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俺たちポップスター Popstar: Never Stop Never Stopping (2016)

音楽界の頂点を極めたミュージシャンの転落をモキュメンタリー・タッチで描く、監督、製作、脚本、出演アキヴァ・シェイファーヨーマ・タコンヌ、主演アンディ・サムバーグ(製作、脚本)、サラ・シルヴァーマンティム・メドウスマーヤ・ルドルフジョーン・キューザック、他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ

エマ・ストーン / Emma Stone / Pinterest


スタッフ キャスト
監督

アキヴァ・シェイファー
ヨーマ・タコンヌ
製作
ジャド・アパトー
ロドニー・ロスマン
アンディ・サムバーグ
アキヴァ・シェイファー
ヨーマ・タコンヌ
脚本
アンディ・サムバーグ
アキヴァ・シェイファー
ヨーマ・タコンヌ
撮影:ブランドン・トゥロスト
編集
ジェイミー・グロス
クレイグ・アルパート
ステイシー・シュローダー
音楽:マシュー・コンプトン

出演
コナー・フリエル:アンディ・サムバーグ
オーウェン:ヨーマ・タコンヌ
ローレンス:アキヴァ・シェイファー
ポーラ・クレイン:サラ・シルヴァーマン
ハリー・ダギンズ:ティム・メドウス
デボーラ:マーヤ・ルドルフ
ティリー・フリエル:ジョーン・キューザック
ハンター・ザ・ハングリー:クリス・レッド
サラ:アシュリー・ムーア
ジッピー:ビル・ヘイダー
CMZリポーター:ウィル・アーネット
CMZリポーター:チェルシー・ペレッティ
CMZリポーター:エリック・アンドレ
CMZリポーター:マイク・バービグリア
アシュリー・ウェンズデー:イモージェン・プーツ
スポンジ:ジェームズ・バックリー
スチームパンク医師:ジョアンナ・ニューサム
ゲイリー・サイクス:ケヴィン・ニーロン
ハマーレグのメンバー:アル・ヤンコヴィック
バグパイプ奏者:ウィル・フォーテ
クローディア・カントレル:エマ・ストーン
タイラス・クァッシュ:ジャスティン・ティンバーレイク

カメオ出演

キャリー・アンダーウッド
アッシャー
50Cent
リンゴ・スター
ポール・マッカートニー
サイモン・コーウェル
クエストラヴ
アダム・レヴィーン
エイコン
マライア・キャリー
P!NK
ビッグ・ボーイ
DJキャレド
ウォルター・ジョーンズ
エイサップ・ロッキー
マリオ・ロペス
デンジャー・マウス
ジョン・レジェンド
NAS
RZA
T.I.
ファレル・ウィリアムス
ザ・ルーツ
ケイティ・ペリー
シール
ジミー・ファロン
ウィン・バトラー
レジーヌ・シャサーニュ
スティーヴ・ヒギンズ
マーティン・シーン
スヌープ・ドッグ
クリッシー・テイゲン
スティーヴン・タイラー
マイケル・ボルトン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2016年製作 86分
公開
北米:2016年6月3日
日本:2017年8月5日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $9,639,130


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
幼馴染のコナー・フリエル(アンディ・サムバーグ)、ローレンス(アキヴァ・シェイファー)、オーウェン(ヨーマ・タコンヌ)は、ラップ・グループ“スタイル・ボーイズ”を結成して世界的に成功した。

その後、”コナー4リアル”としてソロデビューしたコナーは、専属DJのオーウェンと共に活動を続け、ローレンスは引退してしまう。

ファーストアルバムも大ヒットして活躍するコナーは、2015年の夏にセカンドアルバム”コンクエスト”を発表し、その時代を象徴するアルバムとなった。

広報担当のポーラ・クレイン(サラ・シルヴァーマン)やマネージャーのハリー・ダギンズ(ティム・メドウス)ら、コナーは32人の各担当スタッフを抱えて移動し、彼ほどの才能がないと自覚するオーウェンは、専属DJの仕事で満足していた。

アルバムリリース 1週間前。
コナーは初のミュージックビデオを発表するものの、同性婚の歌だと言うリンゴ・スターは、今更こんな曲を作ることに疑問を感じる。
...全てを見る(結末あり)

カリフォルニア州、カラバサス
大邸宅で、今回のアルバムの評価を期待しながらネットでチェックしたコナーは、各方面で酷評されていることを知る。

コロラド州、ビッグ・ティンバー
引退して農場を経営するローレンスは、自然の中で暮らすことに喜びを感じていた。

アルバムの宣伝のためにコナーは企業スポンサーを募り、”アクアスピン”の代表者デボーラ(マーヤ・ルドルフ)から、冷蔵庫など家電で音楽を聴くアイデアを提案されて、それを実現させる。

