コスメ界の大物に会社を奪われそうになる女性2人の奮闘を描く、監督ミゲル・アルテタ、主演ティファニー・ハディッシュ、ローズ・バーン、サルマ・ハエック、ジェニファー・クーリッジ、ビリー・ポーター他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ミゲル・アルテタ
製作
マーク・エヴァンス
ピーター・プリンシパト
ジョエル・ザダック
製作総指揮
ティファニー・ハディッシュ
ニコラス・スターン
原作
サム・ピットマン
アダム・コール=ケリー
ダニエル・サンチェス=ヴィッツェル
脚本
サム・ピットマン
アダム・コール=ケリー
撮影:ジャス・シェルトン
編集:ジェイ・ドゥービー
音楽:クリストフ・ベック
出演
ミア・カーター:ティファニー・ハディッシュ
メル・ペイジ:ローズ・バーン
クレア・ルナ:サルマ・ハエック
シドニー:ジェニファー・クーリッジ
バレット:ビリー・ポーター
ジョシュ・ティンカー:カラン・ソーニ
ジル:ナターシャ・ロスウェル
キム:ジェシカ・セント・クレア
アンジェラ:アリ・グレイナー
ロン:ジミー・O・ヤン
グレッグ:ライアン・ハンセン
ハリー:ジェイコブ・ラティモア
シェイ・ホイットモア:リサ・クドロー
ローラ:ヴェロニカ・メレル
レイラ:ヴァネッサ・メレル
ブルック:キャロライン・アラポグルー
バイロン:セス・ロリンズ
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2020年製作 83分
公開
北米:2020年1月10日
日本:未公開
製作費 $29,000,000
北米興行収入 $22,169,510
世界 $30,399,500
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ミア・カーター(ティファニー・ハディッシュ)とメル・ペイジ(ローズ・バーン)は、性格はまったく異なるものの同居し、美容会社”ミア&メル”を経営していた。
順調に思えた会社だったが、メルは、支払期日が迫っていることをミアに話すことができなかった。
従業員のシドニー(ジェニファー・クーリッジ)とバレット(ビリー・ポーター)に店を任せたミアとメルは、友人キム(ジェシカ・セント・クレア)のパーティーが開かれる豪邸に向かう。
キム、ジル(ナターシャ・ロスウェル)、アンジェラ(アリ・グレイナー)に迎えられたミアとメルは、パーティーを楽しむ。
2階でマリファナを吸っていたミアとメルは、ジルの息子ライダーのベビーベッドにマリファナを落としてしまう。
それを拾って部屋を出ようとした2人は、ジルとアンジェラが来たことに気づき窓から屋根に出る。
キムも現れ、3人にマリファナがばれたミアとメルは、非難されて口論となり屋根からプールに飛び込む。 翌朝、ミアが恋人のハリー(ジェイコブ・ラティモア)と一夜を過ごしたことを知ったメルは、自分の相手をしたパーティーで出会った男性を追い出す。 店に着いたミアとメルは、その場にいた大手コスメ・メーカー”オヴィエド・ビューティー”のジョシュ・ティンカー(カラン・ソーニ)から、商品”ワン・ナイト・スタンド”(一夜限りの関係)への出資を提案される。 コスメ界の女帝クレア・ルナ(サルマ・ハエック)が、ワン・ナイト・スタンドを気に入ったことを知ったメルは驚き喜ぶ。 しかし、誰とも組む気がないミアは興味がないことをジョシュに伝える。 ミアと話したメルは、開店以来、赤字続きで、半年後にはつぶれることを伝える。 メルとオヴィエド本社に向かたミアは、49万3,000ドルの負債があることを知り驚く。 ジョシュに案内されたミアとメルは、クレアに迎えられる。 クレアは2人に、負債を完済する代わりに51%の利益を受け取り、ワン・ナイト・スタンド他をオヴィエド・ブランドで販売する提案をする。 好評なら1700万ドル出資すると言われたメルは感激するものの、ミアはその気になれず、彼女を説得して、結局、提案を断る。 クレアは、49%の所有権は奪わないという条件を提示し、2人の回答を待つ。 金が絡むと友情は続かないと考えるクレアは、戦略だったとジョシュに話す。 メルは、バーでカラオケを歌いながらミアを説得し、2人はクレアの条件をのむことにする。 翌日、クレアに会ったミアとメルは、自分たちを同じ立場のグレッグ(ライアン・ハンセン)とロン(ジミー・O・ヤン)を紹介される。 ミアとメルは、何らかの理由で自分たちの関係が悪化して1人が辞めたらすべての権利はもらうと言われ、それはあり得ないとクレアに伝えて契約書にサインする。 新商品開発を始めたミアとメルは、ハリーの誕生パーティーでアイデアを得る。 翌日、2人のアイデアが気に入らないクレアは、彼女らの店に向かい、2人を衝突させようとする。 さらにクレアは、バレットを解雇するよう指示する。 