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スウィッチ Switch (1991)

女性に恨まれて殺されたプレイボーイが天国に行くための試練として女性に生まれ変わり巻き起こす騒動を描く、監督、脚本ブレイク・エドワーズ、主演エレン・バーキンジミー・スミッツジョベス・ウィリアムズロレイン・ブラッコトニー・ロバーツブルース・ペイン他共演のファンタジー・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト
監督:ブレイク・エドワーズ

製作:トニー・アダムス
製作総指揮
アーノン・ミルチャン
パトリック・ワックスバーガー
脚本:ブレイク・エドワーズ
撮影:ディック・ブッシュ
編集:ロバート・パーガメント
音楽
ヘンリー・マンシーニ
ドン・グレイディ

出演
アマンダ・ブルックス:エレン・バーキン
ウォルター・ストーン:ジミー・スミッツ
マーゴ・ブロフマン:ジョベス・ウィリアムズ
シーラ・ファクストン:ロレイン・ブラッコ
アーノルド・フリードキン:トニー・ロバーツ
悪魔:ブルース・ペイン
スティーヴ・ブルックス:ペリー・キング
スティーヴの秘書:キャサリン・キーナー
ダン・ジョーンズ:ケヴィン・キルナー
ヒギンズ:ベイジル・ホフマン
リズ:リセット・アンソニー
フェリシア:ヴィクトリア・マホーニー
コニー:ティア・レオーニ
作業員:マイケル・バダルコ
メイ:イヴェット・フリーマン
看護師:リリー・マライエ
コールドウェル弁護士:デヴィッド・ウォール

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1991年製作 103分
公開
北米:1991年5月10日
日本:1991年9月7日
製作費 $14,000,000
北米興行収入 $15,545,940


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ニューヨーク
広告代理店に勤務するプレイボーイのスティーヴ・ブルックス(ペリー・キング)は、富豪夫人で関係のあるマーゴ・ブロフマン(ジョベス・ウィリアムズ)からの電話を受けて、パーティーに誘われる。

同じく関係を持つリズ(リセット・アンソニー)とフェリシア(リセット・アンソニー)も来ると言われたスティーヴは、それを楽しみにして退社する。

マーゴら三人に歓迎されたスティーヴは、ジャグジーに入り楽しむものの、自分を恨んでいた彼女らに殺されてしまう。

息を吹き返したスティーヴを射殺したマーゴは、三人で死体を川に沈める。

死後に天国に行ける資格はあることを知ったスティーヴは安心するが、女性に対する卑劣な行為を神に批判される。

現世に戻り、自分を本当に好きな女性を見つけられたら天国へ、できなければ永遠に地獄行きだと言われたスティーヴは納得するしかなかった。

また同じことを繰り返す恐れがあるスティーヴに、試練を与えることを悪魔(ブルース・ペイン)から提案された神は、彼を女性にすることを許す。

アマンダ(エレン・バーキン)という女性になったスティーヴは驚き、叫び声をあげて気を失う。
...全てを見る(結末あり)

