| 結婚生活に迷う2組の熟年夫婦と結婚に疑問を持ち始めた若いカップルの苦悩を描く、製作、監督、原作、脚本マイケル・ジェイコブス、出演ダイアン・キートン、ウィリアム・H・メイシー、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、エマ・ロバーツ、ルーク・ブレイシー他共演のロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:マイケル・ジェイコブス
製作
マイケル・ジェイコブス
ヴィンセント・ニューマン
スコット・メドニック
製作総指揮
ダイアン・キートン
ステファニー・ヒートン=ハリス
ジェニファー・セムラー
ジョナサン・モンテパレ
スカイラー・メドニック
原作:マイケル・ジェイコブス”Cheaters”
脚本:マイケル・ジェイコブス
撮影:ティム・サーステッド
編集:エリカ・フリード・マーカー
音楽:レスリー・バーバー
出演
グレース:ダイアン・キートン
サム:ウィリアム・H・メイシー
ハワード:リチャード・ギア
モニカ:スーザン・サランドン
ミシェル:エマ・ロバーツ
アレン:ルーク・ブレイシー
マニー:マイケル・コストロフ
隣人:ジョン・ロスマン
牧師:ジェームズ・モンロー・イグルハート
アメリカ 映画
配給 ヴァーティカル・エンターテインメント
2023年製作 95分
公開
北米:2023年1月27日
日本:2024年3月8日
製作費 $7,500,000
北米興行収入 $1,293,720
世界 $4,450,100
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
サム(ウィリアム・H・メイシー)とグレース(ダイアン・キートン)は、スウェーデン映画が上映されている映画館で出会う。
ハワード(リチャード・ギア)とモニカ(スーザン・サランドン)はホテルにいた。
モニカと4ヶ月間不倫関係にあったハワードは、その関係を終わらせたいと考えていた。
ミシェル(エマ・ロバーツ)と恋人のアレン(ルーク・ブレイシー)は、結婚式に出席する。
ミシェルは、理想とする完璧な未来への期待に胸膨らませながら、花嫁が投げるブーケを受け止めようとする。
結婚を不安視するアレンは、投げられたブーケを横取りしてしまい、ミシェルは呆然とする。
モーテルで愛し合おうとしたサムとグレースは、ファストフードとビールを買って部屋に向かう。
2人は結局、愛し合うことができず、散歩に出かける。
ハワードは、一夜限りの関係と思ったが、解消するのに4ヶ月もかかったと言って、モニカを残し部屋を出て行こうとする。
アパートに戻ったミシェルは、入り口で、夢を壊されたことをアレンに伝えて部屋に向かう。
納得できないモニカは、このままでは傷つけて殺すと言ってハワードを脅す。
モニカの話を聞いたハワードは、部屋を出て行く。
部屋で着替えたミシェルは、アレンを痛烈に批判する。
ミシェルは、今の関係に満足しているアレンに、24時間以内に行動を起こすようにと言って部屋を出る。
サムとグレースは、散歩をしながら話をして過ごす。
カフェに寄ったハワードは、仲の良い若いカップルを見かて、昔を思い出し懐かしく思う。
帰宅したハワードは、リビングルームにいた妻グレースと話す。
2人が気まずい会話をしていると、そこに娘のミシェルが現れる。
ミシェルは、アレンとのことを両親に話し、グレースはミシェルの考えを理解する。
アレンは、父サムと母モニカにミシェルのことを話し、サムは結婚に賛成するが、モニカはアレンの考えを聞こうとする。
翌朝グレースは、不倫と罪の告白についての説教をテレビで見て動揺し、現れたハワードは、彼女に知られないようにその場を去る。
両家の親は、それぞれの子供たちに結婚について語る。
ハワードは、結婚の象徴である結婚指輪の大切さをミシェルに語る。
グレースが指輪をしていないことに気づいたハワードだったが、自分もはめていなかった。
ハワードとグレースは、裏切りと罪悪感を隠すために指輪をはめていなかった。
ハワードとグレースは、両家の親が一度も会ったことがないことについて話し、アレンと彼の両親を夕食に招待するようミシェルに指示するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1977年に上演されたマイケル・ジェイコブスの戯曲”Cheaters”を基に製作された作品。
テレビ界などで活躍していたマイケル・ジェイコブスが製作、原作、脚本を兼ねて監督し、出演はダイアン・キートン、ウィリアム・H・メイシー、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、エマ・ロバーツ、ルーク・ブレイシーなどが共演した作品。
結婚生活に迷う2組の熟年夫婦と結婚に疑問を持ち始めた若いカップルの苦悩を描くロマンチック・コメディ。
2組の熟年夫婦が、互いの結婚相手と知らないまま、不倫関係を続け、そして出会うという序盤の内容は、豪華キャストと共に非常に興味深い。
しかし、そのニ家族が顔を合わせるという、とんでもない展開になってからが意外にも面白くない、平凡以下の単なるロマンチック・コメディに終わったのは残念。
そのため、上記のように、この上ない魅力的なキャスティングにも拘らず上映館は少なく、興行的には成功しなかった。
製作費 $7,500,000
北米興行収入 $1,293,720
世界 $4,450,100
結婚生活に迷いを感じ始めるダイアン・キートン、その不倫相手のウィリアム・H・メイシー、グレース(ダイアン・キートン)の夫リチャード・ギア、その不倫相手であるサム(ウィリアム・H・メイシー)の妻スーザン・サランドン、グレースの娘エマ・ロバーツ、彼女との結婚に踏み切れない恋人ルーク・ブレイシー、モーテルの管理人マイケル・コストロフ、隣人のジョン・ロスマン、牧師のジェームズ・モンロー・イグルハートなどが共演している。
