サイトアイコン That's Movie Talk!

草原のウィンチェスター Raton Pass (1951)

大牧場主の息子が魅力的な女生と結婚したことをきっかけにして起きる土地を巡る争いを描く、監督エドウィン・L・マリン、主演デニス・モーガンパトリシア・ニールスティーヴ・コクラン他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:エドウィン・L・マリン
製作:ソウル・エルキンス
原作:トム・W・ブラックバーン
脚本
トム・W・ブラックバーン
ジェームズ・R・ウェッブ
撮影:ウィルフリッド・M・クライン
編集:トーマス・ライリー
音楽:マックス・スタイナー

出演
マーク・チャロン:デニス・モーガン
アン・チャロン:パトリシア・ニール
サイ・ヴァン・クリーヴ:スティーヴ・コクラン
プレンティス:スコット・フォーブス
リナ・カサマジョー:ドロシー・ハート
ピエール・チャロン:ベイル・ライスダール
ジム・ポズナー:ルイ・ジャン・ハイト
ペリゴード保安官:ローランド・ウィンターズ
ハンク:ジェームズ・バーク
ティア:エルヴィラ・クルチ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1951年製作 84分
公開
北米:1951年4月7日
日本:未公開


ストーリー
1880年、ニューメキシコ準州
ピエール・チャロン(ベイル・ライスダール)と息子のマーク(デニス・モーガン)は、ラトン峠の両側に広がる広大な土地を所有し牧場を経営していた。
ピエールとマークそして使用人のハンク(ジェームズ・バーク)は、度々、揉めている開拓者との話し合いのために町に到着する。
旅をするアン(パトリシア・ニール)と同じ駅馬車で着いたガンマンのサイ・ヴァン・クリーヴ(スティーヴ・コクラン)は、ピエールに雇ってもらおうとする。
ピエールに相手にされないサイは、銃を向けて騒ぎを起こし、ペリゴード保安官(ローランド・ウィンターズ)に銃を没収される。
マークは、話しかけてきた魅力的なアンと食事することになり、開拓者のジム・ポズナー(ルイ・ジャン・ハイト)らとの話し合いを後回しにする。
ピエールは、アンの振る舞いを見て、普通の女ではないと思う。
ピエールはジムと話し合い、彼らの土地を借りる契約を強引に進めて、契約書にサインさせる。
アンに惹かれたマークは、彼女に広大な所有地を見せて、彼女に他の女性と違う何かを感じる。
ピエールに気に入られたアンはマークと結婚し、盛大な披露宴が行われる。
ピエールは、特別なプレゼントを用意し、所有する土地とすべての権利をマークとアンに譲渡する。
アンは、牧場をマークと共に管理できると考えたが、口出しすることができず、不満を抱き始める。
その後アンは、シカゴから来た鉄道会社の重役プレンティス(スコット・フォーブス)をマークから紹介され、彼が牧場への投資を考えていることを知る。
アンは、プレンティスを利用して、ピエールとマークの留守中に、土地の灌漑計画を独自に進めようとするのだが・・・。


解説 評価 感想
様々なジャンルの作品を手がけたエドウィン・L・マリンが監督し、主演はデニス・モーガンパトリシア・ニールスティーヴ・コクランなどが共演している。

大牧場主の息子が、魅力的な女生と結婚したことをきっかけにして起きる土地を巡る争いを描く西部劇。

様々な登場人物が複雑に絡み合いながら陰謀や裏切りなどが展開する、西部劇の醍醐味も味わえる見応えある作品。

主演のデニス・モーガンは、妻の謀略で受け継いだ土地を奪われそうになりながら、それに対抗する主人公を熱演し、得意の歌も披露してくれる。

普通の女性とは思えない雰囲気で登場するパトリシア・ニールは、主人公と結婚して、広大な土地を我が物にしようとする、魔性の女的役柄を好演している。

ヒロインに手を貸すガンマンのスティーヴ・コクラン、ヒロインに利用される鉄道会社の重役スコット・フォーブス、中盤から重要な役として存在感を発揮する、主人公に惹かれれる開拓者側の女性ドロシー・ハート、大牧場を経営する怖いもの知らずの牧場主で、息子に土地とすべての権利を譲るベイル・ライスダール、主人公側と揉める開拓者のルイ・ジャン・ハイト、保安官のローランド・ウィンターズ、牧場の使用人ジェームズ・バークなどが共演している。


モバイルバージョンを終了