不正に土地を手に入れようとする悪党に立ち向かう駅馬車の御者の戦いを描く、監督R・G・スプリングスティーン、主演アラン・レーン、ロバート・ブレイク、マーサ・ウェントワース、ロイ・バークロフト他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督:R・G・スプリングスティーン
製作:シドニー・ピッカー
脚本
フレッド・ハーマン(キャラクター)
アール・スネル(オリジナル脚本)
撮影:エドガー・ライオンズ
編集:レスター・オールベック
音楽:モート・グリックマン
出演
レッド・ライダー:アラン・レーン
リトル・ビーバー:ロバート・ブレイク
公爵夫人:マーサ・ウェントワース
ビッグ・ビル・ランバート:ロイ・バークロフト
ビューティフル:ペギー・スチュワート
クーンスキン:エメット・リン
保安官:テッド・アダムス
デューク:エドマンド・コブ
”ドク”キンボール:トム・チャタートン
ディッキー:ロバート・ハイアット
ブラッキー・グラブ:ジョージ・チェスブロ
フェルトン:エド・キャシディ
ジャスパー・ブレイドン:ウィートン・チェンバース
マット・ディッシャー:フォレスト・テイラー
アメリカ 映画
配給 リパブリック・ピクチャーズ
1946年製作 56分
公開
北米:1946年12月23日
日本:1960年4月7日
■ ストーリー ■
駅馬車の御者レッド・ライダー(アラン・レーン)は、駅馬車路線を運営するおば(マーサ・ウェントワース)と、両親を亡くし親戚に預けられる少年ディッキー(ロバート・ハイアット)を乗せてエルクホーンに向かう。
エルクホーンに着いたレッドは、ディッキーをコロラド州のデンバー行きの初の駅馬車に乗せて、同乗する土地管理官のフェルトン(エド・キャシディ)に彼を任せる。
土地を不正に手に入れることを考える、デンバーへの駅馬車路線の所有者ビッグ・ビル・ランバート(ロイ・バークロフト)は、手下のデューク(エドマンド・コブ)に駅馬車を追うよう指示し、郵便部を届けたと見せかけて細工をさせる。
その後、駅馬車は横転して事故を起こし、それを知ったレッドらは現場に向かう。
フェルトンと御者は死亡し、レッドは、重傷を負ったディッキーを近くのクーンスキン(エメット・リン)の家に運ぶ。
下半身が麻痺してしまったディッキーは手術が必要になり、デンバーから彼の叔母を呼ぶことになる。
ランバートは、レッドが鉱山からデンバーに電信を送り、ディッキーの叔母を呼び寄せようとしているのを知り、それを阻止することをデュークに指示するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
リパブリック・ピクチャーズの”レッド・ライダー”シリーズの1作。
B級映画を多く手掛けたR・G・スプリングスティーンが監督し、主演はアラン・レーン、ロバート・ブレイク、マーサ・ウェントワース、ロイ・バークロフトなどが共演した作品。
不正に土地を手に入れようとする悪党に立ち向かう駅馬車の御者の戦いを描く西部劇。
主演のアラン・レーンは、事件に巻き込まれて重傷を負った少年を気遣いながら、悪党に敢然と立ち向かう逞しい男を熱演している。
主人公に協力する先住民の少年ロバート・ブレイク、主人公のおばである駅馬車路線の運営者マーサ・ウェントワース、不正に土地を手に入れようとする悪党ロイ・バークロフト、彼に指示されて少年の叔母に扮するものの、それを後悔して主人公に協力するペギー・スチュワート、少年を預かる住人エメット・リン、保安官のテッド・アダムス、ランバートの手下エドマンド・コブ、ジョージ・チェスブロ、医師のトム・チャタートン、事件に巻き込まれて重傷を負う少年ロバート・ハイアット、土地の管理官エド・キャシディ、土地の所有者ウィートン・チェンバース、牧場主のフォレスト・テイラーなどが共演している。