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ネイビー・シールズ Navy Seals (1990)

テロリストの所有する”スティンガー・ミサイル”の破壊命令を受けたアメリカ海軍特殊部隊“SEALs”の活躍を描く、主演チャーリー・シーンマイケル・ビーンビル・パクストンデニス・ヘイスバート他共演、監督ルイス・ティーグによるアクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ルイス・ティーグ

製作
ブレンダ・フェイゲン

バーナード・ウィリアムス
脚本
チャック・ファーラー

ゲイリー・ゴールドマン
撮影:ジョン・A・アロンゾ
編集:ドン・ジンマーマン
音楽:シルヴェスター・リヴェイ

出演
デイル・ホーキンス:チャーリー・シーン

ジェームズ・カラン:マイケル・ビーン
クレア・ヴァレンス:ジョアン・ウォーリー・キルマー
レクサー:シリル・オライリー
フロイド”ゴッド”デイン:ビル・パクストン
ウィリアム”ビル”グレアム:デニス・ヘイスバート
ラモス:ポール・サンチェス
レアリー:リック・ロソヴィッチ
ベン・シャヒード:ニコラス・カデ
ダン大佐:ロナルド・G・ジョセフ
ジョリナ:S・エパサ・マーカーソン
ウォーレン・スティンソン:アイラ・ウィーラー
エリオット・ウエスト:ウィリアム・コート

アメリカ 映画
配給 オライオン・ピクチャーズ

1990年製作 113分
公開
北米:1990年7月20日
日本:1990年10月20日
製作費 $21,000,000
北米興行収入 $25,069,100


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
地中海東部、アメリカ海軍空母”フォレスタル”。
炎上したタンカーからの遭難信号を受け、空母から飛び立った救助ヘリコプターは現場に向うものの、突然、攻撃を受けて消息を絶つ。

バージニア州、ノーフォーク
アメリカ海軍特殊部隊”SEALs”のウィリアム”ビル”グレアム(デニス・ヘイスバート)とジョリナ(S・エパサ・マーカーソン)の結婚式が始まろうとしていた時、出席していた全隊員に出動命令連絡が入り会場を後にする。

地中海東部、ある港。
テロリストに、救助ヘリを撃ち落され拉致されたていた兵士を、ジェームズ・カラン大尉(マイケル・ビーン)率いる”SEALs”の、デイル・ホーキンス(チャーリー・シーン)、グレアム、レアリー(リック・ロソヴィッチ)、レクサー(シリル・オライリー)、フロイド”ゴッド”デイン(ビル・パクストン)、ラモス(ポール・サンチェス)らが救出する。

...全てを見る(結末あり)

しかし、エジプト人の怪我人に扮したテロリストのリーダー、ベン・シャヒード(ニコラス・カデ)を捕らえられず、倉庫にあった大量の”スティンガー・ミサイル”を破壊することも出来ず、その場から脱出する。

フォレスタルに帰還したカランらは、シャヒードを取り逃がし、ミサイルを残してきてしまったこと情報部に追求される。

ペンタゴン
テロリスト集団”アル・シュハダ”が所持していた”スティンガー・ミサイル”を破壊できなかったことを、再び責められたカランは、自分達が現地に戻り処置してくる提案をする。

