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リグレッション Regression (2015)

イーサン・ホーク×エマ・ワトソン
豪華キャストが挑む、90年代アメリカを震撼させた”悪魔崇拝儀式”の闇。
退行催眠が暴き出す真実か、それとも集団心理が生んだ幻影か・・・。
製作、監督、脚本アレハンドロ・アメナーバルデヴィッド・シューリスロテール・ブリュトーデイル・ディッキーデヴィッド・デンシック他共演の心理スリラー・ミステリー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー

エマ・ワトソン / Emma Watson / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:アレハンドロ・アメナーバル
製作
アレハンドロ・アメナーバル
フェルナンド・ボバイラ
クリスティーナ・ピオヴェサン
製作総指揮
ガブリエル・アリアス=サルガド
シモン・デ・サンティアゴ
アクセル・クシェヴァツキー
アレックス・ラロンド
脚本:アレハンドロ・アメナーバル
撮影:ダニエル・アラーニョ
編集
カロリーナ・マルティネス・ウルビナ
ジェフ・アシェンハースト
音楽:ロケ・バニョス

出演
ブルース・ケナー刑事:イーサン・ホーク / 事件の担当刑事
アンジェラ・グレイ:エマ・ワトソン / 虐待事件の被害者
ケネス・レインズ教授:デヴィッド・シューリス / 捜査に協力する心理学者
マーレイ牧師:ロテール・ブリュトー / アンジェラを保護する牧師
ローズ・グレイ:デイル・ディッキー / アンジェラの祖母
ジョン・グレイ:デヴィッド・デンシック / アンジェラの父親
クリーヴランド署長:ピーター・マクニール / ブルースの上司である警察署長
ロイ・グレイ:デヴォン・ボスティック / アンジェラの兄
ジョージ・ネスビット:アーロン・アシュモア / 容疑者となるブルースの同僚警官
ブロディ:アダム・ブッチャー / 警官
アンドリュー:クリスチャン・ブルーン / ポリグラフ検査官
ファレル:アーロン・エイブラムス / ブルースに反感を持つ刑事
トム:ジュリアン・リッチングス / 捜査助手
ノーマ:ウェンディ・ライオン
S・クーパー:ジャネット・ポーター

スペイン/カナダ/アメリカ 映画
配給
ユニバーサル・ピクチャーズ(スペイン)
Elevation Pictures(カナダ)
ワインスタイン・カンパニー(アメリカ)
2015年製作 106分
公開
北米:2016年2月5日
日本:2018年9月15日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $55,040
世界 $17,671,100


ストーリー
【 1990年10月14日 ミネソタ州 ホイヤー 】
動揺しながら警察署に向かった自動車修理工のジョン・グレイ(デヴィッド・デンシック)は、自分を呼んだクリーヴランド署長(ピーター・マクニール)と彼のオフィスで話をする。
クリーヴランドは、教会に保護されているジョンの娘アンジェラ(エマ・ワトソン)の件で、牧師から報告を受けたことをジョンに伝えて、その内容を記したメモを見せる。
ブルース・ケナー刑事(イーサン・ホーク)がオフィスに呼ばれ、ジョンの取り調べを始める。
ジョンは、17歳の娘アンジェラに性的虐待をしたことを認めるものの、その記憶がないことをブルースに話す。
それを時間稼ぎだと考え、ジョンの児童虐待を確信するブルースは、心理学者の意見を聞こうとする。
ブルースは、アンジェラを保護しているマーレイ牧師(ロテール・ブリュトー)と同僚のジョージ・ネスビット(アーロン・アシュモア)を伴い、アンジェラの祖母ローズ(デイル・ディッキー)に会い、彼女から話を聞く。
アンジェラの部屋を調べたブルースは、彼女の兄ロイ(デヴォン・ボスティック)が、家を出て家族とは疎遠であることを知る。
その場を去ったブルースは、グレイ家と家族ぐるみの付き合いであるジョージから、ジョンは愛情表現をしたまでで、家から逃げ出したかっただけのアンジェラの過剰反応を疑うべきだと指摘される。
警察署に呼ばれた心理学者のケネス・レインズ教授(デヴィッド・シューリス)は、長い間、酒に溺れていたジョンが、信仰によりそれを克服したものの、極端な行動に走り、自分のしたことに耐えられなくなり、自ら記憶を失ったと分析する。
レインズは、退行催眠療法で、記憶を解放させることは可能だと、クリーヴランドとブルースに話す。
ブルースの協力でレインズは、ジョンに療法を施し、その結果、何かの儀式のような記憶が見えると言うジョンの証言から、アンジェラを襲ったのがジョージだということが分かる。
ブルースはジョージを逮捕し、刑事の勘で、最初から彼を疑っていたことをレインズに伝える。
レインズと共に教会に向かったブルースは、アンジェラに会い、ジョージの写真を指さす彼女の話を聞き、それから考えられる悪魔崇拝との関連を探るのだが・・・。


解説 評価 感想
“A chilling descent into the collective paranoia of the 1990s. While Ethan Hawke delivers a grounded performance as a detective lost in a labyrinth of repressed memories, the film serves as a cautionary tale: sometimes the greatest shadows are those we cast ourselves through fear.”
(1990年代の集団的パラノイアへの冷ややかな降下。イーサン・ホークが抑圧された記憶の迷宮で迷う刑事を見事に演じる一方で、この映画は一つの教訓を残す。時として、最大の影とは、我々自身が恐怖を通じて投げかけるものなのだと。)

アザーズ」(2001)などのアレハンドロ・アメナーバルが製作と脚本を兼ねて監督し、主演はイーサン・ホークエマ・ワトソンデヴィッド・シューリスロテール・ブリュトーデイル・ディッキーデヴィッド・デンシック他共演の心理スリラー・ミステリー

1980年代以降に、アメリカで実際に社会問題となった”悪魔崇拝”の集団パニックをテーマにしているが、アレハンドロ・アメナーバルの演出と脚本にキレはなく、ミステリーとしての緊迫感に欠ける内容と、呆気ない結末に期待を裏切られた感しかない。

事件を担当し事態にのめり込む刑事を好演するイーサン・ホークと、虐待の”被害者”を演ずるエマ・ワトソン、捜査に協力する心理学者デヴィッド・シューリスの出演は注目だ。


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