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ポリスアカデミー4 Police Academy 4: Citizens on Patrol (1987)

人気コメディ・シリーズ第4作。
ラサール校長が考案した”市民パトロール”計画を成功させるため母校に集結した卒業生達の奮闘を描く、監督ジム・ドレイク、主演スティーヴ・グッテンバーグババ・スミスデヴィッド・グラフマイケル・ウィンスローシャロン・ストーン他共演の爆笑コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト
監督:ジム・ドレイク

製作:ポール・マスランスキー
脚本:ジーン・クインターノ
撮影:ロバート・ゴールズウェイト
編集:デヴィッド・ローリンズ
音楽:ロバート・フォーク

出演
ケーリー・マホニー:スティーヴ・グッテンバーグ
モーゼス・ハイタワー:ババ・スミス
ユージン・タックルベリー:デヴィッド・グラフ
ラーヴェル・ジョーンズ:マイケル・ウィンスロー
カール・スウィートチャック:ティム・カズリンスキー
クレア・マットソン:シャロン・ストーン
ラヴァーン・フックス:マリオン・ラムジー
デビー・キャラハン警部補:レスリー・イースターブルック
サデウス・ハリス警部:G・W・ベイリー
プロクター警部補:ランス・キンジー
ゼッド・マクグランク:ボブキャット・ゴールドスウェイト
エリック・ラサール校長:ジョージ・ゲインズ
ヘンリー・J・ハースト本部長:ジョージ・R・ロバートソン
キャサリン・カークランド・タックルベリー:コリーン・キャンプ
カークランド:アーサー・バタニズ
カークランド夫人:ジャッキー・ジョセフ
バド・カークランド:アンドリュー・パリス
トーマス”ハウス”コンクリン:タブ・サッカー
ローラ:コリーン・ボーラー
ロイス・フェルドマン:ビリー・バード
カイル・オールト:デヴィッド・スペード
アーニー:ブライアン・ベッカー
チャド・コープランド:スコット・トムソン
ザック:ランドール”テックス”コッブ
ノガタ:ブライアン・トチ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1987年製作 88分
公開
北米:1987年4月3日
日本:1987年6月13日
北米興行収入 $28,061,340


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
パトロール中のケーリー・マホニー(スティーヴ・グッテンバーグ)とラーヴェル・ジョーンズ(マイケル・ウィンスロー)は、警察学校のエリック・ラサール校長(ジョージ・ゲインズ)に呼び出される。

既にその場にいたモーゼス・ハイタワー(ババ・スミス)、ユージン・タックルベリー(デヴィッド・グラフ)、ラヴァーン・フックス(マリオン・ラムジー)、デビー・キャラハン警部補(レスリー・イースターブルック)、そしてカール・スウィートチャック(ティム・カズリンスキー)らと共にマホニーはラサールの話を聞く。

”市民パトロール”を組織すると言うラサールは、人員不足を補うために市民の自警団を作る計画を話す。

イギリスで行われる国際警察会議でそれを発表すると言うラサールは、自分が留守の間にマホニーらに計画を実行させようとする。
...全てを見る(結末あり)

ラサールの馬鹿げた計画を知ったサデウス・ハリス警部(G・W・ベイリー)は、訪ねて来たヘンリー・J・ハースト本部長(ジョージ・R・ロバートソン)にそれを伝えて批判する。

しかし、州知事が気に入っているその計画を、ハーストは支持する。

納得いかないハリスは、計画に従う気がないことを部下のプロクター警部補(ランス・キンジー)に伝える。

その頃、ゼッド・マクグランク(ボブキャット・ゴールドスウェイト)も加わった計画は実行される。

妻キャサリン(コリーン・キャンプ)と義弟バド・カークランド(アンドリュー・パリス)と共に二人の実家を訪ねたタックルベリーは、義父母(アーサー・バタニズ/ジャッキー・ジョセフ)に歓迎される。

相変わらず、挨拶代わりに殴り合う父子を見て、タックルベリーは呆れてしまう。

スケボーで市民に迷惑をかけるカイル・オールト(デヴィッド・スペード)とアーニー(ブライアン・ベッカー)を捕まえられないチャド・コープランド巡査部長(スコット・トムソン)から、その報告を受けたハリスは、自分が逮捕すると言って署を出る。

プロクターを伴いパトカーで出動したハリスやコープランドだったが、カイルらは彼らの追跡を逃れる。

マホニーらの市民パトロール説明会会場に飛び込んでしまったカイルとアーニーは、現れたハリスに逮捕される。

カイルとアーニーは有罪になってしまうものの、少年達をラサール校長の新計画に参加させるべきだと、マホニーが裁判長に意見する。

その場にいたハリスは抗議するが、裁判長はそれを聞き入れない。

自分の管轄区内で活動はしないようにと、ハリスはマホニーに警告する。

老人ホームのロイス・フェルドマン(ビリー・バード)らも計画に興味を持ち、参加者が大挙してラサール校に現れる。

応募者を前に挨拶するラサール校長に質問する記者のクレア・マットソン(シャロン・ストーン)に、マホニーは惹かれてしまう。

国際警察会議に出席するために旅立つラサールは、応募者の活躍に大いに期待する。

ハースト本部長は、ラサールの代理としてハリスを紹介する。

ラサールの考えを無視するハリスは、プロクターと共に計画を潰そうとする。

マホニーらを教官にして訓練は始り、ゼッドは、婦人会の会合で知り会った応募者ローラ(コリーン・ボーラー)と意識し合う仲になる。

ハリスとプロクターは、様々な手段で計画を妨害するが、マホニーらも復讐する。

真面目に訓練を受けないカイルとアーニー、そしてハイタワーの知人で同じく巨漢のトーマス”ハウス”コンクリン(タブ・サッカー)は、マホニーらに街に連れて行かれて、恐ろしい目に遭わされる。

