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ウエディング宣言 Monster-in-Law (2005)

運命的に出会った男女が息子を溺愛する母親にその仲を裂かれそうになり巻き起こる騒動を描く、監督ロバート・ルケティック、主演ジェニファー・ロペスジェーン・フォンダマイケル・ヴァルタン他共演のラブ・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ロバート・ルケティック
製作
クリス・ベンダー

J・C・スピンク
ポーラ・ワインスタイン
脚本:アーニャ・コショフ
撮影:ラッセル・カーペンター
編集
スコット・ヒル
ケヴィン・テント

音楽:デヴィッド・ニューマン

出演
ジェニファー・ロペス:シャーロット”チャーリー”カンティリーニ
ジェーン・フォンダ:ヴィオラ・フィールズ
マイケル・ヴァルタン:ケヴィン・フィールズ
ワンダ・サイクス:ルビー
アダム・スコット:レミー
アニー・パリッセ:モーガン
モネット・メイザー:フィオナ
スティーブン・ダナム:ポール・チェンバレン医師
エレイン・ストリッチ:ガートルード

アメリカ 映画
配給 ニュー・ライン・シネマ
2005年製作 101分
公開
北米:2005年5月13日
日本:未公開
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $82,931,300
世界 $154,749,920


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
カリフォルニアヴェニス・ビーチ
派遣社員チャーリー・カンティリーニ(ジェニファー・ロペス)は、ある日、ケヴィン・フィールズ(マイケル・ヴァルタン)を浜辺で見かけ、その後カフェでも出会う。

パーティー会場の仕事に向かったチャーリーは、そこで再びケヴィンを見かけ、友人のレミー(アダム・スコット)とモーガン(アニー・パリッセ)から、彼が最近街に戻った外科医だということを知らされる。

2日で3回も、ケヴィンと出くわしたチャーリーは運命を感じ、彼を意識して様子を窺う。

しかし、チャーリーは、ケヴィンがゲイだと聞き彼を諦めることにする。

ケヴィンからの電話を無視したチャーリーは、浜辺で彼と再会し、ゲイでないことを知らさる。
...全てを見る(結末あり)

散歩の仕事で預かった犬がケヴィンを噛んだため、自宅に彼を連れて行ったチャーリーは、デートの約束する。

ケヴィンの母ヴィオラ(ジェーン・フォンダ)は、キャスターとして業界に君臨していたが、降板が決まり、激怒して大荒れとなり、番組をぶち壊してしまう。

クリニックに入院していたヴィオラは、付き人のルビー(ワンダ・サイクス)に出迎えられ退院して、ケヴィンと旅行に出かける計画を立てる。

ヴィオラは、それにケヴィンの新しい恋人が同行することを知らされる。

その後、ケヴィンはチャーリーをヴィオラに紹介するため実家に向かう。

ケヴィンを溺愛するヴィオラは、息子の手前チャーリーを一応歓迎している様子を見せる。

そしてケヴィンは、突然、母ヴィオラの前でチャーリーにプロポーズしてしまう。

チャーリーがそれを承諾してしまい、ショックを受けて卒倒寸前のヴィオラは席を外し、結婚を破綻させることを誓う。

ヴィオラは止めていた酒を口にし、盛大なパーティーを開き、その日暮らしのチャーリーに恥をかかせることを企む。

名だたる著名人を呼び寄せたパーティーで、チャーリーに恥をかかせたヴィオラは、ケヴィンの元恋人フィオナ(モネット・メイザー)まで招待し、彼といちゃつかせる作戦を実行する。