悲鳴を聞いたと言う知らせでスティーヴの部屋に向かったアパートの警備員マックは、意識を失っていたアマンダを介抱する。

鏡を見たアマンダは驚き、スティーヴがいないために不思議に思うマックは、彼の名簿に記入しなけらば部屋には入れないと彼女に伝える。

男のような話し方をするアマンダを気味悪く思うマックは、彼女から、スティーヴの妹で留守を任されていると言われたため納得してその場を去る。

同僚で親友のウォルター・ストーン(ジミー・スミッツ)からの電話を受けたアマンダは、何を言っても信じてもらえないと思い、スティーヴの妹アマンダだと伝える。

ウォルターから、スティーヴに妹はいないと言われたアマンダは、ランチの約束をして自分の容姿を伝えて電話を切る。

スティーヴの服を着てマーゴの家に向かったアマンダは、眠っていた彼女を起こす。

アマンダは、昨夜のパーティーのことを警察に話すと言って驚くマーゴを脅す。

メイドのメイ(イヴェット・フリーマン)に警察を呼ばないようにと伝えたマーゴは、アマンダから自分はスティーヴだと言われる。

キスしたマーゴは気を失ってしまい、彼女の洋服を借りたアマンダはランチに向かう。

レストランでウォルターに会ったアマンダは、”義兄”のスティーヴのことを話し彼のオフィスに向かう。

秘書(キャサリン・キーナー)にアマンダを紹介したウォルターは、何か書置きでもないかと思い探す。

アマンダは用意してあったメモをウォルターに渡し、人生に疲れたので姿を消すが、家はアマンダに任せるという内容を確認した彼は頭をかしげる。

涙する秘書を励ますアマンダは、彼女がスティーヴのことを好きなのではないかと思うが、その反対だと言う秘書は、嬉しいと涙が出ると伝えて席を外す。

現れた社長のアーノルド・フリードキン(トニー・ロバーツ)にスティーヴのメモを見せたウォルターは、スティーヴの妹のアマンダを紹介する。

アーノルドのオフィスで話したアマンダは、ファクストン社の契約を取るので兄より高給で雇ってほしいと言って、妻に知られたくない秘密のことを話して彼を牽制する。

雇われたことをウォルターに知らせたアマンダは、夕食の約束をして別れる。

霊媒師にスティーヴのことを話し、死者が他の体に乗り移れることは可能か尋ねたマーゴは、明確な答えを得られない。

そこにアマンダから電話があり、マーゴは、1時間後にデパートに来るようにと指示される。

マーゴにドレスなどを買わせたアマンダはアパートに戻り、管理人のヒギンズ(ベイジル・ホフマン)から、スティーヴの妹だと証明できない場合は滞在できないと言われる。

アマンダは、妻が留守の時にスティーヴが紹介した女の名前を出し、ヒギンズを黙らせる。

日本料理店でウォルターと食事をしたアマンダは、バーに向かう。

酔ったウォルターは、本音を言えば寝たいが親友の妹とは無理だとアマンダに伝える。

自分は死んだスティーヴで、女性達に酷いことをしたので神が天国に行かせてくれないと言うアマンダは、天国行きを望むなら、自分を心から好きな女性を探すように指示されたと話す。

信じると言うウォルターは、”スティーヴ”に妹と寝たいと伝える。

今回の件をリズとフェリシアに話したマーゴは、アマンダからの電話を受けて、自分がファクストン社の大株主であることを確認する彼女から、明日の午後オーナーとの面会をセッティングするよう指示される。

”スティーヴ”からだと二人に伝えたマーゴは動揺する。

翌日、オフィスに現れたウォルターは、約束通り仕事を教えると言って、アマンダをモデルのコニー(ティア・レオーニ)の元に連れて行く。

スティーヴのことを話したアマンダは、寝たことは認めるコニーが、彼を嫌っていたことを知る。

会議を開いたアーノルドは、新たに採用したアマンダとダン・ジョーンズ(ケヴィン・キルナー)を幹部達に紹介する。

ダンから、新人同士、協力し合おうと言われたアマンダは、自分をベッドに誘い込むのは無理だと言って彼を相手にしない。

アーノルドからの誘いも断ったアマンダは、ファクストン社のオーナーと会うことを伝えて、契約を取りたいことを彼に確認する。

ファクストン社のオーナーであるシーラ・ファクストン(ロレイン・ブラッコ)に面会したアマンダは、自社で広告を担当したいと伝える。

その理由を簡単には説明できないと言われたシーラは、パーティーにアマンダを誘い8時半に来るようにと伝える。

マーゴからシーラには注意するようにと言われたアマンダは、ゲイである彼女の元恋人が使っていた香水を渡され、それで昔を思い出させるようにと指示される。

パーティーでシーラに歓迎されたアマンダは、早速、香水に興味を示した彼女から友人を紹介される。

悪魔はその場でピアノを弾いていた。

シーラの部屋に向かったアマンダは、彼女に迫られて不思議な気分になり気を失ってしまう。

その話をアマンダから聞いたマーゴは、彼女が本当にスティーヴだと分かり驚く。

翌日、出社したアマンダは、再び言い寄るダンを相手にせずにオフィスに向かう。

シーラに電話をしたアマンダは、広告の契約の件を確認して、もう少し考えたいと言われたために食事の約束をする。

翌日、シーラと食事をしてバーに向かったアマンダは、酔いながら、前世は男だったとことなどを話す。

その後、シーラに誘われてゲイ・クラブに向かったアマンダは、契約すると言われる。

ダンスをしながら迫られたアマンダは、契約を取りたかっただけだとシーラに伝える。

ショックを受けたシーラがその場を去ろうとしたために呼び止めたアマンダは、他の客と喧嘩になり、二人は殴られてしまう。

夜中に現れた悪魔から、時間切れだと言われたアマンダは、スティーヴを好きな女性はいないと言われ、自分に従いスカウトになることを提案される。

悪魔から自分と取引しないと苦しむことになると言われたアマンダは、”ローズマリーの赤ちゃん”を観たかと訊かれ、子供を産まされると思いながらそれを拒み、朝になり目覚める。

