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荒野の襲撃 Pony Soldier (1952)

先住民のクリー族が捕えた人質を救い出そうとする北西騎馬警官隊隊員の戦いを描く、監督ジョセフ・M・ニューマン、主演タイロン・パワーキャメロン・ミッチェルトーマス・ゴメスペニー・エドワーズロバート・ホートン他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ジョセフ・M・ニューマン
製作:サミュエル・G・エンゲル
原作:ガーネット・ウェストン”Mounted Patrol”
脚本:ジョン・C・ヒギンズ
撮影:ハリー・ジャクソン
編集:ジョン・W・マッキャファーティ
音楽:アレックス・ノース

出演
ダンカン・マクドナルド巡査:タイロン・パワー
コナ:キャメロン・ミッチェル
ナタヨ・スミス:トーマス・ゴメス
エメラルド・ニーリー:ペニー・エドワーズ
ジェス・カルフーン:ロバート・ホートン
カムズ・ランニング:アンソニー・アール・ヌムケナ
ホワイト・ムーン:アデライン・デウォルト・レイノルズ
フレイザー警部:ハワード・ペトリー
スタンディング・ベア:スチュアート・ランドール
ナレーター:マイケル・レニー

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1952年製作 82分
公開
北米:1952年12月19日
日本:1953年3月26日


ストーリー
1876年、カナダ
先住民のクリー族は、国境を越えてアメリカでバッファロー狩りをしていた。
部族長のスタンディング・ベア(スチュアート・ランドール)は、騎兵隊に戦士を殺され戦いを始める。
不利な戦いで勝ち目はないと考えたスタンディング・ベアは、北に戻ろうとするが、若い戦士コナ(キャメロン・ミッチェル)は留まろうとする。
説得されたコナは、人質の白人を何人か捕えて来るようスタンディング・ベアに指示される。
幌馬車を襲ったコナは、エメラルド・ニーリー(ペニー・エドワーズ)とジェス・カルフーン(ロバート・ホートン)を生け捕りにする。
それを、ブラックフット族と白人の混血で、かつて偵察隊のスカウトだったナタヨ・スミス(トーマス・ゴメス)が目撃し、ウォルシュ砦に向かう。
北西騎馬警官隊のダンカン・マクドナルド巡査(タイロン・パワー)は、ナタヨの話を聞いた上官のフレイザー警部(ハワード・ペトリー)から、クリー族に捕らえられた人質を救い出すことを命ぜられる。
クリー族の言葉が理解できるダンカンは、ナタヨを案内役にしてクリー族の野営地に向かうのだが・・・。


解説 評価 感想
1951年に”サタデー・イブニング・ポスト”に掲載された、ガーネット・ウェストンの物語”Mounted Patrol”を基に製作された作品。

助監督として活躍し短編映画も多く手掛けたジョセフ・M・ニューマンが監督し、主演はタイロン・パワーキャメロン・ミッチェルトーマス・ゴメスペニー・エドワーズロバート・ホートンなどが共演している。

先住民のクリー族が捕えた人質を救い出そうとする北西騎馬警官隊隊員の戦いを描く西部劇。

主人公の巡査が、案内役と共に2人だけで先住民の元に向かい、臆することなく考えを主張する勇気ある姿が、族長との信頼関係を築く物語がドラマチックに描かれ、こうした行動が、現在の北西騎馬警官隊につながったというテーマが見事に伝わる作品に仕上がっている。

主演のタイロン・パワーは、クリー族に捕らえられた人質救出に向かい、既存として態度で先住民と対峙する北西騎馬警官隊隊員を好演している。

部族長の考えに反する好戦的なクリー族の戦士キャメロン・ミッチェル、主人公の案内役トーマス・ゴメスクリー族に捕らえられる女性ペニー・エドワーズと強盗犯だったロバート・ホートン、主人公と親交を深めて養子となるクリー族の少年アンソニー・アール・ヌムケナ、クリー族の長老アデライン・デウォルト・レイノルズ、主人公の上司である警部ハワード・ペトリークリー族の族長スチュアート・ランドール、そしてナレーターは、タイロン・パワーマイケル・レニーが担当している。


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