ウィリアム・シェイクスピアの喜劇”十二夜”をモチーフにして製作された作品。 男子サッカー部に入るために双子の男子に扮した女子高生の奮闘を描く、監督アンディ・フィックマン、主演アマンダ・バインズ、チャニング・テイタム、ローラ・ラムジー、ヴィニー・ジョーンズ他共演のロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:アンディ・フィックマン
製作
ユアン・レスリー
ローレン・シュラー・ドナー
製作総指揮
マーティ・ユーイング
ゲイリー・ルチェッシ
トム・ローゼンバーグ
原作:ウィリアム・シェイクスピア”十二夜”
脚本
カレン・マックラー・ラッツ
キルステン・スミス
ユアン・レスリー
撮影:グレッグ・ガーディナー
編集:マイケル・ジャブロウ
音楽:ネイサン・ワン
出演
ヴァイオラ”セバスチャン”ヘイスティングス:アマンダ・バインズ
デューク・オーシーノ:チャニング・テイタム
オリヴィア・レノックス:ローラ・ラムジー
ディンクレイジ:ヴィニー・ジョーンズ
ダフネ・ヘイスティングス:ジュリー・ハガティ
セバスチャン・ヘイスティングス:ジェームズ・カーク
ユーニス・ベイテス:エミリー・パーキンズ
ポール・アントニオ:ジョナサン・サドウスキー
キア:アマンダ・クルー
イヴォンヌ:ジェシカ・ルーカス
モニーク・ヴァレンタイン:アレクサンドラ・ブレッケンリッジ
ハラシオ・ゴールド校長:デイヴィッド・クロス
ジャスティン・ドレイトン:ロバート・ホフマン
トビー:ブランドン・ジェイ・マクラレン
アンドリュー:クリフトン・マレー
シェリル:リンダ・ボイド
マリア:ケイティ・スチュワート
ピストネク:ロバート・トーティ
ロジャー・ヘイスティングス:ジョン・パイパー=ファーガソン
マルコム・フェステ:ジェームズ・スナイダー
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2006年製作 105分
公開
北米:2006年3月17日
日本:未公開
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $33,741,130
世界 $57,194,670
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
”コーンウォール・アカデミー”の高校生ヴァイオラ・ヘイスティングス(アマンダ・バインズ)は、所属する女子サッカー部が部員不足で廃部になってしまう。
男子サッカー部への入部を望むヴァイオラは、それをコーチのピストネク(ロバート・トーティ)に拒まれる。
ボーイフレンドでキャプテンのジャスティン・ドレイトン(ロバート・ホフマン)も同じ意見だったため、ヴァイオラは彼を罵倒して見限る。
帰宅したヴァイオラは、双子の兄セバスチャンのガールフレンドのモニーク・ヴァレンタイン(アレクサンドラ・ブレッケンリッジ)に声をかけられる。
ヴァイオラがセバスチャンに似ていたため本人かと思ったモニークは、彼に連絡をよこすようにと伝えて立ち去る。
家では母ダフネ(ジュリー・ハガティ)が、ヴァイオラを待ち構えていた。 デビュタントのためのドレスをダフネに見せられたヴァイオラだったが、社交界には興味がないと言って、まともに話を聞こうとしない。 部屋にいたセバスチャンにモニークのことを話したヴァイオラは、ミュージシャンになるため、彼が数週間ロンドンに行くことを知る。 コーンウォールのライバルであるイリリア高校に転校することになっていたセバスチャンは、母親の振りをして適当な理由をつけ数週間病欠すると言ってほしいとヴァイオラに頼む。 セバスチャンの写真を見たヴァイオラは、あるアイデアが浮かび、サッカー部への入部が許可されないのなら、試合で負かして復讐することを考える。 