1990年に”Malibu Comics”に登場したシリーズで、ローウェル・カニンガムの”TheMen in Black”を基に製作され大ヒットした「メン・イン・ブラック」(1997)の続編。 かつて自分を育ててくれた元相棒の記憶を戻して復活した最強コンビのエイリアンとの戦いを描く、製作スティーヴン・スピルバーグ、監督バリー・ソネンフェルド、主演トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス、リップ・トーン、ララ・フリン・ボイル、ロザリオ・ドーソン共演SFアクション・コメディの決定版!! |
・コメディ
・スティーヴン・スピルバーグ / Steven Spielberg 作品一覧
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■ スタッフ キャスト ■
監督:バリー・ソネンフェルド
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
製作
ローリー・マクドナルド
ウォルター・F・パークス
バリー・ソネンフェルド
原作:ローウェル・カニンガム
原案:ロバート・ゴードン
脚本
バリー・ファナロ
ロバート・ゴードン
撮影:グレッグ・ガーディナー
編集
リチャード・ピアソン
スティーヴ・ワイスバーグ
特殊メイク:リック・ベイカー
音楽:ダニー・エルフマン
出演
K/ケビン・ブラウン:トミー・リー・ジョーンズ
J/ジェームズ・ダレル・エドワーズ3世:ウィル・スミス
ゼッド/Z:リップ・トーン
サーリーナ:ララ・フリン・ボイル
ローラ・ヴァスケス:ロザリオ・ドーソン
T:パトリック・ウォーバートン
ニュートン:デヴィッド・クロス
スクラッド/チャーリー:ジョニー・ノックスビル
ジャック・ジーブス:トニー・シャルーブ
ベン:ジャック・キーラー
M:マイケル・ジャクソン
パスポート管理捜査官:リック・ベイカー
本人:マーサ・スチュワート
本人:ピーター・グレイブス
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2002年製作 88分
公開
北米:2002年7月3日
日本:2002年7月6日
製作費 $140,000,000
北米興行収入 $190,418,800
世界 $441,818,800
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
2002年7月。
ニューヨークに降り立った”カイロス星人”サーリーナ(ララ・フリン・ボイル)は、雑誌を見てセクシー・モデルに姿を変える。
準政府機関MIBの敏腕捜査官に成長したJ(ウィル・スミス)は、相棒のT(パトリック・ウォーバートン)と共に行動し、日夜エイリアンを監視していた。
しかし、Tが捜査官に向いていないと判断したJは、彼の記憶を消して平民に戻してしまう。
サーリーナは、2頭型ヒューマノイド・エイリアン、スクラッド/チャーリー(ジョニー・ノックスビル)を締め上げて情報を掴み、”ザルタの光”を探しにあるピザ店に向かう。
ザルタ星人だった店の主人ベン(ジャック・キーラー)が口を割らないため、サーリーナは彼を殺害してしまう。
それを、アルバイトのローラ・ヴァスケス(ロザリオ・ドーソン)が目撃する。
MIB本部に戻ったJは、Z(リップ・トーン)から、事件のあったローラの店に行くように命令される。
Tを辞めさせたことを知ったZは、パグ犬エイリアンのFをJの相棒にする。
ローラに状況を聞いたJは、彼女に惹かれてしまい、記憶を消すことが出来なかった。
口の減らないFを連れて、カイロス星の宇宙船発見現場に向かったJは、”ザルタの光”は、25年前にK(トミー・リー・ジョーンズ)に処分させたことをZから知らされる。 Kの記憶を消したJは、郵便局長になっていた彼の元に向かう。 しかし、Kは当然のごとくJについての記憶がなく、エイリアンを監視していたとJに言われても、全くそれを信じない。 Jは、局員がエイリアンだったことをKに知らせ、自分を知りたければ、同行するようにと彼を説得する。 MIB本部にKを同行させたJは、彼にブラック・スーツを着せて記憶を戻そうとする。 しかし、そこにサーリーナが、スクラッド/チャーリーを伴い現れ、MIB本部を占拠して封鎖してしまう。 JはKの記憶を戻すために、”デニューラライザー”を組み立てていたジャック・ジーブス(トニー・シャルーブ)の元に向かい、Kを装置にかける。 