。 結婚することを求めるジェイミーを無視し、トッドは自分の本名はハン・ソロでバーガー家の一員であり、多くの秘密があることを皆に話す。 トッドはスティーヴに辞職することを伝え、ナイフを持って襲いかかってきたジェイミーをドニーが殴り倒す。 チャドもドニーに襲いかかるが、トッドとマクナリー神父に殴られてしまう。 ドニーは、トッドから”父親”と呼ばれ、二人はヴァニラ・アイスと共にその場を去る。 その後、ドニーはトッドの援助を受けずに自分で税金を払うことを仲間達に伝える。 ところが、賭けていた肥満体のランナーがマラソンで優勝したため、ドニーは、掛け金20ドルの8000倍、16万ドルを手に入れることになり喜ぶ。
落ちぶれたドニー(アダム・サンドラー)は、4万3000ドルの税金を滞納して窮地に立たされる。
...全てを見る(結末あり)
結婚式の行なわれる、上司のスティーヴ・スピロウ(トニー・オーランド)の家をジェイミーと訪ねたトッドは、彼女の家族を紹介される。
税金の滞納分を払えることを弁護士に知らせたドニーは、トッドから思い出の品をプレゼントされたことで考えが変わる。
*(簡略ストー リー)
セクシーな女性教師メアリーと関係し、13歳で父親になったドニー・バーガーは、一躍、時の人となる。
メアリーは未成年を誘惑した罪で30年の刑となり服役し、その後ドニーは落ちぶれてしまう。
4万3000ドルもの税金滞納で窮地に立たされたドニーは、家を出た息子トッド/ハン・ソロが、ビジネスマンとして成功したことを知る。
ドニーは、TVプロデューサーのランドールから、トッドと共にメアリーと刑務所で会えば、取材料の5万ドルを払うことを約束される。
フィアンセのジェイミーと結婚するトッドを訪ねたドニーは彼の親友と偽り、一応、歓迎されるのだが・・・。
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製作を兼ねるアダム・サンドラー主演、脚本家でもあるショーン・アンダース監督の作品で、魅力的なキャストも注目の作品。
しかし、下品極まりないジョークの連発、内容もお粗末で、7000万ドルをかけた大作コメディは酷評され、主演のアダム・サンドラーと脚本はラジー賞を受賞し、それを総なめにしそうになった作品でもある。
興行収入も、全世界合わせても製作費を回収することはできなかった。
北米興行収入 $36,931,090
世界 $57,719,090
ファンとしては、神父役で登場するベテランのジェームズ・カーンの出演は嬉しい。
また、ゲスト出演程度ではあるものの、メイクのお陰とは言えスーザン・サランドンの美しさには驚いた。
良くも悪くも彼らしい演技で笑わせてくれる、主人公を演ずるアダム・サンドラー、その息子アンディ・サムバーグ、フィアンセ役のレイトン・ミースター、魅力的な女性教師役エヴァ・アムリ・マルティーノ、ヒロインの弟マイロ・ヴィンティミリア、祖母ペギー・スチュアート、ヘッジファンドのオーナー、トニー・オーランド、TVプロデューサーのダン・パトリック、主人公の友人で本人役ヴァニラ・アイス、ストリップ・クラブのダンサー、ルネル、ウエイトレスのシアラ、ニック・スウォードソンなどが共演している。