”コンクエスト”リリース記念パーティー。
コナーの恋人アシュリー・ウェンズデー(イモージェン・プーツ)が現れ、マスコミの注目が集まる。

そして、その場で”コンクエスト”はリリースされるのだが、国中で大規模な停電が起きてしまう。

数百万人がリリースと同時に家電を操作したことが原因で、一般市民は迷惑に思い、オバマ大統領までコナーを批判する。

”コンクエスト”は駄作だと言われて初日の売り上げは伸びず、その後も予想をはるかに下回る。

ツアーが始まり、スタッフと共に気合を入れてステージに上がったコナーは、熱唱するものの会場を満員にすることはできなかった。

ハリーから、売り上げが低迷しているために前座を使うことを提案されたコナーは、仕方なくそれに従う。

ハンター・ザ・ハングリー(クリス・レッド)に起用しようとしたコナーは、彼のステージを見に行き、その過激なパフォーマンスに驚く。

コナーと話したハンターは感激し、ツアーに加わることになる。

ヨーロッパ・ツアーも始まり、ハンターの参加で動員数が激増した。

アメリカに戻り勢いづくコナーだったが、アルバムの売り上げは伸びなかった。

ハンターは”ゴールドディスク”を獲得し、頂点を極めたコナーは落ちるだけだとRZAは考え、ファレル・ウィリアムスは、コナーの居場所は”スタイル・ボーイズ”であり、ローレンスと仲直りするべきだという意見を述べる。

スタイル・ボーイズを解散したことで激怒したローレンスは、作曲の功績を独り占めにしたコナーの成功を妬んでいた。

ナッシュビル
ステージでマジックに挑戦したコナーは受けるものの、失敗して全裸になってしまい、大恥をかいてしまう。

更に、その映像がマスコミで報道されてしまい、世間の注目を逸らすためにコナーは、シールを招待して派手に演出された場所でアシュリーにプロポーズする。

ところが、前世が狼だったと言うアシュリーのために用意された狼が参加者に襲い掛かり、コナーらは車に逃げる。

その後、狼に襲われたシールはコナーを訴える。

コナーの評判は落ち、”ザ・トゥナイト・ショー”に出演した彼は、ジミー・ファロンから、スタイル・ボーイズのヒット曲”ドンキー・ロール”をリクエストされる。

その場にオーウェンが登場し、コナーはジミー・ファロンも加えた三人で”ドンキー・ロール”を熱唱して大いに受ける。

久しぶりに楽しい思いをしたオーウェンは、ローレンスもいればよかったと考えるものの、新作のプロモーションのつもりが過去の人のように思われたことで、コナーは不満だった。

その後も評価が上がらない”コンクエスト”はチャート圏外となり、コナーは観客を非難し、アシュリーにも捨てられる。

恵まれた人生を送ってきたコナーは事態に対処できず、仲間が必要だと考えたオーウェンは、ローレンスに電話をして助けを求める。

デンバー、ツアー35日目。
映画「罠にかかったパパとママ」を参考にして仲直りさせるオーウェンの計画で、コンサート後にローレンスと会ったコナーだったが、言い争になっただけだった。