処置を終えたKは、そのまま立ち去るが、そこにサーリーナに雇われた殺し屋エイリアンとスクラッド/チャーリーが現れ、Kの居場所を教えるようにと、Jを締め上げる。 しかし、Kがその場に戻りJを助け出し、本部に向かわずにローラの店に行く。 店で手がかりとなるロッカーの鍵を見つけたKとJは、その中から、ビデオショップの会員証を見つける。 ビデオ・ショップの店長ニュートン(デヴィッド・クロス)に、”ザルタの光”に関するビデオを見せられたKは、カイロス星の王女から”光”を託されたことを思い出す。 ブレスレットだった”ザルタの光”を持っているローラの元に戻ったKとJは、彼女がスクラッド/チャーリーに捕らえられ、本部に向かったことを知る。 かつてKの住んでいたアパートで、武器を調達した二人は本部に侵入するが、Kはサーリーナに捕らえられてしまう。 そして、Jがローラを救いサーリーナを銃撃して、Kと共に本部から脱出する。 サーリーナは、地下鉄に逃げた3人を追撃するものの、彼らはそれを逃れる。 Kは、ローラがカイロス星の王女の娘だということを告げ、地球を救えるのは彼女しかいないことを説明する。 そこに、エイリアンの姿に戻ったサーリーナが現れるが、KとJはその相手をしている間に、ローラを宇宙船で旅立たせ、サーリーナの息の根を止める。 そして、ニューヨーク中が事件を目撃したことを指摘するJの前で、Kは、”自由の女神”のトーチに仕掛けてあった”デニューラライザー”を光らせる。 Jは失恋したことを、K、Z、Fにからかわれながらも慰められる。 その後、Kが、”グランド・セントラル・ターミナル”から連れて来たエイリアンが、自分のロッカーに閉じ込められていることにJは気づく。 Jは彼らを外に出してやろうとKに言うのだが、そこにあった禁断のドアを蹴破る。 そしてKは、”グランド・セントラル・ターミナル”内に、とてつもなく巨大なエイリアンの世界があることをJに教える。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「メン・イン・ブラック」(1997)
・「メン・イン・ブラック2」(2002)
・「メン・イン・ブラック3」(2012)
*(簡略ストー リー)
今や、MIBのスーパー・エージェントとして活躍していたJは、日夜エイリアンを監視していた。
その頃、ザルタ星を支配できるという”ザルタの光”を求め地球に飛来した、凶暴なエイリアン”カイロス星人”サーリーナは、セクシー・モデルに姿を変えて人間社会に潜伏する。
サーリーナは活動を開始して事件を起こし、宇宙船発見現場に向かったJは、狙われた”ザルタの光”が、25年前、元相棒のKに処分されたことを知る。
Jは、記憶を消され郵便局長になっていた彼の元に向かい、協力を求めようとする。
KをMIB本部に連れて行ったJだったが、サーリーナにその場を占拠されてしまう。
一刻も早くKの記憶を戻そうとするJは、”デニューラライザー”を使いそれに成功する。
そして、エイリアンに立ち向かうために、復活した最強コンビは戦いを挑む・・・。
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奇想天外なストーリーや独創的なキャラクター、さらにはハイセンスな美術セットや気の利いたジョークなど、バリー・ソネンフェルドらしい軽妙洒脱な作風が冴え渡る痛快作。
前作(9000万ドル)を遥かに上回る、巨額の製作費1億4000万ドルをかけた超大作で、前作の興行収入5億9000万ドル弱(世界)には及ばなかったものの、4億4000万ドルを超す大ヒットとなった。
*北米興行収入 $190,418,800
出演もしているリック・ベイカーのメイクも、前作同様に素晴らしく、音楽もお馴染みのダニー・エルフマンが担当している。
今回も、冷めた表情で大いに笑いを誘うトミー・リー・ジョーンズは、郵便局長もブラック・スーツも共に似合うところが実に彼らしくまた可笑しい。
エリートになってからも茶目っ気があり、清潔感や逞しさも増したナイスガイ、ウィル・スミスの、愛嬌のある表情が印象的だ。
MIBチーフZのリップ・トーン、凶悪セクシー・エイリアンのララ・フリン・ボイル、実は事件の鍵を握る人物だった店員ロザリオ・ドーソン、エージェントTのパトリック・ウォーバートン、ビデオ店店長デヴィッド・クロス、2頭エイリアン役のジョニー・ノックスビル、デニューラライザーでK(T・L・ジョーンズ)の記憶を取り戻すトニー・シャルーブ、ザルタ星人だったピザ店の主人ジャック・キーラー、エージェント、マイケル・ジャクソン、リック・ベイカー、そして、本人役でピーター・グレイブスやマーサ・スチュワートなども出演している。