数日後、マホニーらがパーティーを催したことを知ったハリスは、それを中止させようとするが、メガホンに接着剤を塗られて剥がれなくなってしまう。

ハリスに侮辱されたゼッドは傷つくが、ローラに慰められ、二人は惹かれ合うようになる。

ロンドン
日本に戻っていたノガタ(ブライアン・トチ)と再会し歓談していたラサールは、同行したハースト本部長から、各国の代表に自分の計画を勧めたいと言われる。

翌日から市内で活動が実施されることを、ラサールはハーストから知らされる。

パトロールを始めたフェルドマン夫人は、怪しげな取引を行う倉庫で男に襲いかかるものの、それはおとり捜査中の潜入捜査官だった。

活動を中止して調査を行う考えのハリスだったが、そこに、帰国したラサールとハーストが到着する。

ハリスの案内で、訪問団の各国代表を伴い警察を視察したハーストだったが、プロクターの失態で、拘留していた犯罪者を逃がしてしまう。

それを目撃したフェルドマン夫人は、無線連絡で応援を要請する。

ノガタと再会していたキャラハンも、フックスにそれを知らされる。

タックルベリーと合流したフェルドマン夫人は、銀行強盗を捕える。

ニンジャ軍団を見つけたキャラハンとノガタは、ジョーンズの加勢で相手を倒す。

留置場に閉じ込められていたハーストは激怒して、ハリスとプロクターを責める。

そこに現れたラサールは、市民パトロール活動の隊員フェルドマンの活躍を伝える。

その頃脱走した犯罪者は、航空ショーの飛行機や気球を奪い、それを知ったマホニーは追跡を諦めようとする。

同行していたクレアが操縦できたため、マホニーは彼女と共に飛行機で飛び立つ。

ハリスとプロクターも気球に乗り込み、タックルベリーとゼッド、そしてスウィートチャックも飛行機で犯罪者を追う。

プロクターが警告のために発砲した弾丸が気球を貫き、ハリスと共に川に落下してしまう。

救急車で現場に向かっていたハウスらは、ハリスとプロクターを発見し、滝に落ちる寸前で二人を助ける。

タックルベリーは、犯罪者の気球に飛び移り、彼らに銃を向けて観念させる。

マホニーも、犯罪者の飛行機に飛び乗り着陸させる。

操縦不能になったゼッドとスウィートチャックは、パラシュートで降下する。

事件は解決し、ラサール校長の市民パトロール計画は、各国代表に絶賛される。

計画に貢献したマホニーを捜すラサールは、彼がクレアと共に気球で飛び立ったことに気づく。


解説 評価 感想

参考:
・「ポリスアカデミー」(1984)
・「ポリスアカデミー2」(1985)
・「ポリスアカデミー3」(1986)
・「ポリスアカデミー4」(1987)
・「ポリスアカデミー5」(1988)
・「ポリスアカデミー6」(1989)
・「ポリスアカデミー7」(1994)

*(簡略ストー リー)
恩師ラサール校長に呼び出された卒業生のケーリー・マホニー、ハイタワー、タックルベリーらは、”市民パトロール”計画を進める考えを知らされ、協力を約束する。
市民による自警団を募集して組織する計画は、ラサールがイギリス出張中に、マホニーらによって実行されることになる。
ところが、ハースト本部長は、ラサールやマホニーを憎むハリス警部をその監視役に任命する。
そして、ハリスと部下のプロクターは、あらゆる手段で計画を妨害するが、マホニーらはそれに抵抗する・・・。
__________

恩師ラサール校長の発案に賛同した卒業生が再び集結し、市民の自警団を組織する計画を実行しながら巻き起こる騒動を描いた作品。

新たなネタによる様々な工夫は見られるが、流石にマンネリ化してきた感じは否めない。

そんなところを、第一作に出演した意地の悪い警部G・W・ベイリーの再登場で補おうとしているものの、脚本の甘さもあり、ごく平凡なコメディに終始している。

今観ると、何と言っても注目はシャロン・ストーンの出演で、既にキャリアは積んでいた彼女は、まだブレイクする前とは言うものの、美しさが際立ち、主人公と共にラストも飾っている。

前作の水上アクションに続き、本作のクライマックスも空中での追跡劇が見ものだ。

恩師の考案した”市民パトロール”計画を成功させるために奮闘する、本作でシリーズ出演が最後であることが寂しいスティーヴ・グッテンバーグ、同僚のババ・スミスデヴィッド・グラフマイケル・ウィンスローマリオン・ラムジー、今回はコリーン・ボーラーとの恋も描かれる、訓練生から警官になったボブキャット・ゴールドスウェイト、同じくティム・カズリンスキー、教官のレスリー・イースターブルック、主人公が惹かれる記者シャロン・ストーン、主人公らの計画を阻止しようとするG・W・ベイリー、その部下ランス・キンジースコット・トムソン、計画を考案して得意になる警察学校校長ジョージ・ゲインズ、本部長のジョージ・R・ロバートソン、タックルベリー(デヴィッド・グラフ)の妻コリーン・キャンプ、その弟アンドリュー・パリス、両親のアーサー・バタニズジャッキー・ジョセフ、計画の応募者タブ・サッカービリー・バードブライアン・ベッカー、脱走する犯罪者ランドール”テックス”コッブ、日本に戻っていた卒業生ブライアン・トチなどが共演している。


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