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ノウイング Knowing (2009)

予知能力を持つ少女が50年前に書いた数字を手がかりに大惨事を予告して地球滅亡へとつながる謎を解く大学教授の活躍を描く、製作、監督アレックス・プロヤス、主演ニコラス・ケイジローズ・バーン他共演のSFサスペン・ススリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー

ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage 作品一覧
ニコラス・ケイジ / Nicolas Cage / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:アレックス・プロヤス

製作総指揮
スティーヴン・ジョーンズ
トファー・ダウ
ノーマン・ゴライトリー
製作
アレックス・プロヤス

トッド・ブラック
ジェイソン・ブルメンタル
スティーヴ・ティッシュ

脚本
ライン・ダグラス・ピアソン

ジュリエット・スノードン
スタイルズ・ホワイト
撮影:サイモン・ダガン

編集:リチャード・リーロイド
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
ニコラス・ケイジ:ジョナサン”ジョン”ケストラー教授
ローズ・バーン:ダイアナ・ウェイランド
チャンドラー・カンタベリー:ケイレブ・ケストラー
ララ・ロビンソン:ルシンダ・エンブリー/アビー・ウェイランド
ベン・メンデルソーン:フィル・ベックマン教授
ナディア・タウンゼンド:グレース・ケストラー
ダニエラ・カーター:プリシラ・テイラー担任教師(1959)
アリシア・マクグラス:プリシラ・テイラー(現在)
D・G・マロニー:来訪者
アラン・ホップグッド:ケストラー牧師
エイドリアン・ピカリング:アリソン・ケストラー

アメリカ 映画
配給 Summit Entertainment
2009年製作 121分
公開
北米:2009年3月20日
日本:2009年7月10日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $79,948,110
世界 $183,593,590


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1959年、マサチューセッツ州、レキシントン
ウィリアム・ドーズ小学校の記念式典行事で、他の児童達とは、少し違った雰囲気を持つ少女ルシンダ・エンブリー(ララ・ロビンソン)の意見が採用される。

そして、児童達は、将来の想像図などを絵に描き、タイム・カプセルに入れることになる。

50年後に開けられることになった、カプセルに入れる絵を児童達は描くことになるが、ルシンダだけは、意味不明な数字の羅列を紙に書く。

ルシンダは、担任のプリシラ・テイラー(ダニエラ・カーター)に、数字を書いている途中で紙を取り上げられる。

翌日、記念式典が行なわれ、カプセルが地下に設置されるが、その後、ルシンダが姿を消し、担任のテイラーが、体育館の物置で彼女を見つける。

怯えるルシンダは、手を血だらけにしてドアに数字を書いていた。

2009年。
MIT(マサチューセッツ工科大学)。
宇宙物理学者のジョナサン”ジョン”ケストラー(ニコラス・ケイジ)は、妻を亡くし息子ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)と二人暮しだった。

...全てを見る(結末あり)

ジョンは、ケイレブの通うウィリアム・ドーズ小学校の開校50周年式典に出席する。

50年前に、児童らを指導したプリシラ・テイラー(アリシア・マクグラス)が招待され、タイム・カプセルの開封式が催される。

ケイレブは、タイムカプセルの中から、ルシンダの数字の書かれた紙を受け取るが、その時、雑音が聞こえる。

帰宅したジョンは、ルシンダの書いた紙を自宅に持ち帰ったケイレブに、学校の私物は返却するよう伝える。

亡くなった母親のビデオを見ながら、眠りにつくケイレブの様子を見たジョンにも、悲しみが込みあげてくる。

そんなジョンは、ルシンダの書いた数字の紙の上に酒のグラスを置いてしまう。

グラスの輪の中にあった、数字”911012996”が目に留まったジョンは、それが”同時多発テロ”の日付と犠牲者の数だということに気づく。

その後、その紙の数字を詳細に調べたジョンは、それが、過去50年間にあった、大惨事を予告したものだということを知り、さらには、妻が死亡したホテル火災の日付なども発見する。