ヴァイオラは、親友のキア(アマンダ・クルー)とイヴォンヌ(ジェシカ・ルーカス)と共に、お馴染の美容院のポール・アントニオ(ジョナサン・サドウスキー)に会いに行く。 ジャスティンのチームを負かすために、セバスチャンに扮してイリリア高校の生徒になり、サッカー部に入部することをポールに伝えたヴァイオラは、彼に協力を求める。 仕方なくそれを引き受けたポールは、ヴァイオラを少年”セバスチャン”に変身させようとする。 男の仕草なども研究したヴァイオラは、離婚した父の家に向かうことをダフネに伝える。 それを許してもらえないヴァイオラは、モニークにデビュタントについてのアドバイスを受けると言って納得させる。 喜ぶダフネは、来週の資金集めのカーニバルには、セバスチャンも呼ぶようにと言ってヴァイオラを送り出す。 セバスチャンに扮しポールと共にイリリア高校に向かったヴァイオラは、バレると言って怖気づいてしまう。 ポールに完璧だと言われて励まされたヴァイオラは、周囲の視線を意識しながら男子寮に向かう。 ルームメイトのデューク・オーシーノ(チャニング・テイタム)に男らしく自己紹介した”セバスチャン”は、その場にいたトビー(ブランドン・ジェイ・マクラレン)とアンドリュー(クリフトン・マレー)を紹介される。 サッカー部の入部の件を聞いた”セバスチャン”は、デュークらと共に、コーチ、ディンクレイジ(ヴィニー・ジョーンズ)のテストを受ける。 ”セバスチャン”はテストを無難にこなすが、控え組に回される。 シャワーを浴びることになった”セバスチャン”は焦るが、ハラシオ・ゴールド校長(デイヴィッド・クロス)に呼ばれる。 バレたと思った”セバスチャン”だったが、歓迎したかっただけだとゴールドに言われる。 校長室を出た”セバスチャン”は、オリヴィア・レノックス(ローラ・ラムジー)とぶつかってしまう。 その夜、シャワールームに向かった”セバスチャン”だったが、寮長のマルコム・フェステ(ジェームズ・スナイダー)とデュークに邪魔されてしまう。 試合で大恥をかいた夢を見た”セバスチャン”は、夜中に起こされて新入りの洗礼を受ける。 全裸にさせられそうになった”セバスチャン”は、何とかそれを逃れる。 翌日、これ以上無理だとポールに電話した”セバスチャン”は、手を打つと言われる。 ピザ店に現れた”セバスチャン”に、ポールの指示でキアやイヴォンヌが迫り、デュークらはその様子を見て驚く。 そこにモニークが現れ、”セバスチャン”は焦ってしまう。 ”セバスチャン”はモニークを追い払い、デュークらは彼を見直す。 翌日から、生徒達の”セバスチャン”を見る目が変わりる。 生物の時間、オリヴィアに惹かれているデュークは、”セバスチャン”が彼女と実験パートナーになったことを羨ましく思う。 オリヴィアとの交際に手を貸してくれたら、サッカー部のレギュラーになる協力をするとデュークに言われた”セバスチャン”は、それを約束して練習に励む。 オリヴィアに惹かれていたマルコムは嫉妬し、クモを使い”セバスチャン”に嫌がらせをしようとする。 セバスチャンからの電話を受けたヴァイオラは、高校の様子を聞かれる。 オリヴィアにデュークと付き合ってみるようにと勧めた”セバスチャン”は、その対象ではないと言う彼女を説得する。 考えておくと言うオリヴィアの気持ちをデュークに伝えた”セバスチャン”は、早速デートに誘うと張り切る彼に、焦らないようにと助言する。 女の子と話すのは苦手だと言うデュークに、自分を女だと思い話しかける練習をさせた”セバスチャン”だったが、クモに気づき騒ぎになる。 クモが部屋から出た直後に母ダフネからの電話メッセージが入り、”セバスチャン”は翌日のカーニバルのことを思い出す。 デューク、オリヴィア、モニークもそれに出席するため、”セバスチャン”は焦ってしまう。 