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TENET テネット Tenet (2020)

”時間の逆行”の謎を解明しながら第三次大戦を阻止しようとする”男”の行動を描く、製作、監督、脚本クリストファー・ノーラン、主演ジョン・デヴィッド・ワシントンロバート・パティンソンエリザベス・デビッキディンプル・カパディアケネス・ブラナーマイケル・ケイン他共演のSFアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


SF


スタッフ キャスト
監督:クリストファー・ノーラン
製作
エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
製作総指揮:トーマス・ヘイスリップ
脚本:クリストファー・ノーラン
撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ
編集:ジェニファー・レイム
音楽:ルドヴィグ・ゴランソン

出演
”男”/CIA工作員:ジョン・デヴィッド・ワシントン
ニール:ロバート・パティンソン
キャサリン“キャット”バートン:エリザベス・デビッキ
プリヤ・シン:ディンプル・カパディア
マイケル・クロズビー卿:マイケル・ケイン
アンドレイ・セイター:ケネス・ブラナー
フェイ:マーティン・ドノヴァン
アイブス:アーロン・テイラー=ジョンソン
ホイーラー:フィオナ・ドゥーリフ
ヴォルコフ:ユーリー・コロコリニコフ
マヒア:ヒメーシュ・パテル
バーバラ:クレマンス・ポエジー
オペラハウスの男:ジェファーソン・ホール
キエフのドライバー:アンドリュー・ハワード
特殊部隊員:ウェス・チャタム
サンジェイ・シン:デンジル・スミス
クラブのスチュワード:ジェレミー・テオバルド
マックス・セイター:ロウリー・シェパード
クラウス:ジャック・カットモア=スコット

イギリス/アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2020年製作 150分
公開
イギリス:2020年8月26日
北米:2020年9月3日
日本:2020年9月18日
製作費 $205,000,000
北米興行収入 $58,504,110
世界 $365,294,360


アカデミー賞
第93回アカデミー賞
・受賞
視覚効果賞
・ノミネート
美術賞


ストーリー
ウクライナキエフ
CIA工作員である”男”(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、警察の特殊部隊員”KORD”に扮し、オペラハウスを襲ったテロリストに攻撃を仕掛ける。
秘密作戦を指揮する男は、作戦に成功するものの捕らえられ、自殺用の毒薬を飲み込む。
船上で目覚めた男は、フェイ(マーティン・ドノヴァン)という男から、薬は睡眠薬で作戦はテストだということを知らされる。
男は、第三次世界大戦を阻止しようとする秘密組織”TENET”の存在を知らされる。
海上の風力発電所にしばらく滞在した男は、その後、ある研究所に案内され、科学者のバーバラ(クレマンス・ポエジー)から、時間を逆行させて拳銃に戻る弾丸についての説明を受ける。
協力者のニール(ロバート・パティンソン)と接触した男は、ムンバイの武器商人サンジェイ・シン(デンジル・スミス)が滞在するビルに侵入し、組織の実験を握る妻のプリヤ(ディンプル・カパディア)と話をする。
TENETに所属するプリヤは、逆行する弾丸がロシアの武器商人である大富豪のアンドレイ・セイター(ケネス・ブラナー)が未来と交信することで実現させたことを男に話す。
ロンドンで情報員のマイケル・クロズビー卿(マイケル・ケイン)に会った男は、”ゴヤ”の贋作を渡される。
男は、セイターの別居中の妻で美術鑑定士のキャサリン“キャット”・バートン(エリザベス・デビッキ)に接近するよう指示され、彼女に会い協力を求めるのだが・・・。


解説 評価 感想

製作、監督、脚本クリストファー・ノーラン、主演はジョン・デヴィッド・ワシントンロバート・パティンソンエリザベス・デビッキディンプル・カパディアケネス・ブラナーマイケル・ケインなどが共演した作品。

”時間の逆行”の謎を解明しながら第三次大戦を阻止しようとする”男”の行動を描くSFアクション。

COVID-19で3度公開が延期され、パンデミック後に劇場で公開された最初の作品となった。

その影響もあり、2億ドルを上回る製作費の本作は、北米興行収入は約5900万ドルに留まり、全世界では約3億6500万ドルのヒットとなるものの、クリストファー・ノーラン作品としての期待は予想をはるかに下回る結果に終わった。

また、クリストファー・ノーランの脚本による、彼らしい視覚的かつ斬新なアイデアとキャストの演技などは絶賛されたが、形而上学的な難解で混乱してしまうストーリーは批判の声も多かった。

第93回アカデミー賞では視覚効果賞を受賞した。
・ノミネート
美術賞

主演のジョン・デヴィッド・ワシントンは、第三次大戦を阻止する重要な任務を遂行し、終盤では、そのすべてを操っていたことが判明する主人公を熱演している。

主人公の協力者をいい味で演ずるロバート・パティンソン、同じく主人公に協力して重要な役を好演するエリザベス・デビッキ、その夫でロシアの武器商人である大富豪ケネス・ブラナー、武器商人である夫(デンジル・スミス)の組織の実権を握るTENETの幹部ディンプル・カパディア、主人公に協力するイギリスの情報員マイケル・ケイン、主人公をTENETにスカウトするマーティン・ドノヴァン、TENETの部隊の指揮官アーロン・テイラー=ジョンソン、その部下フィオナ・ドゥーリフ、セイター(ケネス・ブラナー)の部下ユーリー・コロコリニコフ、主人公らの協力者ヒメーシュ・パテル、時間の逆行を研究するTENETの科学者クレマンス・ポエジー、オペラハウスで主人公が救出しようとする人物ジェファーソン・ホールキエフの破壊工作のドライバー、アンドリュー・ハワードキエフで主人公と行動を共にする特殊部隊員ウェス・チャタムロンドンのクラブの接客係ジェレミー・テオバルド、セイターの息子ロウリー・シェパード、セイターの部下ジャック・カットモア=スコットなどが共演している。


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