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シューテム・アップ Shoot ‘Em Up (2007)

ギャングや政治家の絡む陰謀に巻き込まれる銃器の達人の戦いを描く、主演クライヴ・オーウェンポール・ジアマッティモニカ・ベルッチ共演、監督マイケル・デイヴィスによるサスペンス・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:マイケル・デイヴィス
製作
スーザン・モントフォード
ドン・マーフィ
リック・ベナーター
脚本:マイケル・デイヴィス
撮影:ピーター・パウ
編集:ピーター・アマンドソン
音楽:ポール・ハスリンジャー

出演
クライヴ・オーウェン:スミス
ポール・ジアマッティ :カール・ハーツ
モニカ・ベルッチ:ドンナ・クィンターノ
スティーブン・マックハッティ:ハマーソン
ダニエル・パイロン:ラトレッジ上院議員

アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ
2007年製作 87分
公開
北米:2007年9月7日
日本:2008年5月31日
製作費 $39,000,000
北米興行収入 $12,796,820
世界 $24,096,820


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク
男達に追われる妊婦を助けたスミス(クライヴ・オーウェン)は、路上で赤ん坊を取り上げるものの母親は死亡する。
スミスは、ハーツ(ポール・ジアマッティ)という男が赤ん坊を追って来たため、子供を連れて逃れ公園に置き去りにしようとする。
しかし、ハーツが赤ん坊に銃口を向けたため、仕方なくスミスは赤ん坊を連れて逃走し、馴染みの娼婦ドンナ(モニカ・ベルッチ)に預けようとするものの断られる。
FBIプロファイラーで、法医行動学の顧問だったハーツは、スミスの行動を読みドンナの元に向かう。
それに気づいたスミスは、ドンナと赤ん坊を連れてその場から逃走し、母親がいたクラブが”妊婦工場”だと知る。
スミスは、ある人物が自分と同じDNAで、骨髄移植のために子供を女性に産ませたことなどを知るのだが・・・。


解説 評価 感想 ■

主人公の、一匹狼の流れ者の雰囲気は、さながら西部劇のヒーローを思わせる。
コミカルな場面も多いが、残虐なシーンも目立つ何でもありという作品。

宣伝文句の、2万5000発の弾丸が飛び交うガンアクションは驚く程でもなく、あまり斬新な感じもしない作風で、出演者の知名度の高さから言うと、世界の興行収入も2400万ドルという結果に終わってしまった作品でもある。

産まれたばかりの赤ん坊を粗末に扱う場面などは、やや悪趣味という感じを受ける。

ニヒルなクライヴ・オーウェンは、威圧感もある演技を見せ、インテリらしき悪党をコミカルに演ずるポール・ジアマッティの凄みのない弱々しさあたりも面白い。
参考:
イェール大学の学長を勤め、メジャーリーグのコミッショーナーにも就任したA・バートレット・ジアマッティポール・ジアマッティの父親で、ポール自身もイェール大学を卒業している。

期待していたモニカ・ベルッチの魅力が、今一つ生かされていないのが残念な気がする。

銃製造会社社長スティーブン・マックハッティ、黒幕の上院議員ダニエル・パイロンなどが共演している。


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