翌日、デュークらとカーニバルに向かった”セバスチャン”は、仮設トイレでドレスに着替え、ヴァイオラに戻りダフネに会う。 キス・コーナーを担当することになっていたヴァイオラは、着替えるためにその場を離れデュークと出くわしてしまい、以前会ったような気がすると言われる。 ジャスティンにも会ったヴァイオラは、彼を相手にせずアトラクション内で”セバスチャン”に戻る。 モニークに見つかってしまった”セバスチャン”は、ポールらの協力で彼女から逃れ、キス・コーナーに向かう。 オリヴィアと遂にキスできると思っていたデュークだったが、直前に現れたヴァイオラが彼女と代わってしまい、ショックを受ける。 不運だと言ってしまったデュークは、傷つける気はなかったとヴァイオラに謝罪し、彼女とキスする。 そこに現れたジャスティンは、ガールフレンドに手を出したと言ってデュークに言い寄る。 デュークはヴァイオラがセバスチャンの妹だと気づき、試合で決着をつけると言うものの、ジャスティンと喧嘩になる。 それに加わったヴァイオラは、現れたダフネに非難され、デュークとジャスティンは退場させられる。 寮に戻った”セバスチャン”は、キスしたことでデュークに惹かれていたため、ヴァイオラと付き合えばいいと彼に提案する。 オリヴィアのこともあり戸惑うデュークだったが、ヴァイオラとは色々話してみたい気持ちもあることを”セバスチャン”に伝える。 ヴァイオラを食事に誘う気があることを”セバスチャン”に伝えたデュークは、いいアイデアだと言われる。 コーチのディンクレイジからコーンウォール戦の先発を言い渡された”セバスチャン”は、デュークと共に喜ぶ。 ”セバスチャン”に惹かれるオリヴィアは、彼を嫉妬させようとしてデュークに迫る。 ヴァイオラに電話をさせたい”セバスチャン”だったが、デュークはオリヴィアに話しかけられて舞い上がってしまう。 デュークに電話したヴァイオラは、それを切られたために彼とオリヴィアの邪魔をする。 オリヴィアからデートに誘われたデュークは、ヴァイオラのことはどうでもよくなる。 デュークとは合わないとオリヴィアに助言した”セバスチャン”は、心配ならデートの場に来るよう言われる。 ”セバスチャン”は、ユーニス・ベイテス(エミリー・パーキンズ)と共にレストランに向かう。 オリヴィアがデュークに迫るのを見て刺激されたユーニスが寄り添ってきたため、”セバスチャン”は席を外す。 オリヴィアも席を立ち”セバスチャン”を追い、デュークは置き去りにされる。 ロンドンのセバスチャンは、一日早く帰り、話があるというメッセージをモニークの電話に残す。 一応デビュタントに出席したヴァイオラは、トイレでオリヴィアから、惹かれているのは”セバスチャン”だと言われ、嫉妬させるためにデュークに迫ったと知らされる。 本気で”セバスチャン”にアタックする気になったオリヴィアだったが、その話を聞いていたモニークが言い寄る。 二人は争いになりヴァイオラも加わり、その騒ぎを知った責任者のシェリル(リンダ・ボイド)がそれを制止する。 マルコムは、”セバスチャン”の様子がおかしいことを校長のゴールドに伝え、彼も納得する。 帰国して寮に向かったセバスチャンは、オリヴィアにキスされて驚いてしまう。 その様子を見ていたデュークはショックを受ける。 帰宅したモニークは、セバスチャンがロンドンにいたことを電話のメッセージで知ってしまう。 寮の部屋に戻った”セバスチャン”は、自分を裏切り者だと言うデュークの話を理解できない。 オリヴィアとキスしていたと言われた”セバスチャン”は、彼女が最初から自分に惹かれていたことを伝える。 キスして以来、ヴァイオラがデュークに夢中だと伝えた”セバスチャン”だったが、策略だと言われて追い出される。 その頃マルコムは、セバスチャンが双子だということに気づく。 