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テキサスの若武者 Ride Him, Cowboy (1932)

謎の無法者を捕えようとするカウボーイの戦いを描く、監督フレッド・アレン、主演ジョン・ウェインルース・ホールヘンリー・B・ウォルソール他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇

ジョン・ウェイン / John Wayne 作品一覧
ジョン・ウェイン / John Wayne/Pinterest


スタッフ キャスト
監督:フレッド・アレン
製作:レオン・シュレシンジャー
原作:ケネス・パーキンス
脚本:スコット・メイソン
撮影:テッド・マッコード
編集:ウィリアム・クレメンス

出演
ジョン・ドルーリー:ジョン・ウェイン
ルース・ゴーント:ルース・ホール
ジョン・ゴーント:ヘンリー・B・ウォルソール
E・クラレンス”ネクタイ”ジョーンズ判事:オーティス・ハーラン
クラウト保安官補:ハリー・グリボン
ヘンリー・シムズ/ザ・ホーク:フランク・ハグニー
医師:マードック・マッカリー(クレジットなし)
手下:グレン・ストレンジ(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1932年製作 55分
公開
北米:1932年8月27日
日本:1932年
製作費 $28,000


ストーリー
マリコパ郡。
ある雨の夜、ルース・ゴーント(ルース・ホール)が馬の声に気づき、彼女の祖父ゴーント(ヘンリー・B・ウォルソール)は、それが愛馬のデュークではないかと思い様子を見に行く。
使用人のウェッブが倒れていることに気づいたゴーントは、その場に居た男から、デュークが暴れてウェッブに襲いかかったことを知らされる。
デュークを人殺しの暴れ馬と判断したヘンリー・シムズ(フランク・ハグニー)により告発され、裁判にかけられる。
ゴーントとルースは、暴れ馬ではないと言ってデュークを擁護するが、判事はそれを認めない。
町に着いたカウボーイのジョン・ドルーリー(ジョン・ウェイン)は、裁判の様子を見守る。
デュークを安全に乗りこなせる者もいないと言う判事の言葉を聞いたジョンは、許可を得て乗りこなし、デュークの命を助ける。
ルースとゴーントに感謝されたジョンは、暫く町に滞在することを2人に伝える。
町では、”ザ・ホーク”と呼ばれる無法者の悪事に対抗するために、自警団を組織することが話し合われる。
その集会に参加したジョンは、単独でザ・ホークを探すことを提案し、案内役としてシムズが名乗り出て、捜索が行われることになるのだが・・・。


解説 評価 感想
1923年に発表された、ケネス・パーキンスの小説”Ride Him, Cowboy”を基に製作された作品。

ケン・メイナード主演、1926年公開のサイレント西部劇”The Unknown Cavalier”のリメイク。

編集技師としても知られるフレッド・アレンが監督し、主演はジョン・ウェインルース・ホールヘンリー・B・ウォルソールなどが共演した作品。

主人公が悪党の罠にはめられて殺人犯と思われ、その疑惑が終盤まで晴れないためにやや苛立つが、すべてが丸く収まるラストは爽快だ。

主演のジョン・ウェインは、謎の悪党の捜索を依頼されるものの、罠にはまり犯人と思われながらも敢然と悪に立ち向かう青年を熱演している。

主人公と惹かれ合うようになる牧場主の孫娘ルース・ホール、その祖父で牧場主のヘンリー・B・ウォルソール、判事のオーティス・ハーラン、頼りない保安官補を愉快に演ずるハリー・グリボン、町の名士を装う謎の悪党フランク・ハグニー、医師のマードック・マッカリー、悪党の手下グレン・ストレンジなどが共演している。


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