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マイ・ビッグ・ファット・ドリーム My Life in Ruins (2009)

一時的にツアー・ガイドをしていた女性がツアー客との触れ合いや恋をきっかけにしてギリシャ人の言うところのケフィ”(情熱、喜び、心意気)を見つけるまでを描く、製作トム・ハンクスリタ・ウィルソン(出演も)、監督ドナルド・ペトリー、主演ニア・ヴァルダロスリチャード・ドレイファスアレクシス・ゲオゴーリス他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ

トム・ハンクス / Tom Hanks 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:ドナルド・ペトリー

製作総指揮:
ゲイリー・ゴーツマン

トム・ハンクス
リタ・ウィルソン
ジェフ・アッバリー
ジュリア・ブラックマン
ピーター・サフラン

製作
ナタリー・マルチアーノ
ミシェル・シドジック
脚本:マイク・リース

撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ
編集:パトリック・J・ドン・ヴィトー
音楽
デヴィッド・ニューマン

デヴィッド・ミュレン

出演
ジョージア・ラナコポリス:ニア・ヴァルダロス

アーヴ・ギデオン:リチャード・ドレイファス
プロコピ・カカス:アレクシス・ゲオゴーリス
キム・ソーチェック:レイチェル・ドラッチ
ビッグ・アル・ソーチェック:ハーランド・ウィリアムズ
ニコ:アリステア・マクゴーワン
レナ・マリア・アングステス・ロドリガ:マリア・アダネス
ララ・クルス:マリア・ボット
エリザベス・タレン:キャロライン・グッドオール
スチュアート・タレン:イアン・オギルヴィー
ケイトリン・タレン:ソフィー・スタッキー
マリア:バーニス・ステージャース
マーク・マラード:ブライアン・パレルモ
エリノア:リタ・ウィルソン

アメリカ/ギリシャ/スペイン 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

2009年製作 95分
公開
北米:2009年5月7日
日本:未公開
製作費 $17,000,000
北米興行収入 $8,662,320
世界 $20,455,280


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
アテネ
アテナ・アルケゲテス門”の近くに住む、古代ギリシャの歴史と建築に魅了されたギリシャ系アメリカ人ジョージア・ラナコポリス(ニア・ヴァルダロス)は、アテネ大学の教員を解雇されてしまい、今はツアー・ガイドをしていた。

”パングロス・ツアーズ”のマリア(バーニス・ステージャース)に、ガイドの評価としては”普通”、つまり最低だと言われたジョージアは、バスの運転手で風変わりな男プロコピ・カカス(アレクシス・ゲオゴーリス)と組まされてしまう。

ジョージアがお荷物になってきたマリアは、同じガイドのニコ(アリステア・マクゴーワン)に頼み、彼女を辞めさせることも考える。

ジョージアは、外国人観光客のグループの元に向かい、愉快なアメリカ人のアーヴ・ギデオン(リチャード・ドレイファス)、医師エリザベス(キャロライン・グッドオール)とスチュアート・タレン夫妻(イアン・オギルヴィー)、娘ケイトリン(ソフィー・スタッキー)、ビッグ・アル(ハーランド・ウィリアムズ)とキム(レイチェル・ドラッチ)のソーチェック夫妻、離婚したばかりのスペイン人レナ・マリア・アングステス・ロドリガ(マリア・アダネス)とララ・クルス(マリア・ボット)、パンケーキ店を経営する、マーク・マラード:(ブライアン・パレルモ)らに合流する。
...全てを見る(結末あり)

