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レモ/第1の挑戦 Remo Williams: The Adventure Begins (1985)

1971年に第1作が発表された、ウォーレン・マーフィーリチャード・セピアによるアクション小説”デストロイヤー”を基に製作された作品。(小説は以後シリーズ化)
政府の秘密組織の工作員となった元警官の活躍を描く、監督ガイ・ハミルトン、主演フレッド・ウォードジョエル・グレイウィルフォード・ブリムリー共演の痛快アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ガイ・ハミルトン

製作:ラリー・スピーゲル
原作
ウォーレン・マーフィー

リチャード・セピア
脚本:クリストファー・ウッド
撮影:アンドリュー・ラズロ
編集:マーク・メルニック
音楽:クレイグ・セイファン

出演
レモ・ウィリアムズ/サミュエル・エドワード”サム”メイキン:フレッド・ウォード

チュン:ジョエル・グレイ
ハロルド・スミス:ウィルフォード・ブリムリー
レイナー・フレミング少佐:ケイト・マルグルー
コン・マクレリー:J・A・プレストン
スコット・ワトソン将軍:ジョージ・コー
ジョージ・グローブ:チャールズ・シオッフィ
コニー・アイランドの客引き:ウィリアム・ヒッキー
救急車の運転手:レジナルド・ヴェルジョンソン

アメリカ 映画
配給 オライオン・ピクチャーズ

1985年製作 121分
公開
北米:1985年10月11日
日本:1986年6月21日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $14,393,900


アカデミー賞 ■
第58回アカデミー賞

・ノミネート
メイクアップ賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク
タフな警官サミュエル・エドワード”サム”メイキン(フレッド・ウォード)は、暴漢を見つけて叩きのめした後、何者かにパトカーごと川に突き落とされて死亡する。

メイキンの葬儀は行われるのだが、実は生存していた彼は、顔を整形され秘密組織”CURE”に採用されたことを、政府の工作員コン・マクレリー(J・A・プレストン)から知らされる。

ベトナム戦争時は海兵隊員だったメイキンは、指紋を消されて、名前も”レモ・ウィリアムズ”と変えられ、社会悪に対抗する人材としてリクルートされたのだった。

病院を退院したレモは、救急車を盗んで逃走するものの、現れたマクレリーにある場所に連れて行かれる。
...全てを見る(結末あり)

組織のリーダー、ハロルド・スミス(ウィルフォード・ブリムリー)に会ったレモは、事情を聞き、マクレリーから銃を渡されて、最初の殺しを命ぜられる。

ある建物に侵入したレモは、東洋人チュン(ジョエル・グレイ)がターゲットだと知り銃を向ける。

しかしレモは、銃弾をかわして素手で戦うチュンに、触れることもできずに叩きのめされてしまう。

チュンは組織の関係者で、現れたマクレリーに、レモを鍛えてみることを伝える。

レモは、韓国人の格闘技の達人であるチュンの元に向かい、暗殺術”シナンジュ”を伝授されることになる。

その頃スミスは、軍需産業界の大物ジョージ・グローヴ(チャールズ・シオッフィ)の動向を探っていた。

グローヴは、陸軍のスコット・ワトソン将軍(ジョージ・コー)と組んで軍需産業を支配しようと考えていた。

レモは、チュンの荒っぽい修行に耐えて、着実に術を習得する。

ワトソン将軍の部下レイナー・フレミング少佐(ケイト・マルグルー)は、将軍の協力で”ハープ衛星”を開発したグローヴについての調査を始め、それをスミスも監視していた。

