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メキシコの無法者 My Outlaw Brother (1951)

盗賊一味と手を組む兄の元に向かった青年と一味の首領を捕らえようとするテキサス・レンジャーの活躍を描く、監督エリオット・ニュージェント、製作総指揮、主演ミッキー・ルーニーワンダ・ヘンドリックスロバート・プレストンロバート・スタック他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:エリオット・ニュージェント
製作:ベネディクト・ボジョース
製作総指揮:ミッキー・ルーニー
原作:マックス・ブランド”South of the Rio Grande”
脚本
ジーン・ファウラーJr.
アルフレッド・ルイス・レヴィット
撮影:ホセ・オルティス・ラモス
編集:ジョージ・クローン
音楽:マヌエル・エスペロン

出演
J・デニス”デニー”オムーア:ミッキー・ルーニー
セニョリータ・カルメリータ・アルバラド:ワンダ・ヘンドリックス
ジョー・ウォーダー:ロバート・プレストン
パトリック・オムーア:ロバート・スタック
エンリケ・オルティス:ホセ・トルベイ
サンチェス大佐:カルロス・ムスク
セニョーラ・アルバラド:ヒルダ・モレノ
バーガー:フェルナンド・ワグナー

アメリカ 映画
配給 Eagle-Lion Films
1951年製作 82分
公開
北米:1951年8月22日
日本:未公開


ストーリー
テキサス
ニューヨーク出身のアイルランド系アメリカ人青年J・デニス”デニー”オムーア(ミッキー・ルーニー)は、8年間会っていない兄パトリック(ロバート・スタック)の元に向かおうとしていた。
パトリックは、メキシコで銀鉱山を所有し、アメリカにいる家族に送金していた。
国境の町に着いたデニーは、”エル・ティグレ”率いる盗賊が爆破事件を起こし、銀行を襲撃するのを目撃する。
エル・ティグレとその一味は、国境の両側で指名手配されていた。
町に着いたテキサス・レンジャーのジョー・ウォーダー(ロバート・プレストン)は、盗賊の被害に遭ったデニーに出会う。
隊長に呼ばれたジョーは、メキシコ秘密諜報部が盗賊の元に送り込んだサンチェス大佐(カルロス・ムスク)と連絡が取れず、犠牲者が出ていることを知る。
エル・ティグレを捕らえる任務を命ぜられたジョーは、盗賊に信頼されているパトリックに接触ることになる。
国境に向かったジョーは、盗賊に襲われたデニーを救う。
デニーの兄がパトリックだと知ったジョーは、デニーと共に、パトリックがいるサン・クレメンテへと向かうのだが・・・。


解説 評価 感想
マックス・ブランドの著書”South of the Rio Grande”の小説を基に製作された作品。

俳優、劇作家としても知られるエリオット・ニュージェントが監督し、主演はミッキー・ルーニー(製作総指揮兼)、ワンダ・ヘンドリックスロバート・プレストンロバート・スタックなどが共演している。

盗賊一味と手を組む兄の元に向かった青年と一味の首領を捕らえようとするテキサス・レンジャーの活躍を描く西部劇。

ミュージカル・スターとして一世を風靡したミッキー・ルーニーが、製作総指揮を兼ねて主演した西部劇であり、コメディアンとしての本領は発揮するが、もちろん歌うシーンなどは登場しない。

ややB級作品的な内容ではあるが、魅力的なキャスティングに加え、盗賊一味と手を組んでいた兄に再会してトラブルに巻き込まれる青年を、ミッキー・ルーニーが、持ち味を活かして熱演している。

主人公に協力する女性ワンダ・ヘンドリックス、主人公と共に盗賊の首領を捕らえようとするテキサス・レンジャーロバート・プレストン、主人公の兄で盗賊と手を組むロバート・スタック、主人公らに協力する鍛冶屋のホセ・トルベイ、盗賊一味に潜入する捜査官カルロス・ムスク、カルメリータ(ワンダ・ヘンドリックス)の母親ヒルダ・モレノ、パトリック(ロバート・スタック)の手下フェルナンド・ワグナーなどが共演している。


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