寮に向いセバスチャンを捜すモニークは、デュークから”セバスチャン”の携帯電話を渡される。 その電話がセバスチャンのものではないことに気づいたモニークは、現れたマルコムに協力すると言われる。 渡された電話にジャスティンから電話が入り、それがヴァイオラのものだと知ったモニークは、マルコムと手を組む。 ”セバスチャン”は落ち込み、セバスチャンは寮の部屋に着く。 翌日、イリリア対コーンウォールのサッカー対抗戦の準備は整い、目覚めたデュークは、セバスチャンが入れ替わっていることに気づかない。 ゴールドは、今回の件をモニークとマルコムから知らされる。 アンドリューとトビーにサッカーの試合だと言われて起こされたセバスチャンは、情況が把握できない。 ユーニスの部屋で目覚めた”セバスチャン”は驚く。 ゴールドに呼ばれていたダフネは、現れた夫ロジャー(ジョン・パイパー=ファーガソン)と話し、ヴァイオラが泊まっていなかったことを知る。 顔面にペイントしたデュークらイリリアの選手が現れ、セバスチャンも意味が分からないままそれに続く。 キャプテンのデュークとジャスティンは、握手もしないままコイントスを行い試合は始まる。 先発で起用されたセバスチャンは、サッカーをやったこともないためまともなプレイができない。 グラウンドに向かった”セバスチャン”は、セバスチャンが試合に出ていたために驚く。 そこに現れたゴールドは試合を中断させ、セバスチャンに発言を求める。 サッカーが下手だったことを謝罪するだけのセバスチャンに対し、拡声器を持ったゴールドは、彼が女性であることを皆に知らせる。 セバスチャンはそれを否定するが、ゴールドは、妹のヴァイオラが彼に扮していると伝える。 自分は男だというセバスチャンは下半身を見せてそれを証明し、立場が亡くなったゴールドはマルコムを責める。 マルコムは何も答えられず、試合は再開されることになり、セバスチャンは、言い寄るモニークに自分達は終わったと伝える。 ディンクレイジはセバスチャンをベンチに下げ、試合は再開される。 ハーフ・タイムになったところで、隠れていたヴァイオラはセバスチャンを呼び、男子サッカー部に入るために男に扮していたことを伝える。 セバスチャンから、キスされたオリヴィアに惹かれてしまったと言われたヴァイオラは驚きながら、ユニフォームを着て後半に挑む。 ディンクレイジに”変わった”と伝えた”セバスチャン”は出場を認められ、デュークが先制のゴールを決める。 自分を恨むデュークにパスを求める”セバスチャン”だったが無視される。 デュークはボールを奪われ、ゴールを決められて同点となる。 オリヴィアとのことは誤解だと言う”セバスチャン”は、後で説明すると言って、デュークを試合に集中させようとする。 ジャスティンに言い寄られたデュークは揉み合い、両チームは乱闘になる。 試合で決着をつけろと言って、ディンクレイジがそれを制止する。 現れたオリヴィアとは何もないと言う”セバスチャン”は、仕方なくデュークに愛を告げる。 自分がセバスチャンではないと伝えたヴァイオラは、こんなことになった理由を話しながら女に戻り、オリヴィアがキスした相手と前半に出場したのは兄のセバスチャンだと知らせる。 それでもデュークが女だと認めないため、ヴァイオラは胸を見せて納得させる。 ジャスティンは驚き、ダフネは娘の行為を嘆き、オリヴィアは混乱する。 裏切っていないと言うヴァイオラの言葉を信じたデュークは、彼女の気持ちを受け入れて試合に挑む。 コーンウォールのコーチ、ピストネクから女子選手出場に対しての抗議を受けたディンクレイジは、ルールブックを破り捨てる。 女が出場して勝てるのかとピストネクに言われたディンクレイジは、チームに檄を飛ばす。 試合は再開され、ヴァイオラがファールを受けてPKとなる。 キックしたボールをキーパーのジャスティンが弾くが、それを受けたデュークがヴァイオラにパスし、彼女がゴールを決める。 