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殺人夜想曲 Nocturne (1946)

自殺したと思われる作曲家の他殺を疑った刑事の執念の捜査を描く、監督エドウィン・L・マリン、主演ジョージ・ラフトリン・バリヴァージニア・ヒューストンジョセフ・ペヴニージョセフ・ペヴニー他共演のフィルム・ノワール

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:エドウィン・L・マリン
製作:ジョーン・ハリソン
製作総指揮:ジャック・J・グロス
原作
フランク・フェントン
ローランド・ブラウン
脚本:ジョナサン・ラティマー
撮影:ハリー・J・ワイルド
編集:エルモ・ウィリアムズ
音楽:リー・ハーライン

出演
ジョー・ウォーン:ジョージ・ラフト
フランシス・ランサム:リン・バリ
キャロル・ペイジ:ヴァージニア・ヒューストン
ネッド・フィンガーズ・フォード:ジョセフ・ペヴニー
スーザン・フランダース:マーナ・デル
キース・ヴィンセント:エドワード・アシュリー
ハルバーソン警部補:ウォルター・サンデ
ウォーン夫人:メイベル・ペイジ
エリック・トルプ:ベルン・ホフマン
クイニー:クイニー・スミス

アメリカ 映画
配給 RKO
1946年製作 87分
公開
北米:1946年10月29日
日本:未公開


ストーリー
ハリウッド
作曲家のキース・ヴィンセント(エドワード・アシュリー)は、新曲”ノクターン”を完成させようとしていた。
キースは、その場に居た女性”ドロレス”に、自分たちの関係は終わったことを話す。
ヴィンセントは、”You’re no longer the one/君は運命の人ではない”という歌詞を口にし、街から離れるようにとドロレスに伝える。
その直後に銃声が鳴り響き、ヴィンセントは、ピアノの前で崩れ落ちる。
警察の捜査が始まり、担当のハルバーソン警部補(ウォルター・サンデ)は自殺と断定するが、刑事のジョー・ウォーン(ジョージ・ラフト)は、殺人の可能性があると考える。
ジョーは、ヴィンセントの家政婦スーザン・フランダース(マーナ・デル)に前科があることに気づき、尋問するために、ハルバーソンに彼女を連行させる。
その場に残ったジョーは、ピアノの楽譜が”ドロレス”に捧げられていることに気づき、壁に飾られた、ヴィンセントが付き合った何人もの女性の写真を確認する。
そこに、使用人のユヘミオ・モーラ現れる
ジョーは、ヴィンセントに自殺の兆候があったかをユヘミオに問い、ないことを確認する。
ユヘミオは、ヴィンセントは女性と会う予定だったが、誰かはわからないとジョーに伝える。
翌日もユヘミオから話を聞いたジョーは、壁の写真の女性たちが、全員ドロレスと呼ばれていたことを知る。
スーザンとも話したジョーは、写真の女性を一人ずつ調べ始める。
手がかりがつかめなかったジョーは、一人の女性の写真がなくなっていることに気づき、その女性を探そうとするのだが・・・。


解説 評価 感想
様々なジャンルの作品を手がけたエドウィン・L・マリンが監督し、主演はジョージ・ラフトリン・バリヴァージニア・ヒューストンジョセフ・ペヴニージョセフ・ペヴニーなどが共演してた作品。

自殺したと思われる作曲家の他殺を疑った刑事の執念の捜査を描くフィルム・ノワール

様々な登場人物が絡み合うミステリーであり、時折、挿入されるユーモラスなシーンがアクセントを加えているところも注目だ。

主演のジョージ・ラフトは、自殺と断定された事件に疑問を持ち、独自に捜査を続ける刑事をクールに演じている。

冒頭で死亡する作曲家ヴィンセント(エドワード・アシュリー)の元恋人である俳優で、主人公と惹かれ合うようになるリン・バリ、その妹でナイトクラブの歌手ヴァージニア・ヒューストン、クラブのピアニストで事件に関わっていたジョセフ・ペヴニー、ヴィンセントの家政婦マーナ・デル、事件を担当して自殺と断定する警部補ウォルター・サンデ、主人公の母親メイベル・ペイジ、その友人クイニー・スミス、クラブの用心棒ベルン・ホフマンなどが共演している。


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