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魅せられて Stealing Beauty (1996)

出生の秘密を知るためにイタリアトスカーナを訪れた少女のひと夏の体験を描く、監督、原案ベルナルド・ベルトルッチ、主演リヴ・タイラージェレミー・アイアンズシニード・キューザックドナル・マッキャンジャン・マレーレイチェル・ワイズジョセフ・ファインズ他共演のドラマ。 

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


 

スタッフ キャスト
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
製作:ジェレミー・トーマス
原案:ベルナルド・ベルトルッチ
脚本:スーザン・マイノット
撮影:ダリウス・コンジ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:リチャード・ハートレイ

出演
ルーシー・ハーモン:リヴ・タイラー
アレックス・パリッシュ:ジェレミー・アイアンズ
ダイアナ・グレイソン:シニード・キューザック
イアン・グレイソン:ドナル・マッキャン
デイジー・グレイソン:レベッカ・ヴァルピー
M・ギヨーム:ジャン・マレー
ミランダ・フォックス:レイチェル・ワイズ
リチャード・リード:D・W・モフェット
クリストファー・フォックス:ジョセフ・ファインズ
カルロ・リスカ:カルロ・チェッキ
グレゴリー:ジェイソン・フレミング
キアレラ・ドナーティ:アンナ・マリア・ゲラルディ
オスヴァルド・ドナティ:イグナチオ・オリヴァ
ノエミ:ステファニア・サンドレッリ
ミケーレ・リスカ:フランチェスコ・シチリアーノ
マリア:メアリー・ジョー・ソルガニ
中尉:レオナルド・トレヴィーリオ
マルタ:アレッサンドラ・ヴァンジ
ニコロ・ドナティ:ロベルト・ジベッティ

アメリカ/イギリス/イタリア/フランス 映画
配給 20世紀FOX(イギリス)
1996年製作 113分
公開
イギリス:1996年8月23日
北米:1996年6月14日
日本:1996年6月20日
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $4,722,310
世界 $4,877,250


ストーリー
イタリアトスカーナシエナ
駅に着いた19歳のルーシー・ハーモン(リヴ・タイラー)は、自殺した詩人でモデルの母サラの友人である、彫刻家のイアン・グレイソン(ドナル・マッキャン)と妻ダイアナ(シニード・キューザック)の別荘を訪ねる。
ルーシーにとって、自分の出生の秘密を知るための旅でもあった。
ダイアンに歓迎されたルーシーは、彼女の息子のクリストファー(ジョセフ・ファインズ)が、友人のニコロ・ドナティ(ロベルト・ジベッティ)と旅行していることを知る。
ルーシーは、4年前に来た時の初恋の相手ニコロに会えることを望んでいた。
その後ルーシーは、自分をモデルにするために監察すると言うイアンと共に滞在する部屋に向かう。
ルーシーは、隣りの部屋に住む、母の友人だった作家でイギリス人のアレックス・パリッシュ(ジェレミー・アイアンズ)が重い病気だということ知る。
泳ぎに行く途中でルーシーは、アートギャラリーのオーナー、M・ギヨーム(ジャン・マレー)と話をする。
プールで泳いだルーシーは、クリストファーの姉で日光浴していた宝飾デザイナーのミランダ(レイチェル・ワイズ)とも話す。
そこに、ミランダの恋人で弁護士のリチャード・リード(D・W・モフェット)が現れる。
日没になり戻ったルーシーは、イタリア人コラムニストのノエミ(ステファニア・サンドレッリ)も加わり皆と食事をする。
マリファナを吸いベッドに入っても眠れないルーシーは、ドアをノックするアレックスからマリファナを吸いたいと言われ、外に出て彼にそれを渡す。
ルーシーは、余命短いと言うアレックスに処女であることを明かし、15歳の時に会いファーストキスをした男の子と文通していたことを話す。
ルーシーは、自分が何かを模索していると言う、アレックスの言葉が気に障る。
翌日、アレックスは、ダイアナに昨夜のことを話してしまう。
その後ダイアナは、サラと文通していたとルーシーが言っていたカルロ・リスカ(カルロ・チェッキ)が息子のミケーレ(フランチェスコ・シチリアーノ)が訪ねて来たために歓迎する。
カルロと話をしたルーシーは、母と一夜を過ごしたと言う彼が自分の父親ではないかと思う。
そこにアレックスが現れカルロは去り、ルーシーは、カルロが自分に相応しくない男だと言われるものの、彼に親しみを感じると言葉を返す。
アレックスが昨夜のことをダイアナに話したことを知ったルーシーは憤慨し、ニューヨークに戻ろうとする。
そこにクリストファーとニコロが戻り、喜ぶルーシーは、ニコロが自分を覚えていないことに気づきながらも、考えを変えるのだが・・・。


解説 評価 感想

ベルナルド・ベルトルッチが原案を兼ねて監督し、主演はリヴ・タイラージェレミー・アイアンズシニード・キューザックドナル・マッキャンジャン・マレーレイチェル・ワイズジョセフ・ファインズなどが共演した作品。

出生の秘密を知るためにイタリアトスカーナを訪れた少女のひと夏の体験を描くドラマ。

魅力的なキャスティングは注目ではあるが、ベルナルド・ベルトルッチにしては、ストーリーや風景を映し出す映像を含めて平凡であり、撮影当時18歳のリヴ・タイラーの瑞々しい美しさだけが印象に残る作品。

主人公と隣り部屋になる余命短い作家ジェレミー・アイアンズ、その友人で別荘の持ち主のシニード・キューザックジェレミー・アイアンズ夫人)、その夫で彫刻家のドナル・マッキャン、その娘レイチェル・ワイズ、その弟ジョセフ・ファインズ、その妹レベッカ・ヴァルピー、別荘に住むギャラリーのオーナー、ジャン・マレー(本作が遺作)、ミランダ(レイチェル・ワイズ)の恋人で弁護士のD・W・モフェット、主人公が自分の父親でないかと思う母と文通していた男性カルロ・チェッキ、その息子フランチェスコ・シチリアーノ、主人公がパーティーで知り合うジェイソン・フレミング、隣人で主人公と親交を深めるイグナチオ・オリヴァ、その兄で主人公の初恋の相手ロベルト・ジベッティ、別荘に滞在するコラムニストのステファニア・サンドレッリ、他アンナ・マリア・ゲラルディなどが共演している。


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