ダフネと共にヴァイオラの活躍を喜ぶロジャーは、セバスチャンがロンドンにいたことを知り、自分に何も話さなかったことを責める。 騒ぎになる前にそれを制止したヴァイオラは、家族で食事することを提案し、両親が寄りを戻しそうな雰囲気に満足する。 セバスチャンに改めてオリヴィアを紹介したヴァイオラは、トビーがユーニスに告白する姿を見守るが、デュークには声をかけられない。 落ち込むデュークは、ヴァイオラからの舞踏会の招待状を受け取る。 舞踏会の当日、会場の外にいたヴァイオラは、正装して現れたデュークから、寮でのことが楽しかったと言われる。 正直に話すべきだったと言うヴァイオラは、恐かったと伝えてデュークに謝罪する。 相手が女性でなかったことが幸いして、お互いを知ることができたと伝えるデュークは、自分の言葉が女心を刺激したとヴァイオラに言われる。 今後は女性でいてほしいというデュークに、ヴァイオラはそれを約束する。 会場ではジャスティンがモニークをエスコートし、オリヴィアはセバスチャン、そして、ヴァイオラはポールと共に現れるはずだった。 しかし、ヴァイオラのエスコート役はデュークで、二人は皆に祝福される。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
”コーンウォール・アカデミー”の高校生ヴァイオラ・ヘイスティングスは、女子サッカー部員として活躍していたが、部員不足で廃部になってしまう。
男子サッカー部への入部を拒否されたヴァイオラは、ライバルのイリリア高校に転校する双子の兄セバスチャンが、ミュージシャンを目指しロンドンに向かうことを知る。
セバスチャンに扮しイリリア校の男子サッカー部に入部し、コーンウォールを負かせて復讐することを誓ったヴァイオラは、美容師ポールの協力を得て男子生徒に変装する。
イリリアの男子寮のルームメイト、デュークにバレずに済んだヴァイオラは、彼らと共にサッカー部の練習に励む。
そんな時、出会った女子生徒オリヴィアと親交を深めたヴァイオラは、デュークが彼女に好意を抱いていることを知り、恋の手助けをしようとするのだが・・・。
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ウィリアム・シェイクスピアの”十二夜”を現代風にアレンジした内容、アンディ・フィックマンの軽快な演出が見所の作品。
キュートなアマンダ・バインズ演ずる主人公の演技が実に愉快で、兄に扮している彼女の方が可愛らしく感じてしまう、その奮闘ぶりは見ものだ。
主人公を取り巻く若手スターのチャニング・テイタム他の役柄も注目で、それぞれが個性を生かした爽やかな演技を見せている。
解放的な高校生活、楽しいクラブ活動など、ワクワクしてくるような映像も見ていて実に楽しい。
男女に扮し奮闘するサッカー少女を熱演するアマンダ・バインズ、彼女との関係に混乱しながら親交を深めるチャニング・テイタム、同じく、主人公に惹かれてしまうローラ・ラムジー、イリリア校のコーチ、ヴィニー・ジョーンズ、主人公の母ジュリー・ハガティ、兄ジェームズ・カーク、女子生徒エミリー・パーキンズ、主人公に協力する美容師ジョナサン・サドウスキー、主人公の友人アマンダ・クルー、ジェシカ・ルーカス、セバスチャン(ジェームズ・カーク)のガールフレンドのアレクサンドラ・ブレッケンリッジ、校長のデイヴィッド・クロス、主人公のボーイフレンドのロバート・ホフマン、サッカー部のチームメイト、ブランドン・ジェイ・マクラレンとクリフトン・マレー、デビュタントの責任者リンダ・ボイド、女子生徒ケイティ・スチュワート、コーンウォール校のコーチ、ロバート・トーティ、主人公の父親ジョン・パイパー=ファーガソン、寮長ジェームズ・スナイダーなどが共演している。