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プライベイトスクール Private School (1983)

全寮制の女子高と男子校の交流で起きる騒動とロマンスを描く、 監督ノエル・ブラック、主演フィービー・ケイツベッツィ・ラッセルマシュー・モディーン他共演の青春コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ノエル・ブラック

製作
R・ベン・エフレイム
ドン・エンライト
脚本
ダン・グリーンバーグ

スザンヌ・オマリー
撮影:ウォルター・ラサリー

編集:フレッド・A・チュラック
音楽:リック・スプリングフィールド

出演
クリスティン”クリス”ラムジー:フィービー・ケイツ

ジョーダン・リー=ジェンソン:ベッツィ・ラッセル
ジム・グリーン:マシュー・モディーン
ブッバ・ビューアガード:マイケル・ゾレック
プレデンス・ダッチボック:フラン・ライアン
ウェラン:ジュリー・ペイン
チョーンシー:レイ・ウォルストン
レジーナ・コポレッタ:シルヴィア・クリステル
ベッツィ:キャスリーン・ウィルホイト
ロイ:ジョナサン・プライス

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

1983年製作 88分
公開
北米:1983年7月29日
日本:1983年9月
北米興行収入 $14,049,540


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
”チェリーヴェイル・アカデミー・フォー・ガールズ”に通うクリスティン”クリス”ラムジー(フィービー・ケイツ)は、”フリーマウント・アカデミー”のジム・グリーン(マシュー・モディーン)と付き合っていたが、女生徒ジョーダン・リー=ジェンソン(ベッツィ・ラッセル)は、二人の仲を裂きジムの気を引こうとしていた。

週末に両校合同のダンス・パーティーが開かれ、チェリーヴェイルの校長プレデンス・ダッチボック(フラン・ライアン)が挨拶してフリーマウントの生徒を歓迎する。

会場は盛り上がり、ジムとクリスがダンスする姿を見たジョーダンは対抗策を考える。

ジムの友人ブッバ・ビューアガード(マイケル・ゾレック)とクリスの友人ベッツィ(キャスリーン・ウィルホイト)は校長室で愛し合おうとするが、そこにダッチボック校長が現れ、二人の姿を見て驚く。

翌日、レジーナ・コポレッタ(シルヴィア・クリステル)の性教育の授業を受けたクリスは、乗馬のクラスでジムと寄り添い週末の外泊についてを語り合う。
...全てを見る(結末あり)