出社して会議に出たアマンダは、アーノルドからファクストン社との契約を知らされる。

その場にいたシーラは担当者をダンにすることを発表し、席を立ったアマンダは、彼を食事に誘ってその場を去る。

スティーヴと関係した女を探すアマンダは、シーラに誘われたダンから食事の約束を変更したいと言われたため、彼を追い払う。

ウォルターとビリヤードをやる約束をしたアマンダは、美容院の予約が取れないために、床屋に行って髪をカットする。

バーに向かい、ウォルターとビリヤードを始めたアマンダは、昨日、殴った男と再び喧嘩になる。

殴られたウォルターをアパートに連れて帰ったアマンダは、彼と共にベッドに入り眠る。

翌日、川で釣りをしていた男性は、死体を発見する。

マーゴが来たことを警備から知らされたアマンダは、彼女を部屋に通す。

ウォルターが下着をはいていないことに気づいたアマンダは、愛し合ったと言われたために憤慨して彼を殴る。

スティーヴ遺体発見のことを知っていたマーゴは、拳銃をソファに隠す。

マーゴにウォルターと寝た話をしたアマンダは、彼をレイプ犯扱いして責める。

スティーヴの遺体が発見されたというニュースが報道され、警察からの電話を受けたアマンダは身元確認のために遺体安置所に向かう。

アパートに戻ったアマンダは部屋が荒らされていることに気づき、ヒギンズから、警察が捜査をして拳銃が発見されたことを知らされる。

マーゴの家に向かい彼女を責めるアマンダは、金を奪って逃亡しようとするものの、刑事に逮捕されてしまう。

起訴されたアマンダの裁判は始まり、証人となったマーゴは、アマンダがスティーヴの生まれ変わりで、自分に撃たれたと言っていたと話す。

ウォルターは、自分を好きな女性を見つけるまで天国に行けないとスティーヴが言っていたと証言する。

証言台に立ったアマンダは名前を訊かれ、”スティーヴ・ブルックス”と答えたために、精神科医療施設に収容される。

5か月が経ち、面会に行ったウォルターは、妊娠したアマンダから殺したいと言われる。

気分が悪くなり病院に連れて行かれたアマンダは、ウォルターから、このまま子供を産めば命にかかわると言われる。

子供は産むと言うアマンダは、父親として育てられるかウォルターに確認する。

その前に結婚するべきだと言われたアマンダは、病院の教会でウォルターと式を挙げる。

アーノルドに呼ばれたウォルターは、犯罪者と結婚したことで解雇されてしまうものの、辞めるつもりだったと伝える。

その後、アマンダは女の子を出産するが、その直後に息を引き取る。

数年後、ウォルターは、娘を連れてスティーヴとアマンダの墓参りをする。

娘の愛情を受けたアマンダ/スティーヴは、天国に行く権利を得る。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
広告代理店に勤務するプレイボーイのスティーヴ・ブルックスは、関係も持っていた富豪夫人のマーゴらに恨まれて殺される。
女性に対する仕打ちを神に批判されたスティーヴは、自分を好きな女性がいたら天国に行けると言われ、現世に戻されてしまう。
更に試練を与えようとした悪魔は、スティーヴを女性の姿に変えてしまう。
女性アマンダになったスティーヴは、同僚で親友のウォルターと共に自分を好きな女性探しを始めるのだが・・・。
__________

多くの話題作を世に送り出したブレイク・エドワーズが、脚本を兼ねて監督した作品。

死後に女性蔑視を神に責められ、現世に女性として戻されたプレイボーイが巻き起こす騒動をコミカルに描くファンタジー・コメディ。

往年の作品で見せたウィットに富んだ雰囲気で展開する、ブレイク・エドワーズらしい愉快なコメディに仕上がっている。
ブレイク・エドワーズは、二年後に公開された「ピンク・パンサーの息子」(1993)を最後に引退しているが、本作でも、盟友でもあるヘンリー・マンシーニが音楽を担当していることなどはファンには嬉しい。

無名時代のキャサリン・キーナー(主人公の秘書)、ティア・レオーニ(モデル)が端役出演していることにも注目したい。

主演のエレン・バーキンは、内面の男性を終始通しながら、魅力的な女性を熱演しているものの、ユーモアの演出がややくどいところが気になる。

親友で同僚の生まれ変わりである主人公に恋してしまうジミー・スミッツ、付き合っていたプレイボーイ(ペリー・キング)を恨み、同じく関係を持っていた友人(リセット・アンソニー/ヴィクトリア・マホーニー)と共に彼を殺してしまう富豪夫人ジョベス・ウィリアムズ、その知人の会社社長で、ゲイであり主人公をに好意を持つロレイン・ブラッコ、主人公を雇う広告代理店社長のトニー・ロバーツ、主人公に試練を与える悪魔のブルース・ペイン、主人公に迫る同僚のケヴィン・キルナー、主人公のアパートの管理人ベイジル・ホフマン、道路作業員のマイケル・バダルコ、マーゴ(ジョベス・ウィリアムズ)もメイド、イヴェット・フリーマン、看護師のリリー・マライエ、弁護士のデヴィッド・ウォールなどが共演している。


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