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スザンナ・パス Susanna Pass (1949)

石油利権を狙う悪党に立ち向かう男の戦いを描く、監督ウィリアム・ウィットニー、主演ロイ・ロジャースデイル・エヴァンスエステリタ・ロドリゲスマーティン・ガララガ他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・ウィットニー
製作:エドワード・J・ホワイト
脚本
スローン・ニブリー
ジョン・K・バトラー
撮影:レッグル・ランニング
編集:トニー・マルティネリ
音楽
R・デール・バットス
ネイサン・スコット
スタンリー・ウィルソン

出演
ロイ・ロジャース:ロイ・ロジャース
ケイ”ドク”パーカー:デイル・エヴァンス
リタ:エステリタ・ロドリゲス
カルロス:マーティン・ガララガ
マーティン・マスター編集長:ロバート・エメット・キーン
ラッセル・マスターズ:ルシアン・リトルフィールド
ロバーツ/ウォルター・P・ジョンソン:ダグラス・フォーリー
ヴィンス:デヴィッド・シャープ
ボブ・オリヴァー:ロバート・バイス

アメリカ 映画
配給 リパブリック・ピクチャーズ
1949年製作 67分
公開
北米:1949年4月29日
日本:未公開


ストーリー
脱獄囚のロバーツ(ダグラス・フォーリー)とボブ・オリヴァー(ロバート・バイス)は、禁猟区で鹿を捕らえて食料にする。
スザンナ・パス、第22監視所。
森の中から煙が上がり、猟区管理官のロイ・ロジャース(ロイ・ロジャース)は、同僚と共に現場に向かう。
ボブは、裏切ったおじに復讐するため、一人でスザンナ・パスにむかうことをロバーツに伝える。
石油を奪い山分けするはずだったロバーツは、技術者の自分がいなければ無理だと言って、納得しないボブと争いになる。
ボブをナイフで刺したロバーツは、誰かが来たことに気づき、馬車でその場から逃げる。
ボブも、傷を負いながらその場を離れる。
現場に着いたロイらは焚火を消し、馬車の車輪を確認して密猟者を探す。
ロバーツが飛び降りた後に馬車を止めたロイは、刑務所の馬車だったために、逃げたのは受刑者だと考え、捜索を続ける。
町に戻ったロイは、怪我をした保安官の代理になることを、保安官事務所の料理人カルロス(マーティン・ガララガ)と娘のリタ(エステリタ・ロドリゲス)に伝える。
ロイは、脱獄囚が新聞の発行人マーティン・マスターズ(ロバート・エメット・キーン)の甥だったために、彼の元に向かい話を聞こうとする。
ボブのことを恐れるマーティンは警戒し、ロイは、湖の養殖場を経営するマーティンの弟ラッセル(ルシアン・リトルフィールド)の元に向かう。
ロイらが去った後で現れたロバーツは、ボブから事情を聞いたことをマーティンに話す。
ボブが死んだことを伝えたロバーツは、自分が石油の技術者であることを話し、マーティンを脅して手を組むことを強要し、大金を山分けすることを約束させるのだが…。


解説 評価 感想
連続シリーズ「ディック・トレイシー」などで知られるウィリアム・ウィットニーが監督し、主演はロイ・ロジャースデイル・エヴァンスエステリタ・ロドリゲスマーティン・ガララガなどが共演した作品。

石油利権を狙う悪党に立ち向かう男の戦いを描く西部劇。

低予算映画ではあるものの、猟区の管理官であり保安官代理として悪党と戦うロイ・ロジャースの持ち味を活かし、彼の見事な乗馬シーンや、随所で挿入される心和む歌うシーンなどが楽しめる作品に仕上がっている。

事件に巻き込まれる、養殖所の助手である魚類学者のデイル・エヴァンス、保安官事務所の料理人エステリタ・ロドリゲス、その父親マーティン・ガララガ、石油利権を狙う新聞発行人ロバート・エメット・キーン、その弟で、利権が絡む土地の所有者ルシアン・リトルフィールド、利権を狙う脱獄囚ダグラス・フォーリー、彼と脱獄する新聞発行人の甥ロバート・バイス、犯罪に関わる新聞発行人の仲間デヴィッド・シャープなどが共演している。


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