補聴器をつけているケイレブは、その頃から不可解な囁き声のようなものが聞こえるようになる。

ウエストフォードMITヘイスタック天文台
ジョンは、数字についての意見を聞くため、同僚のフィル・ベックマン教授(ベン・メンデルソーン)に相談に行く。

ジョンは、50年前に書かれた数字の中に、過去の大惨事と、明日、起きる事件の予告、そして妻の死んだ日があることを伝える。

しかし、ベックマンからは、単なる偶然だという答えしか返ってこない。

ルシンダの担任教師テイラー夫人に会ったジョンは、50年前のルシンダの奇怪な行動や、彼女が亡くなったことを知らされる。

そんな時、ケイレブが自宅で、車に乗った人物から小石を受け取ったのをジョンは気にする。

そこに、ジョンの様子を見に来た妹グレース(ナディア・タウンゼンド)が現れる。

不仲であるジョンと父との溝を、何とか埋めようとするグレースだったが、ジョンは彼女を追い払ってしまう。

その夜、ジョンは、大惨事が起きることを心配しながら夜を明かし、そのまま寝込んでしまう。

そしてその日の午後、ケイレブを迎えに学校に向かったジョンは、渋滞に巻き込まれ、GPSの座標がルシンダの数字と一致することに気づく。

それが、現在、事故で渋滞が起きている場所であることを知ったジョンは、事故の様子を見に行く。

ジョンは、死者がいないことを確認するが、その時、上空から旅客機が現れ墜落してしまう。

現場で懸命に生存者の救助にあたったジョンは、悲惨な状況にショックを受けて帰宅する。

ジョンはケイレブに何も語らず、実際に大惨事が起きて驚くベックマンが現れ、数字についての検証を始める。

そして、ジョンはベックマンに、あと2回の大惨事が起きることを告げる。

その夜ケイレブは、全てのものが燃え尽きる悪夢を見てしまい、ジョンは森の中に人影を見る。

翌日ジョンは、ルシンダの娘ダイアナ・ウェイランド(ローズ・バーン)に接触するが、ルシンダの数字の紙を見た彼女は、不快感を示しその場を立ち去ろうとする。

ダイアナを引き止めたジョンは、ルシンダの数字が旅客機墜落を予知し、翌日ニューヨークで再び惨事が起きることなどを伝え、彼女に協力を求める。

ジョンは、ダイアナを説得できないままに、ニューヨークマンハッタンの惨事を予告し、FBIに警戒するよう匿名で通報する。

ケイレブをグレースに預けたジョンは現場に駆けつけ、地下鉄ホームで不審人物を発見して後を追う。

しかし、その男はただの万引き犯で、直後に地下鉄脱線事故が起き、多数の死者が出てしまう。

その後、ジョンがケイレブと帰宅すると、ダイアナとアビーが二人を待ち構えていた。

4人は、ダイアナの母ルシンダの住んでいたモービル・ハウスに向かう。

ジョンはそこで、ケイレブが何者かに渡された黒い小石と、ベッドの裏に刻まれた言葉を見つける。

ルシンダの数字の最後の文字”33”が、実は”EE”で、それが”Everyone Else.”(全ての人類)という意味だったことを、ジョンとダイアナは知る。

車にいた子供達に、以前からケイレブに接触を試みていた不審な人物”来訪者”(D・G・マロニー)が近づくが、森の中に消えてしまう。

それを追ったジョンは、来訪者に閃光を浴びせられ、彼は姿を消し、アビーにも不気味な囁き声が聞こえることがわかる。

自宅に戻ったジョンとダイアナは、人類が滅びるだろうということに気づき、当然のごとくそれを受け入れられない。

ヘイスタック天文台
翌日、ベックマンの元に向かったジョンは、太陽フレアの異常で、地球が滅びるという結論に達する。

疎遠になっていた、牧師である父(アラン・ホップグッド)に連絡を取ったジョンは、地下などにの避難するよう伝える。

ジョンは、ルシンダが最後に書こうとした数字を、隠れた物置のドアに刻んだことに気づく。

そのドアを自宅に運んだジョンは、数字を解読しようとするが、ダイアナは、子供達を救うため避難してしまう。

ジョンは、ドアの数字がルシンダのモービル・ハウスの位置で、そこが唯一の避難場所だと知り、その場向かおうとする。

ダイアナは、立ち寄ったガソリンスタンドで、”EAS”(非常事態宣言)が発令されたことを知り、ジョンとの電話連絡で、ルシンダのモービル・ハウスに行くよう指示される。

しかし、子供達が来訪者に連れ去られ、ダイアナは子供達を追うが、タンクローリーと激突して瀕死の重傷を負う。

ジョンは事故現場に駆けつけるが、ダイアナは、ルシンダの予告通りの日付に死亡する。

ルシンダのモービル・ハウスに着いたジョンは、森の中の、黒い石が敷き詰められた場所で子供達と再会する。

ジョンは、囁き声を聞いた者だけが選ばれ、地球から脱出できることをケイレブから知らされ、彼に別れを告げる。

来訪者は異星人に姿を戻し、ケイレブとアビーは巨大宇宙船に導かれ夜空に飛び立ち、無数の宇宙船が地球から脱出する。

翌朝、その場で目が覚めたジョンは、混乱する街を通り、両親と妹グレースの元に向かう。

そして、ジョンは家族を抱き寄せ、地球最後の時を迎える。

ケイレブとアビーは、この世のものとは思えない光景の惑星に到着し、新たな人生を始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
MITの宇宙物理学者ジョン・ケストラーは、少女ルシンダが、50年前に書いた数字の羅列が、後の大惨事を予告したものだったことを知る。
その後、予告通り大惨事は起きてしまい、ジョンはルシンダの娘ダイアナの協力を得て数字の謎を解き、それが、人類滅亡を意味することを知る。
そしてジョンは、息子ケイレブとダイアナの娘アビーが、今回の事件に大きく関わっていることを知る・・・。
__________

問題の数字が”911”(同時多発テロ)を意味するのを発見するところから始まり、最初の衝撃的大惨事を描く映像は、アメリカ国内の人々には、かなりショッキングに感じられるのでないかと思うほど、そのリアルさに驚いてしまう。

50年前の児童達の、担任教師への従順な姿や、タイム・カプセルに秘められた謎解きに関連する事件が進行する中盤までは、なかなか新鮮味があり面白い演出だ。

こじつけのように思える数字の羅列を、宇宙物理学を専門とする学者が解いていくというストーリーも、まずまず説得力はある。

ただ、終盤の親子の別れを含め、異星人の出現や幻想的なラスト・シーンは、少しやり過ぎという感じもしないでもない。

北米興行収入は約8000万ドル弱に留まるが、全世界では約1億8400万ドルのヒットとなった。

父親が大学教授でもある主演のニコラス・ケイジは、暗い過去を引きずりながら親子の絆を第一に考える父親を、しっとりとした雰囲気で演じている。

こちらも、自分の全てである娘を助けようとして、母ルシンダの予言通り命を落とすローズ・バーン、選ばれし者として宇宙に飛び立つチャンドラー・カンタベリー、同じく、ルシンダとアビーの二役をこなすララ・ロビンソン、主人公の同僚教授役のベン・メンデルソーン、妹ナディア・タウンゼンド、50年前の教師ダニエラ・カーター、現在のアリシア・マクグラス、異星人D・G・マロニー、主人公の父親アラン・ホップグッド等が共演している。


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