スミスは、命を狙われる可能性のあるフレミングの身を守るよう、マクレリーに指示を出す。

マクレリーは、修行も最終段階に入ったレモと共にフレミングの監視を始め、グローヴの部下もそれに気づき警戒する。

修復工事中の”自由の女神”で、グローヴの部下が差し向けた男達に襲われたレモだったが、彼はそれを撃退する。

スミスの元に向かったレモは、今回のことで、秘密裏に行動する自分達の動きが、グローヴに知られてしまったことの危険性を指摘される。

組織の解散は死を意味し、その場合、自分もチュンに殺されることを知らされたレモは、彼の元を去る。

その後、レモとマクレリーはグローヴの工場に侵入するが、組み立てられた”ハープ衛星”は自爆してしまい、何んとか情報だけは入手する。

しかし、気づかれたマクレリーが銃弾を受けてしまい、彼はレモに情報を渡して逃がす。

捕えられたマクレリーは、口を割らずに自ら命を絶つ。

スミスは、レモが持ち帰った情報で、”ハープ衛星”が存在せずに、形だけの模造品であり、グローヴが、膨大な予算だけを手に入れようとしていたことを知る。

マクレリーが犠牲になったにも拘らず、グローヴを倒せないことに納得がいかないレモだったが、スミスは彼に抹殺指令を出す。

オレゴン州、マウント・プロミス兵器試験場。
ワトソン将軍とその場に到着したグローヴは、フレミングを牽制するものの、彼女はそれに動じない。

その場に侵入したレモに出会ったフレミングは、彼が情報部の者だということを確認して信用する。

グローヴの部下に、試験場に案内された二人は閉じ込められ、睡眠ガスで眠らされそうになる。

しかし、レモは敵を倒してフレミングを連れて脱出するが、二人の動向を知ったワトソンは、部下を向かわせて捕えようとする。

その後、二人は現れたチュンと合流し、彼らはトラックを奪うものの、ブレーキが効かなかったために事故を起こしてしまう。

レモとフレミングは脱出し、チュンはトラックと共に転落するが無事だった。

フレミングをチュンに任せたレモは、攻撃を受けながらグローヴの元に向かう。

レモは、グローヴの銃撃を逃れて車を転落させたるが、無事だった彼に銃を向けられる。

グローヴの銃弾をかわしたレモは、銃を奪い彼を倒し、それを知ったスミスは、今回の任務の終了を確認する。

フレミングの元に向かったレモは、部隊が到着したことに気づく。

兵士は水面を歩くチュンに驚き、レモは、自分達が何者だと質問するフレミングに別れを告げて、モーターボートでその場を離れる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
警官サミュエル・エドワード”サム”メイキンは、事故死したこととなり、整形手術を受けて名前も”レモ・ウィリアムズ”と変えられる。
政府の秘密組織”CURE”の工作員マクレリーにリクルートされたタフな男メイキン/レモは、社会悪から国家を守るために働くことになる。
レモは、組織のリーダー、スミスから事情を聞き、韓国人である武術の達人チュンの元に連れて行かれ、暗殺術”シナンジュ”を習得するための修行を始める。
スミスは、軍需産業界の大物グローヴの動きを監視し、ワトソン将軍と手を組み、業界を支配しようとする彼の陰謀を暴こうとする。
その後レモは、風変わりなチュンとの生活に戸惑いながらも、修行を終えようとしていた。
グローヴの動向を調査し始めた、フレミング少佐の危険を察したスミスは、レモとマクレリーを彼女に接近させるのだが・・・。
__________

ガイ・ハミルトンのシャープな演出、派手さを抑え体を張ったアクションなど見どころも多く、映画としてシリーズ化が実現しなかったのは残念だ。

ようやく知名度が上がり始め、主演に抜擢されたフレッド・ウォードの素朴なキャラクター、風変わりな武術家を軽妙に演ずるジョエル・グレイとの掛け合いなども実に愉快だ。

お馴染みの”自由の女神”でのアクション場面で、修復現場を使うというアイデアも新鮮でなかなかいい。

苦労人であるフレッド・ウォードは、運動能力を生かした古風なアクションで熱演している。

第58回アカデミー賞でメイクアップ賞にノミネートされただけあり、謎の東洋人武術家を演ずるジョエル・グレイは本人だと全く分からない。

秘密組織のリーダー、ウィルフォード・ブリムリー、軍と癒着する軍需企業の動向を探る少佐ケイト・マルグルー、主人公の同僚工作員J・A・プレストン、陰謀に絡む将軍ジョージ・コー、その黒幕チャールズ・シオッフィ、カーニバルの客引きウィリアム・ヒッキー、救急車の運転手役でレジナルド・ヴェルジョンソンが端役出演している。


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