いよいよツアーは始まり、堅苦しい歴史や遺跡の説明をするジョージアの話に参加者は興味を示さず、別のグループのユニークなガイド、ニコに注目する。

ツアー客はニコに付いて行ってしまい、苛立つジョージアは、仕方なくむさ苦しい男プロコピと行動を共にする。

プロコピが、英語が話せることを知ったジョージアは驚き、彼に、ギリシャ人の精神ケフィ(情熱、喜び、心意気)に欠けていることを指摘される。

バスに戻った一行は、相変わらずジョージアの話に関心を示さずにいたが、彼女の座席に一輪の花が置かれていた。

恋もご無沙汰なジョージアは、気分をよくし、それがマークからだと勘違いする。

宿泊先に着いた一行だったが、何とそこは、修復工事中のボロ・ホテルだった。

ツアー客を案内し、ようやく部屋に着いたジョージアは、何もかも嫌になり、帰国を決意して、マリアに今回を最後に辞めることを知らせる手紙を書く。

翌日、ジョージアは、同行者をからかってばかりいるアーヴに対し、妻のことで、彼を傷つけるような発言をしてしまう。

ツアー客をショッピングに連れて行ったジョージアは、髭を剃ったプロコピに促されて、アーヴに謝罪する。

アーヴは、妻エリノア(リタ・ウィルソン)を3年前に亡くし、楽しみだった夫婦での旅も出来ずに、独りでツアーに参加していたのだった。

気落ちしていたアーヴはジョージアを許し、陽気な彼に戻り、バスの中で、彼女と共に、今までの態度を同行者に謝罪する。

オリンピア”に向かった一行は、またしてもジョージアの解説を聞こうともしない。

アーヴは、ジョージアの杓子定規な話を改めさせて、ツアー客は、次第に彼女の話に耳を傾けるようになる。

その夜、ジョージアは、アーヴに男性と付き合うべきだと言われ、バーで自分に気があると思っていたマークに近づく。

しかし、ジョージアは、マークからシロップの話を夜中まで聞かされることになる。

翌日、自分のツアー客を、ニコにけなされたジョージアは憤慨する。

バスに乗ろうとしたジョージアは、アーヴから下ネタで攻めるよう助言される。

ジョージアが、その気で神話の話を語りだしたことが気になったプロコピは余所見をしてしまい、バスは”デルフィ”に向かう途中、事故を起こしてしまう。

プロコピが、自分に見とれていたと言われたジョージアは、責任を感、じ気落ちする彼の元に向かう。

そしてジョージアは、花をくれたのがプロコピだと知り、知識よりも、心で語りかけるようにと言われ、彼に惹かれるようになる。

デルフィ”観光を楽しんだ一行は、夜のパーティーを楽しみ、ジョージアはプロコピとの時を過ごす。

何度も愛し合った二人は、アーヴらの協力で、ニコの隙を見て彼らのバスのエアコンを盗む。

タレン夫妻の娘ケイトリンが、いつも機嫌が悪いことを気にしたジョージアは、予定をキャンセルして、彼女のためにビーチに向かう。

プロコピは甥を呼び寄せてケイトリンの相手をさせ、一行は浜辺のひと時を大いに楽しむ。

その夜、キャンプ・ファイアーを囲む一行だったが、アーヴが意識を失い病院に運ばれる。

アーヴは検査入院することのなり、アテネに戻った一行は、アクロポリスの”パルテノン神殿”に向かい、ジョージアの、その地への思いがツアー客に伝わる。

そして一行は、ギリシャの”病院”を見学することで意見が一致する。

一方、ニコはエアコンが壊れて機嫌が悪く、客に悪態をつき痛めつけられてしまう。

回復したアーヴを見舞った一行は、アテネでの最後の夜を迎える。

着飾ったジョージアとプロコピも、ツアー客と共にパーティーに参加する。

そこに、ガイドの評価を持参したマリアが現れ、それが改ざんだと言い張るが、ツアー客はジョージアを絶賛する。

ジョージアの辞表を見ていたマリアだったが、彼女がついに”ケフィ”を見つけたことに気づく。

プロコピの変貌にも驚いたマリアは、彼とジョージアを昇給させる。

その態度を不思議に思ったジョージアは、ミシガン大の採用通知をマリアから受け取る。

ニコが辞めたことを知ったジョージアは、このままアテネで働くことをマリアに伝え、プロコピに専属の運転手を頼む。

そしてジョージアは、ツアー客に感謝して別れを告げ、新たな人生をスタートさせる。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
古代ギリシャの歴史と建築に魅了されるジョージア・ラナコポリスは、アテネ大学を解雇されてしまい、仕方なくツアー・ガイドをしていた。
知識はあるものの、ジョージアは、ガイドとして評価は低く、旅行社のマリアは、彼女をお荷物に感じ始める。
ジョージアは、むさ苦しいバスの運転手プロコピと組まされ、陽気なアメリカ人旅行客アーヴらと合流しツアーが始まる。
案の定、ジョージアの話はツアー客には受けず、彼女はプロコピに”ケフィ”が欠けていることを指摘される。
妻を失った独り旅のアーヴに、心無いことを言葉してしまったジョージアだったが、彼女は素直に謝罪し、それをきっかけにして、二人は親交を深める。
そして、アーヴやプロコピの助言で、堅苦しい話を止めたジョージアは、次第にツアー客の心を捉え始める・・・。
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マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」(2002)の大ヒットで時の人となったニア・ヴァルダロスが、再び主演、そして、クレジットなしではあるが脚本にも参加した作品。

日本で劇場未公開に終わったためか、手抜きとも言える邦題で「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」の続編と錯覚してしまうが、トム・ハンクスリタ・ウィルソン夫妻、ゲイリー・ゴーツマンが本作の製作にも参加している以外は、それとは全く関係のない作品である。

興行的に成功した作品ではないが、世界遺産に登録されている、お馴染みの観光名所を巡る、
文字通りツアーを楽しめる仕上がりになっていて、どなたでもよく知っている場所の描写が、新鮮にも見える楽しい作品でもある。

マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」(2002)ほどの作品のパワーは感じないが、40代も後半である主人公のニア・ヴァルダロスは、溌剌として若々しく魅力的で、大らかなギリシャ人気質や個性豊かなツアー客の面々も愉快に描かれている。

老人役もこなすようになったのかと、つくづく時代の流れを感じる、ツアー客のリチャード・ドレイファスは、ヒロインを新たな人生に導く役として好演している。

むさ苦しい男から変貌し、ヒロインの支えとなる、ツアー・バスの運転手アレクシス・ゲオゴーリス、ヒロインをおとしめようとするガイドのアリステア・マクゴーワン、ツアー客、レイチェル・ドラッチハーランド・ウィリアムズ夫妻、離婚経験者マリア・アダネスマリア・ボット、医師のキャロライン・グッドオールと夫イアン・オギルヴィー、娘のソフィー・スタッキー、旅行社のオーナー、バーニス・ステージャース、パンケーキ店の経営者ブライアン・パレルモ、そして、リタ・ウィルソンが、アーヴ(R・ドレイファス)の亡くなった妻役で端役出演している。


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