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マッド・ファット・ワイフ Norbit (2007)

製作、原案、脚本、主演を兼ねたエディ・マーフィの意欲作。
タンディ・ニュートンキューバ・グッディングJr.テリー・クルーズエディ・グリフィン他共演、監督ブライアン・ロビンスによる人情コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ブライアン・ロビンス
製作
ジョン・デイヴィス
エディ・マーフィ
製作総指揮
マイケル・トーリン
ブライアン・ロビンス
デヴィッド・ハウスホルター
原案
エディ・マーフィ
チャールズ・マーフィ
脚本
エディ・マーフィ
チャールズ・マーフィ
ジェイ・シェリック
デヴィッド・ロン
撮影: クラーク・マシス
編集: ネッド・バスティール
特殊メイク効果:リック・ベイカー
音楽: デヴィッド・ニューマン

出演
エディ・マーフィ:ノービット/ラスプーシア/ウォン
タンディ・ニュートン:ケイト
キューバ・グッディングJr:ディオン
エディ・グリフィン:ポップ・スイート・ジーザス
テリー・クルーズ:ビッグ・ブラック・ジャック・ラティモア
クリフトン・パウエル:アール・ラティモア
レスター“ラスタ”スパイト:ブルー・ラティモア
カット・ウィリアムズ:ロード・ヘイヴ・マーシー
マーロン・ウェイアンズ:バスター

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ/ドリームワークス
2007年製作 102分
公開
北米:2007年2月9日
日本:未公開
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $95,323,500
世界 $159,313,560


アカデミー賞 ■
第80回アカデミー賞
ノミネート
メイクアップ賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
養護施設を兼ねたレストランを経営する上海出身のウォン(エディ・マーフィ)は、ある日、店の前に捨てられた子供を保護する。

ノービットと名付けられ成長した少年は、同じ施設のケイトと仲良くなり、子供ながら裏庭の木の下で結婚式を挙げる。

しかしケイトは、間もなく里親に引き取られてしまう。

数年後ノービット(エディ・マーフィ)に、半ば強引だが新しいガールフレンドができていた。

マッチョな体で町を牛耳ろうとする、建設業者で悪党のラティモア兄弟(テリー・クルーズ/クリフトン・パウエル/レスター“ラスタ”スパイト)の末の妹ラスプーシア(エディ・マーフィ)だった。
...全てを見る(結末あり)

大人になったノービットとラスプーシアは、やがて結婚することになる。

ラティモア兄弟が営む、建設会社の事務係をしているノービットは、兄弟とラスプーシアの言いなりの生活を送る。

ラスプーシアは好き勝手に遊び、食べることばかり考え、あげくに浮気までする始末。

ある時、ノービットは、ウォンのレストランでケイト(タンディ・ニュートン)に再会する。

ケイトは、養護施設を買取りウォンに恩返しをしようとして、町に帰ってきていたのだ。

しかし、ケイトには婚約者ディオン(キューバ・グディングJr)がいて、共同で施設買取りを考えていた。

ラスプーシアとの生活にうんざりして、ケイトとの再会を喜んでいたノービットはショックを受ける。

その後、施設買取が割りに合わないと見たディオンは、手を引こうとする。

ディオンは、施設を乗っ取り店を改造して、新しい商売を始めようとする、ラティモア兄弟の策略に加担することにする。

ラスプーシアは、ノービットに接近するケイトに、嫌がらせを始める。

ラティモア兄弟はノービットを利用して、施設を買取ったケイトに、偽の契約書のサインをさせてしまう。

ケイトは、ノービットが乗っ取りを知っていたと思い込み絶望してしまう。

ノービットは、真実を伝えれば、ラスプーシアがケイトに何をするかわからないために、町を出ようとする。

しかし、ウォンに励まされたノービットは、結婚詐欺師のディオンの秘密を暴く。

ノービットは、自分のために立ち上がってくれた人々と協力し、ラティモア兄妹を町から追放する。

そしてノービットとケイトは、想い出の木の下で、本当の結婚式を挙げる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
養護施設を兼ねたレストランを経営する上海出身のウォンは、店の前に捨てられていた子供を育てる。
ノービットと名付けられ成長した少年は、同じ施設のケイトと仲良くなるが、彼女は里親に引き取られてしまう。
数年後ノービットは、町を牛耳ろうとする建設業者で、悪党ラティモア兄弟の末の妹ラスプーシアと強引に付き合わされ、やがて二人は結婚することになる。
ラティモア兄弟の、建設会社の事務係として、ノービットは兄弟とラスプーシアの言いなりになり虐げられた生活を送る。
そんなノービットは、養護施設を買取りウォンに恩返しをしようと町に帰ってきたケイトに再会する。
しかし、ケイトには婚約者ディオンがいて、共同で施設買取りを考えていたため、ノービットはショックを受けてしまう・・・。
__________

内容がかなり下品で、エデ・マーフィの3役の中のラスプーシア役が、あまりにグロテスクで見るに耐えないところもある。

北米興行収入は約9500万ドル、全世界では約11億5900万ドルのヒットとなったが、残念ながら日本未公開に終わってしまった作品。

バカバカしいと言えばそれまでだが、一人で何役もこなすエディ・マーフィお馴染みのスタイルが結構笑える作品だ。

第80回アカデミー賞で、メイクアップ賞にノミネートされた、リック・ベイカーのメイクがリアル過ぎて、見ていて気味が悪い場面も多い。

上海出身のウォン(E・マーフィ)役が、見るからに凶暴な兄弟(テリー・クルーズ/クリフトン・パウエル/レスター“ラスタ”スパイト)にも全く怯まず、勇敢に立ち向かうところが痛快だ。

ケイト役のタンディ・ニュートンは、まずまず好演をしているが、結婚詐欺師役のキューバ・グッディングJrは、あまり悪役が似合わない。

逆にポン引きコンビ、特にエディ・グリフィンの怪演は最高に楽しい!!


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