ブッバや友人ロイ(ジョナサン・プライス)をお色気で挑発していたジョーダンは、クリスとジムに気づき嫉妬する。

ジムに胸を見せながら乗馬するジョーダンは、ベッツィに上着をはぎ取られ、その姿にブッバは興奮する。

外泊に備え薬局にコンドームを買いに行ったジムは、結局は歯ブラシなどを買ってしまい、仕方なくクリスがそれを買いに行くが、その場にダッチボック校長がいたため驚く。

その夜、ブッバとロイとでゲームセンターにいたジムは、愛を伝えるためにクリスに電話をするが、会話をジョーダンに聞かれてしまう。

ジョーダンのチアリーダーのユニフォームに細工をしておいたベッツィだったが、それをコーチのウェラン(ジュリー・ペイン)が着てしまい、胸が露出してしまう。

校長室に呼ばれたクリス、ジョーダン、ベッツィらは、ダッチボック校長から外出禁止命令を言い渡される。

同席していたウェランが動揺しているため、ダッチボックは酒を勧めてその場を去る。

飲めないと言ったウェランだったが、酒を瓶ごと飲んでしまう。

その夜、女装して女子寮に忍び込んだジム、ブッバ、ロイの三人は、ジョーダンに見つかってしまう。

ジョーダンは、ジムを部屋に入れて誘惑して迫る。

ベッツィの部屋を教えられたブッバは、ジムが気になったために窓から抜け出して隣の部屋を覗くものの、地面に落下してしまう。

ようやくジムに気づいたという振りをしたジョーダンは叫び声をあげる。

戻って来たクリスは、ジョーダンの部屋から出て来たジムに驚きショックを受ける。

シャワー室に忍び込んだブッバはサウナに隠れていたが、そこにダッチボック校長が現れる。

ベッツィは、酔ったウェランを介抱して自分のベッドに寝かせる。

サウナから何とか出られたブッバはベッツィの部屋に向い、ウェランだとは知らずにベッドに入る。

ウェランが寝ていたため驚いたブッバは部屋から飛び出し、女生徒に侵入を知られてしまい、ジムとロイと共に寮から逃げ出す。

ジムの写真やペンダントをしまってしまったクリスは、彼からの電話にも出なかった。

その後、父母会が開かれ、クリスはジムを許すべきだとベッツィに言われる。

富豪であるジョーダンの父親は再婚相手と共に、運転手チョーンシー(レイ・ウォルストン)の運転で到着する。

ジョーダンに8人目の妻を紹介した父親は、プールに落ちたコポレッタに人工呼吸をする。

ジムはクリスに会い、二人のわだかまりは消える。

新校舎建設資金の件でジョーダンの父親に話をしようとしたダッチボック校長は、チョーンシーが父親だと思い込む。

ジョーダンの父親の振りをしたチョーンシーは、ダッチボックを車に招き入れて迫る。

その車の前席でブッバとベッツィが愛し合おうとするが、後席の二人に気づき、拡声器で声を外に聞かせてしまう。

ダッチボックとチョーンシーの悶える声は構内に響き渡る。

それに気づいたダッチボックはブッバに襲いかかり、そのはずみでサイドブレーキが解除されて車は暴走しプールに落下してしまう。

週末。
ブッバらに励まされながらクリスと共に予約したホテルに向かったジムは、新婚客として部屋に案内される。

その頃、ジョーダンをものにできるかでロイらと賭けをしたブッバは、ジムを目的に現れた彼女を寮の部屋に招き入れる。

ベッドには入るものの、怖くて心の準備もできないクリスは動揺してしまう。

ジョーダンの服にわざとシャンパンをかけたブッバは、服を脱ぐようにと言ってタオルを渡す。

男子寮の前に駐車してあったジョーダンの車に気づいたベッツィは、ブッバの部屋に向かう。

その場に半裸でいたジョーダンにジムが目的だと言われたベッツィは、彼はクリスとホテルにいると伝える。

騙されたジョーダンはブッバを叩きのめし、ロイらも隠れていたことを知り憤慨する。

ジョーダンとベッツィに責められたブッバは、窓から裏庭に転落してしまう。

翌朝、気落ちして浜辺にいたジムにクリスは寄り添う。

愛を確かめた二人だったが、クリスは全てが想像と違っていたことを語る。

ホテルでのムード作りが互いの好みだと考えていたことが間違いだったと知った二人は、その場で愛し合う。

卒業式当日、ジョーダンはコポレッタを妻にした父親と共に、チョーンシーの運転で式に向かう。

ダッチボック校長の挨拶で式は始まり、卒業生代表であるベッツィの感謝の言葉と共に、生徒達は校長にお尻を突き出す。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
”チェリーヴェイル・アカデミー・フォー・ガールズ”に通うクリスティン”クリス”ラムジーは、交流校の”フリーマウント・アカデミー”に通うジムと付き合っていた。
クリスとジムの関係に嫉妬するジョーダンは、何んとか彼の気を引こうとしていた。
週末にジムと外泊することを考えていたクリスだったが、女装して女子寮に忍び込んだジムが、ジョーダンに誘われたことを知りショックを受ける。
その後、クリスに無視されたジムは、何んとか仲直りしてホテルに向いベッドインするのだが・・・。
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お色気が度を過ぎる馬鹿げた内容にコメントのしようがないところだが、デビュー間もないフィービー・ケイツのキュートな魅力が生かされた、当時を知る者にとっては懐かしい作品。

アジア人の血を引くフィービー・ケイツは日本での人気も急上昇し、1980年代を代表するアイドルとなる。
その後、16歳年上のケヴィン・クラインの妻となったのだが、当時はどう見ても不釣り合いに思えた二人の結婚生活は現在でも続いている。

可愛らしさが強調されるフィービー・ケイツの肌の露出はないが、アダルト映画でないのかと思うような下品で最悪の演出に、お世辞でも楽しめるとは言えない内容だ。

主人公のボーイフレンド(マシュー・モディーン)を奪おうとするわがままな富豪令嬢ベッツィ・ラッセル、その父親の運転手レイ・ウォルストン、男子校の生徒マイケル・ゾレックジョナサン・プライス、校長フラン・ライアン、主人公の友人キャスリーン・ウィルホイト、チアリーダーのコーチジュリー・ペイン、性教育の教師シルヴィア・クリステルなどが共演している。


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