独身を謳歌する2人の企業家がひょんなことから双子の世話をするために奮闘する姿を描く、主演ジョン・トラボルタ、ロビン・ウィリアムズ、ケリー・プレストン、セス・グリーン、マット・ディロン他共演、監督ウォルト・ベッカーによるハートフル・コメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ウォルト・ベッカー
製作総指揮:ギャレット・グラント
製作
アンドリュー・パネイ
ロバート・L・レヴィ
ピーター・エイブラムス
脚本
デヴィッド・ダイアモンド
デヴィッド・ウェイスマン
撮影:ジェフリー・L・キンボール
編集
ライアン・フォルシー
トム・ルイス
音楽:ジョン・デブニー
出演
チャーリー・リード:ジョン・トラボルタ
ダン・レイバーン:ロビン・ウィリアムズ
エミリー・グリア:エラ・ブルー・トラボルタ
ザック・グリア:コナー・レイバーン
ヴィッキー・グリア:ケリー・プレストン
クレイグ・ホワイト:セス・グリーン
アマンダ:ロリ・ロックリン
ジミー・ランチボックス:バーニー・マック
バリー:マット・ディロン
ジェナ:リタ・ウィルソン
マーサ:アン=マーグレット
ヨシロウ・ニシムラ:サブ・シモノ
アダム:ジャスティン・ロング
ニック:ルイス・ガスマン
アメリカ 映画
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
2009年製作 88分
公開
北米:2009年11月25日
日本:未公開
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $49,474,050
世界 $96,753,700
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
スポーツ・マーケティング企業を経営する、独身貴族でプレイボーイのチャーリー・リード(ジョン・トラボルタ)と、離婚歴があり子供嫌いのダン・レイバーン(ロビン・ウィリアムズ)は、親友同士でパートナーを組み、日本企業”ニシムラ”とのビッグな契約も順調に進んでいた。
派遣する部下クレイグ・ホワイト(セス・グリーン)の日本の家を手配したダンは、7年前に一夜だけ関係を持ったヴィッキー・グリア(ケリー・プレストン)からの連絡を受ける。
女性が苦手なダンを男らしく見せるために、チャーリーは彼を日焼けサロンに連れて行く。
日焼けに失敗してしまったダンは、そのままヴィッキーを迎えに行くが、彼女がある事情で2週間だけ服役することになってしまったことを知らされる。 更に、親友ジェナ(リタ・ウィルソン)が連れて来た双子のエミリー・(エラ・ブルー・トラボルタ)とザック(コナー・レイバーン)が、自分の子供だという事実を聞き、ダンは大きなショックを受ける。 子供が苦手なダンだったが、自分の子供ならばと、何とか親らしいことをしてあげようと努力する。 そんな時、子供達を預かる予定のジェナが怪我をして入院してしまい、仕方なくダンが彼らを預かることになる。 チャーリーは、”ニシムラ”との契約をつめる段階であり、それを聞いて憤慨するが、ヴィッキーに出会うきっかけを作ったことで、それをダンに責められ、仕方なく協力すことになる。 子供禁制のアパートから、チャーリーの自宅に世話になることになったダンは、子供達をヴィッキーとの約束だったリストの訓練キャンプに連れて行く。 自分達もそれに参加することになったチャーリーとダンは 訓練キャンプを何とか終えたチャーリーとダンは、子供達がこぼしてしまった、自分達の薬を間違えて飲んでしまう。 お陰で、チャーリーは通訳のアマンダ(ロリ・ロックリン)から誘われた食事会で、ダンはニシムラ社長(サブ・シモノ)との接待ゴルフで大失態を演じてしまう。 ダンは、子供達が苦手なことを、ザックの前で口にしてしまい、チャーリーは、親友である子供達の人気者ジミー・ランチボックス(バーニー・マック)の協力を得ようとする。 ジミーは、ダンに遠隔操作の装置を付けさせ、エミリーと遊ぶ手助けをする。 その頃、パソコンをいじっていたザックは、”ニシムラ”とのチャット会議に割り込み返事をしてしまう。 その後、チャーリーとダンは、リストにあった野球観戦などを子供達と楽しむ。 