ミアとメルはそれを断るが、クレアは、自分も共に仕事をしたシェイ・ホイットモア(リサ・クドロー)をクビにしたことがあると2人に伝える。 レストランにバレットを呼び、解雇することを伝えたミアとメルは、互いのせいにしてケンカを始めてしまう。 その後、ミアとメルはジルの誕生日の食事会でも口論になり、騒ぎを起こしてしまう。 翌日、シドニーにバレットのことを話したミアとメルは、様子を見に来たクレアのご機嫌を損ねてしまう。 ジョシュから、新作発表イベントに、買収したロンとグレッグの会社を呼ぶつもりだと知らされたミアとメルは、クレアに切られたと考え、契約を解消しようとする。 2人と話したクレアは、メルからはもう一度チャンスを与えてほしいと言われるものの、ミアが手を引くつもりだと知り、損害の60万ドルを要求する。 自分たちの関係を壊したと言うミアに非難されたクレアは、メルの考えを確認して、社員向けのイベントでライブでメイクを披露するよう指示し、好評なら発表イベントに参加させることにする。 それを断ったミアはその場を去り、クレアはメルに期待する。 その夜、メルに説得されたミアは、イベントに行くことにする。 イベントは始まり、ミアとメルはロンとグレッグとメイクで競うことになり、モデルの双子ローラ(ヴェロニカ・メレル)とレイラ(ヴァネッサ・メレル)が登場する。 相手に比べて地味過ぎたと思うメルが手直ししようとしたため、ミアはやめると言ってその場を去る。 ミアを追ったメルは、彼女を説得することはできなかった。 ミアとメルはキムらと別々に話し合い、かならず仲直りできると言われるものの、今後が不安だった。 バレットに会い謝罪したミアは助言され、メルの協力がなければ生きていけないことを再確認する。 シドニーと話したメルも、ミアを信じもう一度、力を合わせるべきだと言われ、クレアが、ロンとグレッグにワン・ナイト・スタンドを任せて発売することを知り驚く。 お互いが必要だということを確認したミアとメルは、仲直りしてクレアに対抗しようとする。 バレットは復帰してメルらは新商品を作り、ミアはある人物に会いアイデアを提案する。 発表イベントは始まり、クレアはロンとグレッグを、バレットがミアとメルを紹介する。 クレアに感謝したミアとメルは、キムら友人たちに協力してもらったプロモーションビデオを流す。 ミアとメルは、親友同士で同時に使える新商品”ライド・オア・ダイ”を発表する。 クレアは反撃しようとするが、ミアとメルから、ミア&メルは渡したが、新パートナーとプラウド・コスメティックスを設立したことを知らされる。 そこに元同僚のシェイが現れ、クレアは、彼女とミアとメルから罵倒される。 クレアは、ミアとメルを利用して10億ドルは稼げると考えるものの、シェイは、2人がミア&メルを49%を所有しているので、その場合は4億9000万ドルを彼女らに払うことになると伝える。 1年後。
...全てを見る(結末あり)
バレットとシドニーと共に新会社”プラウド・ビューティー”を設立したミアとメルは、自分たちの成功を喜び合う。
*(簡略ストーリー)
化粧品会社”ミア&メル”を経営する20年来の親友ミアとメルは、コスメ界の女帝クレアから、自社商品”ワン・ナイト・スタンド”への出資を提案される。
開業以来、赤字続きだったメルは喜ぶが、ミアはその提案に反対する。
負債を完済し49%の利益を約束されたメルは、ミアを説得して何とか新商品を開発しようとするのだが・・・。
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コスメ界の大物に会社を奪われそうになる女性2人の奮闘を描くコメディ。
主に女性が活躍する作品であり、厳しいビジネスの世界に生きる主人公らだけに、過激な言葉が飛び交い、その行動もエネルギッシュであり、ユーモアも満載で楽しめる作品には仕上がっている。
主人公2人の熱演が話題になった作品ではあるが、製作費に2900万ドル、マーケティングに1億ドルをかけたために、約3000万ドル(世界)の興行成績に終わり失敗作となり、批評家からも酷評されてしまった。
独創性と行動力はあるものの経営能力に乏しいティファニー・ハディッシュ、それを補おうと奮闘する共同経営者のローズ・バーン、2人の会社を乗っ取ろうとするコスメ界の大物を愉快に演ずるサルマ・ハエック、そのアシスタント、カラン・ソーニ、主人公の会社の従業員ジェニファー・クーリッジとビリー・ポーター、主人公らの友人ナターシャ・ロスウェル、ジェシカ・セント・クレア、アリ・グレイナー、主人公らのライバル、ジミー・O・ヤンとライアン・ハンセン、ミア(ティファニー・ハディッシュ)の恋人ジェイコブ・ラティモア、クレア(サルマ・ハエック)に解雇された元同僚で、主人公らに協力するリサ・クドロー、メイク・モデルの双子ヴェロニカ・メレルとヴァネッサ・メレル、他セス・ロリンズなどが共演している。