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嵐を呼ぶ太鼓 Lydia Bailey (1952)

カリブの熱風と、独立に燃える太鼓の音。
ナポレオン軍の侵攻、奴隷解放の叫び。
激動のハイチを舞台に、若き弁護士と美しき女性が運命の炎に身を投じる、情熱の歴史ロマン!
監督ジーン・ネグレスコ、主演デイル・ロバートソンアン・フランシスチャールズ・コーヴィン他共演。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト
監督:ジーン・ネグレスコ
製作:ジュールス・シャーマー
原作:ケネス・ロバーツLydia Bailey
脚本
マイケル・ブランクフォート
フィリップ・ダン
撮影:ハリー・ジャクソン
編集:ドロシー・スペンサー
音楽:ヒューゴ・フリードホーファー

出演
アルビオン・ハムリン:デイル・ロバートソン(アメリカ政府から派遣された弁護士)
リディア・ベイリー:アン・フランシス(アルビオンと惹かれ合うようになる資産家の相続人)
ガブリエル・ドートルモン大佐:チャールズ・コーヴィン(リディアの婚約者でるフランス軍の大佐)
キング・ディック:ウィリアム・マーシャル(アルビオンに協力する反フランス派)
シャルル・ルクレール将軍:ルイス・ヴァン・ロッテン(フランス遠征部隊の司令官であるポーリーヌ・ボナパルトの夫)
アントワネット・ドートルモン:アデライン・ド・ウォルト・レイノルズ(ガブリエルの母)
ポール・ドートルモン:アンゴス・ペレス(ガブリエルの息子)
ポーリーヌ・ボナパルト:グラディス・ホランド(シャルル・ルクレールの妻であるナポレオン・ボナパルトの妹)
領事:ウィル・ライト(アメリカ領事)
ミラボー将軍:ロイ・E・グレン(フランス派部隊のリーダー)
トゥーサン・ルーヴェルチュールケン・レナード(ハイチ独立運動のリーダー)
マリー:フアニータ・ムーア(ガブリエルの使用人)
ダンサー:カルメン・デ・ラヴァラーデ
ダンサー:ジャック・コール
ブードゥー教の司祭:マーティン・ウィルキンス
中尉:アルベール・モラン
甲板員:ウィリアム・ワシントン
アメティスト:ミュリエル・ブレッドソー(キングの妻)
マーメリン:ミルドレッド・ボイド(キングの妻)
ロジーダ:マージョリー・エリオット(キングの妻)
フロレアル:スゼット・ハービン(キングの妻)
アスポデル:ロズ・ヘイズ(キングの妻)
クレアシン:ドロレス・マロリー(キングの妻)
アッテネール:レナ・トレンス(キングの妻)
クロリフェン:フランシス・ウィリアムズ(キングの妻)
ラ・プルーム将軍:ウィリアム・ウォーカー(フランス派の将軍)

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
1952年製作 89分
公開
北米:1952年6月2日
日本:1952年11月27日


ストーリー
【 1802年 ハイチ
アメリカ人弁護士のアルビオン・ハムリン(デイル・ロバートソン)は、”ハイチ革命”の最中、ボルチモアからサン=ドマングカプ=フランソワへと向かっていた。
アルビオンは、亡くなった父親が莫大な遺産をアメリカ政府に遺贈した、リディア・ベイリー(アン・フランシス)の署名を得ようとしていた。
アメリカ政府は、その資金を必要としていたのだった。
ナポレオンが、トゥーサン・ルーヴェルチュールケン・レナード)から植民地の支配権を取り戻すためにフランス軍を派遣し、サン=ドマングは混乱状態にあった。
現地に到着したアルビオンは領事館に向かい、領事(ウィル・ライト)と話し、避難しようとしている彼に、リディアから署名を貰わなくてはならないことを伝える。
アルビオンは、リディアが、婚約者である後見人のフランス軍大佐ガブリエル・ドートルモン大佐(チャールズ・コーヴィン)と共に暮らしていることを知る。
リディアの元に向かおうとしたアルビオンは、ガイドの少年ネロが、荷物を盗もうとする男たちに襲われるのを目撃して、そこに現れたキング・ディック(ウィリアム・マーシャル)と共にネロ助ける。
ネロをキングに任せたアルビオンはリディアの家に向かい、彼女が、ガブリエルと共に内陸部の邸宅にいることを知る。
その場で何者かに殴られたアルビオンは、意識を失う。
目覚めたアルビオンは、自分を殴ったのがキングだったことを知る。
キングは、ガブリエルがナポレオンの仲間であり、リディアがその一味だとアルビオンに警告する
ルーヴェルチュールの支持者であるキングは、ガブリエルのことを探るために、自分を使用人として推薦するのを条件に、家に案内することをアルビオンに伝える。
アルビオンは、混血の現地人に扮して、キングと共にガブリエルとリディアの元に向かうのだが・・・。


解説 評価 感想
“A sweeping historical epic set against the fiery backdrop of the Haitian Revolution. As the drums of freedom echo through the jungle, the struggle for independence becomes a test of love and loyalty. It’s a vivid portrayal of a nation’s birth, where the heat of the Caribbean meets the unbreakable spirit of a people rising against empire.”
(ハイチ革命の燃えるような背景の中で繰り広げられる、壮大な歴史叙事詩。自由を求める太鼓の音がジャングルに響き渡る中、独立への闘争は愛と忠誠の試練となる。カリブの熱気と、帝国に立ち向かう人々の不屈の精神が交錯する、国家誕生の鮮やかな描写だ。)

1947年に発表された、ケネス・ロバーツの歴史小説”Lydia Bailey”を基に製作された作品。

仮面の男」(1944)、「ユーモレスク」(1946)、「深夜の歌声」(1948)などのジーン・ネグレスコが監督し、主演はデイル・ロバートソンアン・フランシスチャールズ・コーヴィンなどが共演した冒険映画。

ハイチ革命”を舞台に、緊迫感溢れる激しい戦いの映像と共に、ジーン・ネグレスコらしい、混乱する情勢の中で生まれる純愛が美しく描かれた、歴史ロマンとして楽しめる作品。

主演のデイル・ロバートソンは、アメリカ政府の使命を受けて混乱する地に派遣される、正義感溢れる弁護士を熱演し、タイトルでもある、ドラマの鍵を握る女性リディア・ベイリーを演ずるアン・フランシスは、容姿は幼く見えるものの、激動の時代を生き抜く強い女性を魅力的に演じている。

ヒロインの婚約者であるフランス派の大佐チャールズ・コーヴィン、彼と敵対する反フランス派で、主人公と親交を深め協力し合うウィリアム・マーシャルの好演も光る。


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