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兵士殺害事件を調べる軍情報部将校の捜査を描く、監督シドニー・ランフィールド、主演ディック・パウエル、ジェーン・グリア、アグネス・ムーアヘッド他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督：シドニー・ランフィールド
製作：ロバート・スパークス
原作：ルーク・ショート”Station West”
脚本
フランク・フェントン
ウィンストン・ミラー
撮影：ハリー・Ｊ・ワイルド
編集：フレデリック・クヌトソン
音楽：ハインツ・ロームヘルド
出演
ヘイヴン：ディック・パウエル
チャーリー：ジェーン・グリア
キャスロン夫人：アグネス・ムーアヘッド
ホテルの従業員/バラード歌手：バール・アイヴス
ジョージ・アイルズ大尉：トム・パワーズ
プリンス：ゴードン・オリヴァー
ステルマン少尉：スティーヴ・ブロディ
ミック・マリオン：グイン・ウィリアムズ
マーク・ブリストウ：レイモンド・バー
ジム・ゴダード：レジス・トゥーミー
クック：オリン・ハウランド
ピアニスト：ジョン・バークス
ジェリー：マイケル・スティール
ピート：ダン・ホワイト
ベン：ジョン・ケロッグ
保安官：チャールズ・ミドルトン
用心棒：スタンリー・ブライストン（クレジットなし）
町民：イーサン・レイドロー（クレジットなし）
バーテンダー：ジョン・ドーセット（クレジットなし）
アメリカ 映画
配給 RKO
1948年製作 87分
公開
北米：1948年10月19日
日本：1950年1月5日
■ ストーリー ■
金を運んでいた馬車が襲われ、2人の兵士が殺害され、多数の軍服も奪われる。
流れ者のヘイヴン（ディック・パウエル）が、町に到着する。
ヘイヴンはホテルに向かい、歌うフロント係（バール・アイヴス） が対応する。
酒場に向かったヘイヴンは、美しい歌手（ジェーン・グリア）が気になる。
ステルマン少尉（スティーヴ・ブロディ）と揉めたヘイヴンは、まともに相手にせず、歌手に話しかけて店を出る。
実は連絡係だったステルマンと共にある家に入ったヘイヴンは、家主のキャスロン夫人（アグネス・ムーアヘッド）に迎えられ、指揮官のジョージ・アイルズ大尉（トム・パワーズ）を紹介される。
ヘイヴンは、兵士殺害事件を裏で操る”チャーリー”のことを探るために派遣された軍情報部の将校で、金鉱の所有者であるキャスロン夫人から話を聞き酒場に戻る。
歌手と話したヘイヴンは、彼女と酒場を任されるプリンス（ゴードン・オリヴァー）に、チャーリーのことを訊き探りを入れる。
用心棒のミック・マリオン（グイン・ウィリアムズ）が現われ、歌手は、ヘイヴンの指示に従い、彼のことを従兄だと言って口裏を合わせる。
納得しないミックを殴ったヘイヴンは、外に連れ出され、2人は殴り合いになる。
ミックを叩きのめしたヘイヴンは、傷つきながらホテルの部屋に戻り、現われた歌手に介抱される。
翌朝ヘイヴンは、フロント係から、町中が自分に一目置き、町のすべてを支配するチャーリーも訪ねて来たことを知る。
チャーリーの元に向かったヘイヴンは、それが歌手だったことを知り驚く。
ヘイヴンは、チャーリーから危険が伴う金の輸送を任され、彼女らを監視するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1947年に発表された、ルーク・ショートの小説”Station West”を基に製作された作品。
ロマンスやコメディ映画、後にテレビ界でも活躍するシドニー・ランフィールドが監督し、主演はディック・パウエル、ジェーン・グリア、アグネス・ムーアヘッドなどが共演している。
兵士殺害事件を調べる軍情報部将校の捜査を描く西部劇。
正統派西部劇の醍醐味と共に、悪事を暴こうとする軍情報将校の巧みな工作活動が興味深く描かれる見応えある作品。
主演のディック・パウエルは、兵士殺害事件の捜査に派遣される軍情報部将校を力強い演技で熱演している。
町のすべてを支配する酒場のオーナーで、主人公と惹かれ合うようになる女性を魅力的に演ずるジェーン・グリア、主人公に協力する金鉱の所有者アグネス・ムーアヘッド、得意の歌を披露するホテルのフロント係バール・アイヴス、主人公に捜査を任せる指揮官の大尉トム・パワーズ、その部下スティーヴ・ブロディ、ヒロインの下で働くゴードン・オリヴァー、その部下である用心棒のグイン・ウィリアムズ、ヒロインに借金がある弁護士のレイモンド・バー、主人公と共に金を運ぶレジス・トゥーミー、製材所の料理人オリン・ハウランド、ピアニストのジョン・バークス、ヒロインの部下ダン・ホワイト、保安官のチャールズ・ミドルトン、用心棒のスタンリー・ブライストン、町民のイーサン・レイドロー、バーテンダーのジョン・ドーセット、他ジョン・ケロッグなどが共演している。