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六人の脱獄囚 Passage West (1951)

幌馬車隊に加わった脱獄囚たちの逃亡を描く、監督、脚本ルイス・R・フォスター、主演ジョン・ペインアーリーン・ウェランデニス・オキーフ他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ルイス・R・フォスター
製作
ウィリアム・パイン
ウィリアム・トーマス
原案:ネドリック・ヤング
脚本:ルイス・R・フォスター
撮影:ロイヤル・グリッグス
編集:ハワード・A・スミス
音楽:マーロン・メリック

出演
ピート・ブラック:ジョン・ペイン
ローズ・ビリングス:アーリーン・ウェラン
ジェイコブ・カーンズ牧師:デニス・オキーフ
カーリー:フランク・フェイレン 囚人
マイラ・ジョンソン:メアリー・アンダーソン
マイケル・カーンズ:ピーター・ハンセン
マイク:リチャード・ロバー
ネリー・マクブライド:メアリー・ベス・ヒューズ
パパ・エミール・ルートヴィヒ:グリフ・バーネット
ミス・スウィンゲート:メアリー・フィールド
レインボー:ドーリー・ウィルソン 囚人
ベン・ジョンソン:リチャード・トラヴィス
ボム・ブレナン:リリアン・ブロンソン
ポップ・ブレナン:アーサー・ハニカット
ママ・ルートヴィヒ:イルカ・グリューニング

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1951年製作 80分
公開
北米:1951年8月30日
日本:未公開


ストーリー
ユタ州。
ピート・ブラック(ジョン・ペイン)率いる6人の囚人が、刑務所から脱獄する。
幌馬車隊を見つけたピートらは、それに加わろうとする。
ピートは、父親の葬儀を行いオルガンを弾いていたローズ・ビリングス(アーリーン・ウェラン)から、ジェイコブ・カーンズ牧師(デニス・オキーフ)がリーダーだと知らされ、カリフォルニアに向かう彼らに同行することを伝える。
追っ手が近づいていることに気づいたピートは、葬儀を中止させて出発させようとする。
銃を向けられたカーンズは抵抗するが、発砲されて仕方なくそれに従う。
ベン・ジョンソン(リチャード・トラヴィス)が埋葬のために残ることになり、幌馬車隊は出発する。
暫くして、囚人のカーリー(フランク・フェイレン)がローズの馬車に強引に乗り込み、それを知ったピートは鞭を使って彼を降ろす。
憤慨するローズは、自分の鞭でピートを鞭打つ。
ピートは、激しい気性のローズに関心を持つ。
その夜、野営をしていた幌馬車隊にベンが追いつき、ピートは、途中で会った2人組に何もかも話したと言う彼を叩きのめす。
翌日、分岐点で、先を急ぐピートは危険なルートを選び、ジェイコブらをそれに従わせようとするのだが・・・。


解説 評価 感想
サイレント時代から活躍するルイス・R・フォスターが脚本を兼ねて監督し、主演はジョン・ペインアーリーン・ウェランデニス・オキーフなどが共演した作品。

幌馬車隊に加わった脱獄囚たちの逃亡を描く西部劇。

脱獄囚が、逃亡するために加わった幌馬車隊を率いるのが牧師だという設定がポイントであり、脱獄囚のリーダーが、様々な人生を歩んできた牧師との対立や関係により、改心していく姿が感動的に描かれている。

主演のジョン・ペインは、逃亡のために幌馬車隊を利用するものの、牧師らとの親交により徐々に改心する脱獄囚のリーダーを熱演している。

当初は主人公に反発するものの、改心した彼に惹かれる幌馬車隊の女性アーリーン・ウェラン、幌馬車隊のリーダーである牧師デニス・オキーフ、主人公の仲間である囚人フランク・フェイレンドーリー・ウィルソンリチャード・ロバー、幌馬車隊の女性メアリー・アンダーソン、その夫リチャード・トラヴィス、牧師の弟ピーター・ハンセン、幌馬車隊の歌手メアリー・ベス・ヒューズ、老夫婦グリフ・バーネットイルカ・グリューニング、リリアン・ブロンソン、その夫アーサー・ハニカットなどが共演している。


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