アトランタ、ツアー55日目。
ポーラから、今年のアワードの対象から外れたことを知らされたコナーは、前座の時間をオーバーするハンターのステージに上がってしまう。

ハンターを解雇するようハリーに指示したコナーだったが、今は二人のマネージャーだと言われる。

憤慨したコナーは、自分のマネージャーだけするようにと言う指示に従わないハリーを解雇する。

ハリーに裏切られ、アシュリーもシールとの熱愛が報道され、全てを奪われると思い、裏で何かが仕組まれていると考えるコナーは、誰が信用できるかを知ろうとする。

試されたオーウェンは怒りを露にして辞めてしまい、コナーは、長年飼っていたペットのカメ”マックス”が死んだために悲しむ。

アクアスピンはコナーとの契約を解除し、ツアーは中止される。

3週間後、カリフォルニア州、サクラメント
実家で母ティリー(ジョーン・キューザック)と暮らし原点に戻ることにしたコナーは、家に引き籠る。

訪ねて来たポーラに誘われて外出することになったコナーは、変装してクラブに向かう。

ステージでオーウェンが演奏していたため、ポーラの考えを知ったコナーは、オーウェンの成功を祝福して、自分のとった態度を謝罪する。

その後、コナーとオーウェンはローレンスの農場を訪ねる。

ミュージック・アワードのトロフィーをローレンスに渡したコナーは、仲直りしようとする。

ローレンスがトロフィーを投げ捨てたため、受賞曲は共作だったと認めればいいのかとコナーは尋ねる。

何も答えないローレンスの曲だと認めたコナーは、歩み寄ってきた彼と抱き合い、オーウェンもそれに加わる。

地道な田舎暮らしをしていると思っていたローレンスが、大量のマリファナを栽培していることを知ったコナーとオーウェンは驚く。

楽しい時間を過ごした三人は昔を思い出し、ポーラからの電話を受けたコナーは、ミュージック・アワード”ザ・ポピーズ”の出演依頼があったことを知らされる。

それを断りオーウェンとローレンスとのレコーディングをすることにしたコナーは、二人から、共に活動しながらソロも続けるべきだと言われる。

コナーは、三人で出演したいことをオーウェンとローレンスに伝える。

ザ・ポピーズ。
スタイル・ボーイズとして会場入りしたコナーは、かつての自分のスタッフを引き連れたハンターと話をする。

ショーは始り、マライア・キャリーとステージに上がったハンターは暴言を吐き、舞台裏でマネージャーのハリーと揉める。

自分を無能呼ばわりして、尊敬もしない傲慢なハンターを殴ったハリーは、他のマネージャーを探せと言ってその場を去る。

オーウェンとローレンスと共にその様子を見ていたコナーは、ハリーに謝罪して励まされる。

時間が押しているために出演時間が短縮され、ソロかスタイル・ボーイズの曲かを選ぶことになったコナーは迷う。

ハマーレグのメンバー(アル・ヤンコヴィック)から紹介されたコナーはステージに上がり、マイケル・ボルトンと共にスタイル・ボーイズとして新曲を披露する。

スタイル・ボーイズは復活し、コナーは”マックス2”を飼い始める。


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
幼馴染のコナー・フリエル、ローレンス、オーウェンは、ラップ・グループ“スタイル・ボーイズ”を結成して世界的に成功した。

その後、”コナー4リアル”としてソロデビューしたコナーは、専属DJのオーウェンと共に活動を続け、ローレンスは引退して農場経営を始める。
ファーストアルバムも大ヒットして頂点を極めたコナーは有頂天となるものの、セカンドアルバムの”コンクエスト”の評価が悪いことを気にする。
そして、”コンクエスト”はリリースされるのだが売り上げが伸びず、ツアーも始り観客動員も減ったコナーは焦り始める・・・。
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サタデー・ナイト・ライブ”でブレイクしたコメディ・グループ“ザ・ロンリー・アイランド”の三人組アンディ・サムバーグヨーマ・タコンヌアキヴァ・シェイファーが監督、製作、脚本出演を兼ねた、モキュメンタリー・タッチのコメディ。
*監督はヨーマ・タコンヌアキヴァ・シェイファーが担当。

コメディアンとしての才能をいかんなく発揮する三人による、好き勝手風の雰囲気はあるが、テンポの良いなかなか凝った仕上がりの愉快な作品。

トップ・ミュージシャンのカメオ出演を含めて、その豪華な顔ぶれだけで楽しめる作品でもある。

批評家の評価は悪くはなかったものの一般には受け入れられず、北米興行収入は1000万ドルに届かず、商業的には失敗に終わった。
*製作費 $20,000,000

グループ時代に世界的な成功を収め、ソロ活動を始めて頂点を極めながら転落していくミュージシャンを熱演するアンディ・サムバーグ、幼馴染の彼とグループで活躍し、その後は専属DJとなるヨーマ・タコンヌ、同じく主人公を恨み引退して農場経営を始めるアキヴァ・シェイファー、主人公の広報担当サラ・シルヴァーマン、主人公のマネージャー、ティム・メドウス、主人公とコラボする家電メーカーの代表者マーヤ・ルドルフ、主人公の母親ジョーン・キューザック、主人公の前座からスターになるクリス・レッド、主人公のツアースタッフでギター担当のビル・ヘイダー、CMZリポーターのウィル・アーネットチェルシー・ペレッティエリック・アンドレマイク・バービグリア、主人公の婚約者イモージェン・プーツ、主人公のスタッフジェームズ・バックリー、医師ジョアンナ・ニューサム、レーベルのカメラマン、ケヴィン・ニーロン、ハマーレグのメンバー、アル・ヤンコヴィック、バグパイプ奏者のウィル・フォーテ、ポップ・シンガーのエマ・ストーン、主人公の専属シェフ、ジャスティン・ティンバーレイクなどが共演している。

*カメオ出演
キャリー・アンダーウッド
アッシャー
50Cent
リンゴ・スター
ポール・マッカートニー
サイモン・コーウェル
クエストラヴ
アダム・レヴィーン
エイコン
マライア・キャリー
P!NK
ビッグ・ボーイ
DJキャレド
ウォルター・ジョーンズ
エイサップ・ロッキー
マリオ・ロペス
デンジャー・マウス
ジョン・レジェンド
NAS
RZA
T.I.
ファレル・ウィリアムス
ザ・ルーツ
ケイティ・ペリー
シール
ジミー・ファロン
ウィン・バトラー
レジーヌ・シャサーニュ
スティーヴ・ヒギンズ
マーティン・シーン
スヌープ・ドッグ
クリッシー・テイゲン
スティーヴン・タイラー
マイケル・ボルトン


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