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渓谷の銃声 Roughshod (1949)

脱獄囚に命を狙われる牧場主の戦いを描く、監督マーク・ロブソン、主演ロバート・スターリンググロリア・グレアムクロード・ジャーマンJr.ジョン・アイアランド他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:マーク・ロブソン
製作:リチャード・H・バーガー
製作総指揮:ジャック・J・グロス
原案:ピーター・ヴィアテル
脚本
ダニエル・マインウォーニング
ヒューゴ・バトラー
撮影:ジョセフ・バイロック
編集:マーストン・フェイ
音楽:ロイ・ウェッブ

出演
クレイ・フィリップス:ロバート・スターリング
メアリー・ウェルズ:グロリア・グレアム
スティーヴ・フィリップス:クロード・ジャーマンJr.
レドノフ:ジョン・アイアランド
エレイン・ワイアット:ジェフ・ドネル 酒場の女
ヘレン・カーター:マーナ・デル 酒場の女
マーシャ:マーサ・ハイヤー 酒場の女
ジム・クレイトン:ジョージ・クーパー
ジェド・グラハム:ジェフ・コーリー
ワイアット夫人:サラ・ヘイデン
ワイアット:ジェームズ・ベル
ファウラー:ショーン・マクローリー
マッコール:ロバート・ウィリアムズ
ピーターズ:スティーヴ・サヴェージ
ガードナー保安官:エド・キャシディ

アメリカ 映画
配給 RKO
1949年製作 88分
公開
北米:1949年5月11日
日本:1950年8月14日


ストーリー
冷酷な殺人犯レドノフ(ジョン・アイアランド)、マッコール(ロバート・ウィリアムズ)、ピーターズ(スティーヴ・サヴェージ)ら脱獄囚が、親子3人を殺して服を奪い、脱いだ囚人服を燃やして立ち去る。
暫くして通りがかったジェド・グラハム(ジェフ・コーリー)は、3人の遺体と焼け残った囚人服を見つける。
その後ジェドは、馬車でソノーラに向かう4人の女性メアリー・ウェルズ(グロリア・グレアム)、エレイン・ワイアット(ジェフ・ドネル)、ヘレン・カーター(マーナ・デル)、マーシャ(マーサ・ハイヤー)に出くわし、殺人犯がいることを伝えて警戒させる。
アスペンに着いたジェドは、牧場主のクレイ・フィリップス(ロバート・スターリング)に、殺された親子のことを話す。
クレイは、自分に何の関係があるのかとジェドに尋ねる。
保安官(エド・キャシディ)は、囚人服と刑務所から届いたレドノフら脱獄囚に関する手紙をクレイに見せる。
かつてレドノフをメキシコまで追いかけて負傷させ、保安官に引き渡したクレイは、彼らが自分に復讐するはずだと考える。
馬を移動させなければならないため、捜索隊には加わらないつもりのクレイは、牧場で待ち構えるしかないと考え、弟のスティーヴ(クロード・ジャーマンJr.)にライフルを買い与えて弾丸も手に入れる。
牧場に向かうクレイは、車輪が壊れて立ち往生するメアリーらに出くわし、ソノーラまで乗せてほしいと頼まれる。
クレイは馬のことがあるために、近くのワイアット(ジェームズ・ベル)の牧場までメアリーらを連れて行くことにする。
それを知った気分がすぐれないエレインは、動揺する。
途中で野営をすることにしたクレイは、メアリーらの世話をしながら、スティーヴと共に警戒するのだが・・・。


解説 評価 感想
1940年代前半まで編集技師として活躍したマーク・ロブソンが監督し、主演はロバート・スターリンググロリア・グレアムクロード・ジャーマンJr.ジョン・アイアランドなどが共演した作品。

脱獄囚に命を狙われる牧場主の戦いを描く西部劇。

凶悪犯の復讐を警戒する牧場主が、町を追い出された4人の訳ありの女性たちに関わる展開が興味深く描かれている。

唯一の協力者であるまだ少年の弟と共に戦いに挑む主人公と、自分の店を持つ夢を抱くヒロインとのロマンスも描かれ、恋が実り終わるラストもいい。

主演のロバート・スターリングは、脱獄囚に命を狙われながらも敢然と立ち向かう牧場主を熱演し、主人公と惹かれ合うようになるグロリア・グレアムは、町から追い出された酒場の女を魅力的に演じている。

主人公の兄と共に勇敢に戦いながら様々なことを学ぶ少年を好演するクロード・ジャーマンJr.、主人公を恨み命を狙う脱獄囚ジョン・アイアランド、ヒロインと共に町を出た女性ジェフ・ドネルマーナ・デルマーサ・ハイヤー、彼女の恋人ジョージ・クーパー、脱獄囚に殺された親子を発見するジェフ・コーリー、エレイン(ジェフ・ドネル)の父親である牧場主ジェームズ・ベル、その妻サラ・ヘイデン、主人公らに出会う金の採掘者ショーン・マクローリー、脱獄囚のロバート・ウィリアムズとスティーヴ・サヴェージ、保安官のエド・キャシディなどが共演している。


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