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かぞくはじめました Life as We Know (2010)

事故で亡くなった友人の幼い子供を育てることになった男女の奮闘を描く、監督グレッグ・バーランティ、主演キャサリン・ハイグルジョシュ・デュアメルジョシュ・ルーカス他共演のラブ・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(コメディ)


スタッフ キャスト ■
監督:グレッグ・バーランティ

製作総指揮
デニース・ディ・ノービ

ジョー・ハートウィックJr.
キャサリン・ハイグル
ナンシー・ハイグル
スコット・ニーマイヤー
製作
バリー・ジョセフソン

ポール・ブルックス
脚本
イアン・ダイッチマン

クリスティン・ラスク・ロビンソン
撮影:アンドリュー・ダン
編集:ジェームズ・S・ペイジ
音楽:ブレーク・ニーリー

出演
ホリー・ベレンソン:キャサリン・ハイグル

エリック・メッサー:ジョシュ・デュアメル
サム”ドクター・ラヴ”:ジョシュ・ルーカス
ソフィー:アレクシス・クラーゲット
ソフィー:ブリン・クラーゲット
ソフィー:ブルック・クラーゲット
ジャニーン・グロフ:サラ・バーンズ
ピーター・ノヴァク:ヘイズ・マッカーサー
アリソン・ノヴァク:クリスティーナ・ヘンドリックス
ディーディー:メリッサ・マッカーシー
ベス:ジェシカ・セント・クレア

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ

2010年製作 115分
公開
北米:2010年10月8日
日本:未公開
製作費 $38,000,000
北米興行収入 $53,358,960
世界 $105,648,710


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
アトランタ
小さなベーカリーを経営するホリー・ベレンソン(キャサリン・ハイグル)は、友人のピーター・ノヴァク(ヘイズ・マッカーサー)と恋人アリソン(クリスティーナ・ヘンドリックス)から、親友のエリック・メッサー(ジョシュ・デュアメル)を紹介されてデートすることになる。

しかし、不躾なピーターに呆れたホリーは憤慨し、彼を追い払ってしまう。

その後、ピーターとアリソンは結婚し、娘のソフィー(アレクシス/ブリン/ブルック・クラーゲット)が生まれ、共通の友人のため、 ホリーは度々エリックと顔を合わせることになるが彼を嫌う。

ホリーは、店に現れる客で医師のサム(ジョシュ・ルーカス)に心惹かれ、彼にディナーに誘われる。

そんな時、ピーターとアリソンが幼いソフィーを残して事故死してしまい、ホリーはショックを受ける。
...全てを見る(結末あり)

ホリーは、さすがにこの時ばかりはエリックと悲しみを共にする。

保護されたソフィーを気遣うホリーとエリックだったが、遺言で、ソフィーの後見人に自分達が指名されていたことを知らされる。

戸惑う二人は、ソフィーを見捨てるわけにいかず、まず、残された彼女の家で、共同生活をすることになる。

ソフィーを引き取ったものの、テレビのテクニカル・スポーツ・ディレクターのエリックは、今後の養育費や家の維持費を払えるかが不安になり、ホリーも育児に自信が持てない。

そして、ソフィーの親権は二人に移り、近所に住むディーディー(メリッサ・マッカーシー)らが、世話を焼き始める。

スケジュールを決めて奮闘を始めた二人だったが、ある日、ソフィーの体の異変に気づき、ホリーは、サムのクリニックに彼女を連れて行く。

サムの診断で、ソフィーは問題のないヘルニアだということが分かるが、彼は、疲れ気味のホリーを気遣う。

その後も悪戦苦闘するホリーとエリックは、どうしても子守ができない状況になり、仕方なくエリックが、ソフィーをNBAの”アトランタ・ホークス”の中継現場に連れて行く。

結局は仕事もうまくいかず、どん底の気分で、ホリーからの労いの言葉もないエリックは、家を飛び出してしまう。

エリックは家に戻り、それをきっかけにホリーと心通うようになり、ピーターとアリソンへのこだわりを捨て、自分達の生活を始める。

二人は、共に生活してもプライバシーは別々で、ホリーはサムとデートすることになる。

しかし、ソフィーが熱を出してしまい、サムの指示でエリックが病院に向かう。

思いのほか嵩む養育費に頭を抱えるホリーは、店を改装してレストランにする計画を見直すことを考える。

生活費を援助することになったエリックは、サムのことでホリーを意識し始めて、彼女を食事に誘い、やがて二人は愛し合うようになる。

そんな時、エリックは上司に、”フェニックス・サンズ”のディレクターの仕事を検討するように言われる。

エリックが、それに心がなびいているのいを知ったホリーは憤慨し、彼を見限ってしまう。

その後、エリックはフェニックスに移り、ホリーはサムと親交を深めながら子育てに奮闘する。

ホリーから、感謝祭のパーティーに招待されたエリックは、彼女が、維持費のかかり過ぎる家を売ろうとしていることを知る。

見せ掛けのカップルではなく、愛していたことをホリーに告げたエリックだったが、ショックを受けフェニックスに戻ろうとする。

そんなホリーを見て、彼女には、エリックが必要だと判断したサムは身を引く。

社会福祉士ジャニーン・グロフ(サラ・バーンズ)の、最後の面談を受けていたホリーは、エリックなしではソフィーを育てられないと感じ、アトランタ空港に彼を追い向かうものの、結局は間に合わなかった。

帰宅したホリーは、ジャニーンからは、母親として合格とは言われ安心する。

ホリーは、部屋にエリックがいたことに驚き、彼は、”家族”を愛していたことを告げ、そして二人は愛を確かめ合う。

ソフィーの2歳の誕生パーティーで、共に暮らし始めて1年のホリーとエリックは、近所の人々や親友に囲まれ、幸せな生活を続けていた。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ベーカリーを営みながらレストラン経営を夢見るホリー・ベレンソンは、事故で亡くなった親友夫妻の幼い娘ソフィーの後見人に指名される。
しかし、亡くなった二人から紹介され、一度デートして以来、ホリーが嫌い続けていたエリック・メッサーも同時に指名されていた。
ホリーとエリックは、共同生活をしてソフィーを育てることになり困惑するが、二人は、親を失った幼い子供のために、仕方なくそれを承諾する。
突然、子供を育てることになったホリーは戸惑いを隠せず、エリックも仕事に身が入らず、二人は悪戦苦闘する毎日を送るのだが・・・。
__________

ベーカリーを経営し忙しい日々を送り、まともな恋もできない女性と、ガサツなプレイボーイが子守り子育てに奮闘する前半から、プライバシーは割り切る二人が、反発し合いながらも、自然の成り行きで協力し合い結ばれていくという、オーソドックスなラブ・ロマンスに仕上がっている。

二人が、愛を育むまでを見守るように成長する、ソフィー役の三つ子の姉妹、アレクシスブリンブルック・クラーゲットの、可愛らしさを映し出す描写も、本作の魅力の一つだ。

押し付けがましくない愛の姿を演ずるキャサリン・ハイグルは爽やかな雰囲気で、不躾でガサツなプレイボーイ役ジョシュ・デュアメルも、意外に純朴でいい味を出している。

北米興行収入は約5300万ドル、全世界トータルでは1億ドルを超すまずまずのヒットとなった。

主人公が憧れる医師のジョシュ・ルーカス、社会福祉士サラ・バーンズ、事故死する主人公の友人夫婦ヘイズ・マッカーサークリスティーナ・ヘンドリックス、友人役のメリッサ・マッカーシージェシカ・セント・クレアなどが共演している。


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