サハラ Sahara (2005)

マリへの入国を希望するエヴァは、マサードに協力を求める。

会場に現れたダークは、CSSテキサスのコインを手に入れたことをサンデッカーに知らせて財宝捜索の許可を得る。

モーターボートでマリに向かおうとしたダークは、マーサードの協力を得られないと考え同行を求めるエヴァとホッパーの要求を聞き入れ、同僚のアル・ジョルディーノ(スティーヴ・ザーン)、ルディ・ガン(レイン・ウィルソン)と共に出発する。

ニジェール川を上りマリ入りしたダークは、エヴァらと別れてコインを見つけた男に会おうとする。

男に会えなかったダークは寺院の長老を訪ね、150年前に現れた船についての話を聞く。

ボートに戻ったダークらは、手掛かりを見つけながら川を上る。

首都バマコ。
軍を制圧して国を支配しようとするザテッド・カジーム将軍(レニー・ジェームズ)と手を組むマサードは、伝染病が広がる危険性などを伝えるが、将軍はそれを聞き入れない。

監視官の警告を無視したダークらは、攻撃を受けながら逃走する。

エンジンを撃たれたダークらは、自爆してボートから飛び降り追撃をかわす。

ルディを国境に向かわせたダークは、アルと共にその場を離れる。

その頃、エヴァとホッパーはある村に到着して、多くの人々が伝染病で死亡したことを知る。

エヴァは埋められた井戸を調べて水を採取するが、村は軍隊に襲われ、彼女はその場に身を潜める。

現れたカジームは、捕えたホッパーにエヴァの居場所を教えるよう迫る。

カジームは口を割らないホッパーを射殺し、その様子をダークとアルが目撃する。

兵士が井戸を調べ銃を乱射しようとしたため、ダークとアルは放牧民を装い近づいて襲い掛かる。

ダークはエヴァを助け、ホッパーの死を悲しむ彼女を連れて村を離れる。

その件を知ったカジームは、兵士を襲ったのがボートの者達と同じだとマサードに指摘し、捕えるよう指示する。

砂漠地帯を行くダークらは、トゥアレグ族に捕えられる。

エヴァが伝染病を調べている医師だと分かり、ダークらは解放される。

居留地の病人を調べたエヴァは、その場で採取した水から毒が検出されたことをダークに伝える。

病気の原因が伝染病ではなく毒だと分かり、エヴァは治療方法がないことをダークに知らせる。

ラゴス。
サンデッカーは、貸しのあるCIA工作員カール(デルロイ・リンドー)に会い、ダークらを救出するための協力を求める。

ダークは族長に感染源を伝え、カジームから借りているという1936年製の”Avions Voisin C-28”を見せられる。

子供達とサッカーをして遊んでいたアルは、CSSテキサスの手掛かりとなる壁画を偶然に見つける。

ダークは、それが病気の感染源ともつながることに気づき調べようとする。

移動したダークらは、砂漠の中でマサードの太陽光発電所を見つける。

ダークらは、その場に現れた列車にラクダから飛び移る。

同じ頃、船に戻っていたルディは、川で採取した物質を調べ、ある事実を確認してサンデッカーに知らせる。

発電所に侵入したダークらは、そこが太陽熱を利用した毒物処理施設であり、トゥアレグ族がその仕事に従事させられていたことを知るが、彼らはマサードに捕えられる。

サンデッカーとルディはアメリカ大使館に向かい、このまま放置すれば、汚染が世界中に広がる危険性を指摘する。

ダークとアルは移送され、マサードは画期的な処理システムをエヴァに説明するが、彼女から水の汚染が広がることを知らされる。

移送中のトラックの荷台を外してその場を逃れたダークとアルは、砂漠をひたすら移動する。

マサードは、毒物の搬送を中止するようカジームに提案するものの聞き入れられない。

カジームの動きなどを調べたカールは、それをサンデッカーに知らせるが、ダークとアルの消息はわからなかった。

墜落した飛行機を見つけたダークとアルは、それを利用して移動してサンデッカーに連絡を入れ、毒物流出が広がることなどを知らされる。

トゥアレグ族の居留地に戻ったダークとアルは、族長と話し合い”Avions Voisin”で発電所に向かう。

発電所に侵入したダークとアルは、同行した族長が同胞を助け出す手助けをする。

その場に誰もいないことを不思議に思ったダークは、発電所をマサードが破壊しようとしていることに気づく。

アルはそれを阻止しようと考え、ダークはヘリコプターでマサードに連れ去られようとするエヴァを助ける。

発電所の破壊は阻止され、ダークらはその場を離れるものの、カジームのヘリの攻撃を受ける。

かつて川だった場所でCSSテキサスを発見した三人は、その内部に入り、大砲でカジームのヘリを攻撃しようと考える。

戦車軍団が現われ攻撃の準備をしたダークは、その場の財宝を確認する。

砲撃を受けたカジームのヘリは撃墜され、司令官を失った兵士は降伏し、ダークらは現れたトゥアレグ族を見て歓喜する。

ダークらは財宝をトゥアレグ族の居留地に隠し、サンデッカーはそれが見つからなかったことを大使館側に報告する。

サンデッカーは、政府が”NUMA”を全面支援することを確認する。

マサードは、ウエイターに扮したカールに汚染水を飲まされる。

モントレー。
愛し合うようになっていたダークとエヴァは、海岸で休暇を楽しむ。