そして、ニシムラ社長からゴーサインをもらったチャーリーとダンは、いよいよ次の段階に進み、クレイグを日本に派遣する。 東京とのテレビ会議の日、チャーリーとダンは寝過ごして遅れてしまい、クレイグも夜遊びをしたために到着していないことを知らされる。 ニシムラ社長は、ビジネス継続の条件として、チャーリーとダンが東京に来ることを要求する。 出所したヴィッキーは、ダンに復縁も考えていることを伝えるが、彼は日本に行かなければならないことを彼女と子供達に伝える。 東京。 結局、今回の契約は保留となり二人は帰国するのだが、ダンは、どうしても家族を取り戻したいことをチャーリーに告げ、彼もそれに協力することになる。 ヴァーモント州、バーリントン。 しかし、三人はゴリラやペンギンに襲われてしまい、ダンは、パーティーの余興に出るロケットマンに金を払い、衣装と装備を借りて、会場まで飛んで行く。 ヴィッキーや子供達は、ダンに気づき感激するのだが、彼は燃料切れで池に落下してしまう。 病院に運ばれることになったダンは、ヴィッキーや子供達と暮らすことを決意する。 1年後。 ”ニシムラ”との契約も成立させ、チャーリーとダンの家族は、クレイグに会社を任せ、船でカリブにバカンスに向かう。
...全てを見る(結末あり)
リーダーのバリー(マット・ディロン)やアダム(ジャスティン・ロング)に監視されながら訓練を始める。
会議に出席した二人だったが、ダンはその席上、子供達のことを想い発言が出来なくなってしまう。
チャーリーとダンは、帰国したクレイグを伴い、子供達の誕生パーティーが開かれている動物園に忍び込む。
チャーリーは、アマンダと結婚して子供も産まれていた。
*(簡略ストー リー)
スポーツ・マーケティング企業を経営する、30年来の親友の二人、独身主義者であるプレイボーイのチャーリー・リードと、離婚歴があるダン・レイバーンは、日本企業”ニシムラ”との契約を順調に進めていた。
そんな時、ダンと7年前に一度だけ夜を過ごしたヴィッキーが姿を現す。
ダンはヴィッキーを歓迎するが、自分に双子がいることを知らされショックを受ける。
ある事情で、2週間だけ服役することになっていたヴィッキーは、親友のジェナに子供を預けていたのだが、彼女が怪我をして入院してしまう。
仕方なく、子供の世話を引き受けたダンだったが、子供嫌いの彼は困惑する。
大事な契約を進めている段階でもあったため、チャーリーはそれに不満を漏らす。
二人は、悪戦苦闘しながら子供達の世話をするが、それが仕事に影響すると同時に、子供達の信頼も失いかけてしまう・・・。
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物語自体に斬新さや面白味もないのだが、ジョン・トラボルタとロビン・ウィリアムズという、個性派ビッグ・スターの初共演と、脇を固める豪華な出演者まども話題になった作品。
トラボルタの妻ケリー・プレストンと、二人の娘エラ・ブルー・トラボルタが、ロビン・ウィリアムズの妻子役を演ずるところも興味深い。
バーニー・マックは、公開前に亡くなり本作が遺作となった。
撮影は2007年に終了していたのだが、公開が2009年11月。
トラボルタとケリー・プレストンの長男のジェットが、その年の1月に急死したことが影響したのだろうか・・・。
豪華キャストの競演で期待された作品だったが、北米興行収入は5000万ドル弱に留まり、全世界でも1億ドルに届かない結果に終わった。
また、ラジー賞では、作品、監督賞の他、トラボルタ、ケリー・プレストンなどがノミネートされた。
それほど堅苦しく考えることはない、楽しく演じている主人公ジョン・トラボルタと、子供嫌いから一転、双子の父親になってしまい慌てふためく姿が彼らしいロビン・ウィリアムズ、その相手で結局は復縁するケリー・プレストン、子供達エラ・ブルー・トラボルタとコナー・レイバーン、主人公の部下セス・グリーン、ロリ・ロックリン、友人である子供達の人気キャラクターのバーニー・マック、キャンプのリーダー役のマット・ディロンとジャスティン・ロング、ヴィッキー(K・プレストン)の親友リタ・ウィルソン、食事会の進行役アン=マーグレット、日本企業社長サブ・シモノ、安全対策業者ルイス・ガスマンなどが共演している。