チャーリーは傷ついてしまうが、ヴィオラはさらに、彼女の身辺調査をルビーにさせる。

チャーリーに後ろめたい過去はなかったが、ヴィオラは益々嫉妬心を抱く。

ヴィオラはチャーリーをランチに誘い、結婚式を自宅で開くための計画などを、彼女に提案するように見せかけて、DNA鑑定のために彼女の髪の毛を抜き取る。

チャーリーはその提案をことごとく拒絶し、ショックを受けたヴィオラは、発作を起こして入院してしまう。

そして、学会に行く予定のケヴィンに代わり、チャーリーがヴィオラの面倒をみることになる。

チャーリーは、ケヴィンと暮らす家にヴィオラを招くことになり、彼女の嫌がらせに遭い睡眠不足が続く。

その後チャーリーは、ヴィオラが、自分の身辺を調査をしていたことを知る。

さらに、精神科医ポール・チェンバレン医師(スティーブン・ダナム)も偽者であり、全てヴィオラの策略だったことに気づく。

復讐に転じたチャーリーは、ヴィオラに睡眠薬を飲ませ、自分も熟睡し、彼女に結婚式の介添人を頼み、そぐわないドレスを着させて恥をかかせようとする。

結婚式のリハーサルで、チャーリーはチェンバレン医師を呼び、ヴィオラはケヴィンの元恋人フィオナを招く。

ヴィオラは、ナッツ・アレルギーのチャーリーにナッツ入りのソースを食べさせてしまい、彼女は結婚式を明日に控えて唇が腫れ上がってしまう。

そして結婚式当日、唇の腫れが引いたチャーリーは式の準備を始めるが、介添人のドレスを着ないヴィオラと、式を前に揉めてしまう。

そこにヴィオラの義母ガートルード(エレイン・ストリッチ)が現れ、今の自分達と同じ2人の確執をチャーリーは見せられて絶望し、式を中止させようとする。

ルビーに、この結婚が、なぜケヴィンの幸せを奪うのかと問い詰められたヴィオラは、心を改めてチャーリーに謝罪する。

チャーリーはそれを受け入れ、色々条件をつけるうちにヴィオラと気持ちが通じ合うようになる。

そしてヴィオラは、介添人のドレスに着替え、式を無事に終わらせ、旅立つケヴィンとチャーリーを見送る。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
派遣社員のチャーリー・カンティリーニは、外科医ケヴィンと運命的な出会いをする。
程なく2人は恋仲になるが、息子ケヴィンを溺愛する母親ヴィオラは、彼の手前、一応チャーリーを歓迎する。
しかし、突然、ケヴィンがヴィオラの前でチャーリーにプロポーズしてしまう。
卒倒しかけたヴィオラは、2人の結婚を破綻させるために、あの手この手で嫌がらせを始める。
チャーリーは、それに抵抗しながら式の準備を始めるのだが、いがみ合う2人の前に、ヴィオラの義母ガートルードが現れる・・・。
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メディア王のテッド・ターナーとの結婚時期(1991-2001)に、俳優活動休止状態だったジェーン・フォンダが、久々の主演級作品として出演したことが話題になった。

ジェニファー・ロペスのキュートな魅力と、貫禄と迫力十分の演技で迫る大女優のジェーン・フォンダの”闘い”が、嫌味なく痛快に描かれた作品。

原題は”Monster-in-Law”で、これはもちろん”mother-in-law”(義母)を文字った、”とんでもない意地悪姑”という意味であり、凝ったタイトルには感心してしまう。

残念ながら、日本では未公開に終わった作品ではあるが、6000万ドルをかけた大作で、全世界では約1億5500万ドルのヒットとなった。
北米興行収入 $82,931,300

70歳を前にしたジェーン・フォンダなのだが、スーパーモデル並みの見事なスタイルは圧巻で、その存在感にはさすがのジェニファー・ロペスも圧倒されている。

2人の嫌がらせ合戦は、さながらスポーツのようで、ジャッジ役とも言える付き人のワンダ・サイクスの、とぼけたキャラクターもいい味を出している。

2人の争いを冷静に見つめる恋人、そして息子のマイケル・ ヴァルタン、主人公の友人役アニー・パリッセアニー・パリッセ、そして、大ベテランのエレイン・ストリッチが、ヴィオラ(J・フォンダ)の義母役で登場する。


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