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最後の酋長 Seminole (1953)

セミノールと彼らを保護地に移そうとする軍との争いを描く、監督バッド・ベティカー、主演ロック・ハドソンバーバラ・ヘイルアンソニー・クインリチャード・カールソン他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇

アンソニー・クイン / Anthony Quinn / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:バッド・ベティカー
製作:ハワード・クリスティ
原作:チャールズ・K・ペックJr.
脚本:チャールズ・K・ペックJr.
撮影:ラッセル・メティ
編集:ヴァージル・W・フォーゲル
音楽
ヘンリー・マンシーニ(クレジットなし)
ミルトン・ローゼン(クレジットなし)

出演
ランス・コールドウェル:ロック・ハドソン
リヴィア・マルドゥーン:バーバラ・ヘイル
オセオラ/ジョン・パウエル:アンソニー・クイン
ハーラン・ディーガン少佐:リチャード・カールソン
カジェック:ヒュー・オブライエン
ハミルトン中尉:ラッセル・ジョンソン
マグルーダー軍曹:リー・マーヴィン
カルーク:ラルフ・ムーディ
ザカリー・テイラー大佐:フェイ・ルーペ
ジェラルド軍曹:ジェームズ・ベスト
スコット:ジョン・デイハイム

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1953年製作 87分
公開
北米:1953年3月20日
日本:1960年9月16日
北米興行収入 $1,400,000


ストーリー
1835年、フロリダ準州
軍法会議で裁かれるランス・コールドウェル少尉(ロック・ハドソン)は、無罪を主張して、その理由を語り始める。
__________
キング砦に赴任する士官学校を卒業したコールドウェルは、セミノールの戦士に襲われる。
抵抗したコールドウェルは、相手が逃げた後で銃声を聴き、襲われた農夫の家に向かう。
コールドウェルは、友好的なセミノールが襲うことを疑問に思い、軍が早急に対処することを農夫から求められる。
砦に着いたコールドウェルは、司令官のハーラン・ディーガン少佐(リチャード・カールソン)と話し、地元出身だったために、セミノールは友好的な部族であることを伝える。
時代は変わったと言うディーガンは、西の保護地にセミノールを移し管理する計画をコールドウェルに話す。
ディーガンは、他の部族は従ったものの、セミノールの酋長オセオラだけは無視していることをコールドウェルに伝る。
セミノールの生活や言葉を理解するコールドウェルは、自分がオセオラに会い話し合うことを提案するが、平和的解決の時期でないと考えるディーガンは、攻撃準備のための偵察のみを命ずる。
マグルーダー軍曹(リー・マーヴィン)を呼んだディーガンは、コールドウェルを監視させる。
外出許可を得たコールドウェルは交易所に向かい、幼馴染で惹かれ合っていたリヴィア・マルドゥーン(バーバラ・ヘイル)との再会を喜ぶ。
コールドウェルは、セミノールが指示に従わない場合は攻撃も辞さないことを伝える。
コールドウェルが帰った後でリヴィアは、自分とコールドウェルとの幼馴染で、姿を消したセミノールのジョン・パウエルに会いに奥地に向かう。
実はセミノールの酋長オセオラであるジョン(アンソニー・クイン)に会ったリヴィアは、愛し合っている彼に、コールドウェルが軍隊を率いて攻撃を仕掛ける可能性を伝るのだが・・・。


解説 評価 感想
低予算西部劇などでも知られるバッド・ベティカーが監督し、主演はロック・ハドソンバーバラ・ヘイルアンソニー・クインリチャード・カールソンなどが共演した作品。

セミノールと彼らを保護地に移そうとする軍との争いを描く西部劇。

軍が、保護地にセミノールを移す計画を、事実に基づいて描いた作品。
その実行前の偵察と計画に参加した将校が、酋長と幼馴染という設定であり、攻撃を仕掛けようとする司令官との間で苦悩する姿が切実に描かれている。

主演のロック・ハドソンは、セミノールのことを理解しながらも任務を遂行しようとする将校を熱演している。

主人公の幼馴染でセミノールの酋長と愛し合うバーバラ・ヘイル、主人公の幼馴染であるセミノールの酋長オセオラアンソニー・クイン、主人公にセミノールの偵察を命じ、攻撃を実行する砦の司令官リチャード・カールソンセミノールの戦士ヒュー・オブライエン、その父親ラルフ・ムーディ、中尉のラッセル・ジョンソン、軍曹のリー・マーヴィンジェームズ・ベスト、主人公を裁く大佐のフェイ・ルーペなどが共演している。


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