その件を気にするカランは、SEALsの司令官ダン大佐(ロナルド・G・ジョセフ)から、最善を尽くしたと念を押され、隊員全員と休暇を取るよう命ぜられる。

そして、ミサイル破壊計画は実行されることになり、カランら隊員は再び中東に向う。

ミサイルが隠されていると思われる貨物船に進入した隊員は、船を制圧し爆発物処理班を呼ぶが、結局ミサイルは積まれていなかった。

ワシントンD.C.
カランは、シャヒードにインタビューした経験もあるレバノン系のジャーナリスト、クレア・ヴァレンス(ジョアン・ウォーリー)に会う。

”アル・シュハダ”について探りを入れようとするカランだったが、クレアは彼の考えを知っていたため、SEALsの訓練を見学することになる。

カランは、戦争とも言える状況でもあるにも拘らず、何も手が下せない苛立ちをクレアに伝え、その後、二人は親交を深める。

そんな時、マドリードの空港で、”スティンガー・ミサイル”によるテロが起き、ついに犠牲者を出す。

クレアの情報により、彼女がシャヒードに会った際の仲介者を誘拐する作戦が実行されれることになる。

キプロス島北部を飛び立った隊員は、海上に降下して目的地に上陸し、ターゲットの男を捕らえるが、ホーキンスの命令無視が原因でグレアムが命を落としてしまう。

帰国したカランは、グレアムの死を婚約者ジョリナに告げるが、秘密作戦の内容を彼女に伝えることは出来なかった。

自責の念に駆られるホーキンスだったが、彼の命令違反を責めるカランと共に、二人は友を失ったことで苦悩する。

そんなカランを慰めたのはクレアだったが、ミサイルの場所が分かり、隊員はベイルートに向うことになる。

レバノン沖、空母”コーラル・シー”。
ヘリで出撃した隊員はベイルートに上陸し、戦火の市街地に入った直後、デインが命を落とす。

ミサイルを発見した隊員は爆薬を仕掛け、夜明けと共にその場を脱出しようとするが、カランが足を撃たれてしまう。

ホーキンスは爆破命令を受けるが、彼はそれを無視してカランを救出する。

その直後に、ミサイルが隠された建物は爆破され、カランの傷を手当した隊員は、車を奪い逃走する。

ソ連製の装甲輸送車”BTR-152”に追跡され、運転していたレクサーが射殺されてしまう。

レアリーが装甲車をスティンガー・ミサイルで撃破し、隊員は海岸に向うものの、シャヒードらがそれを追う。

沖合いに向った隊員を捜すシャヒードだったが、ホーキンスが彼を倒し、彼らは潜水艦に救助される。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
アメリカ海軍大尉ジェームズ・カラン率いる特殊部隊“SEALs”隊員は、テロリストに捕らえられた自国兵士を救出する。
しかし、テロリストのリーダー、シャヒードを取り逃し、彼らが所持していた大量の”スティンガー・ミサイル”を破壊することが出来なかった。
再びミサイル破壊作戦に向ったカランら隊員だったが、それを発見することに失敗してしまう。
その後カランは、シャヒードにインタビューした経験もあるレバノン系のジャーナリスト、クレアに会い情報を求めようとする矢先、ミサイルによるテロが起きて犠牲者が出る。
クレアの情報から、あるターゲットを捕らえる作戦が“SEALs”により実行されるが、隊員ホーキンスの命令違反で、同僚のグレアムが命を落としてしまう。
自責の念に駆られるホーキンスを責めるカランは苦悩するが、彼を優しく慰めるのはクレアだった。
そこに、ミサイルの場所が確認されたとの連絡が入り、隊員はベイルートに向う・・・。
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アメリカ海軍特殊部隊“SEALs”の、実戦の活躍を描くという内容で話題になった作品ではあるが、その後も何度か”SEALs”隊員を演ずるマイケル・ビーンを含めて、頼りないとまでは言わないが、あまり精鋭に見えないところが気になる。

当時はまずまず満足したアクションなども、今見ると平凡で緊迫感にも欠ける内容もやや物足りない。

最も隊員らしく見えない、当時、売り出し中だったチャーリー・シーンがファースト・クレジットなのだが、主演はどう見てもマイケル・ビーンで、任務や部下に対する責任を背負う指揮官を熱演している。

当時のヴァル・キルマー夫人、ジャーナリストのジョアン・ウォーリー、“SEALs”隊員、命を落とすシリル・オライリービル・パクストンデニス・ヘイスバート、その他ポール・サンチェス、リック・ロソヴィッチ、テロリストのリーダー、ニコラス・カデ、“SEALs”の司令官ロナルド・G・ジョセフ、グレアム(D・ヘイスバート)の婚約者S・エパサ・マーカーソンなどが共演している。


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