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キス&キル Killers (2010)

スパイから足を洗おうとした青年と甘やかされて育った女性が殺し屋に立ち向かう姿を描く、監督ロバート・ルケティック、製作、主演アシュトン・カッチャーキャサリン・ハイグルトム・セレックキャサリン・オハラ他共演のアクション・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ロバート・ルケティック

製作総指揮
チャド・マーティング
クリストファー・プラット
ジョーシー・ローゼン他
製作
アシュトン・カッチャー

マイク・カーツ
スコット・アヴァーサ

ジェイソン・ゴールドバーグ
原案:ボブ・デローザ
脚本
ボブ・デローザ
テッド・グリフィン

撮影:ラッセル・カーペンター
編集
リチャード・フランシス=ブルース

メアリー・ジョー・マーキー
音楽:ロルフ・ケント

出演
スペンサー・エイムス:アシュトン・カッチャー

ジェン・コーンフェルド:キャサリン・ハイグル
コーンフェルド:トム・セレック
コーンフェルド夫人:キャサリン・オハラ
ヘンリー:ロブ・リグル
オリヴィア:リサ・アン・ウォルター
ヴィヴィアン:キャサリン・ウィニック
クリステン:ケイシー・ウィルソン
マック・ベイリー:ケヴィン・サスマン
リリー・ベイリー:アレックス・ボースタイン
ホルブルック:マーティン・マル

アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート

2010年製作 96分
公開
北米:2010年6月4日
日本:2010年12月3日
製作費 $75,000,000
北米興行収入 $47,000,490
世界 $98,159,960


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
フランスニース
過保護に育てられたジェン・コーンフェルド(キャサリン・ハイグル)は、両親(トム・セレック/キャサリン・オハラ)と共にバカンス旅行を楽しもうとする。

両親に、あれやこれや言われて鬱陶しくなったジェンは独りで部屋に向かい、スペンサー・エイムス(アシュトン・カッチャー)とエレベーターで出会う。

その夜に、スペンサーに誘われたジェンは、早速ドレスを用意して彼を待つ。

最近、恋人と別れたばかりのジェンは、両親の目を逃れながら期待に胸膨らませ、スペンサーとニースの夜を楽しむ。

二人はホテルの部屋に向かい、ジェンはスペンサーに
家族旅行でこの地に来て、無理してドレスを買い、気に入られようとしたことなどを正直に話す。

スペンサーも、実は自分がCIAの諜報員で、殺し屋だということをジェンに伝えるのだが、彼女は、酔って眠ってしまっていた。
...全てを見る(結末あり)

その後、二人は満ち足りた数日を過ごし、スペンサーはボスのホルブルック(マーティン・マル)が引き止めるのも聞かずに、過酷な任務を忘れさせてくれるジェンとの生活を選び足を洗うことを考える。

そして、二人は愛し合うようになり、ジェンはスペンサーを両親に紹介して、彼はコーンフェルドに結婚の許しを得る。

3年後。
スペンサーは、コンサルティングの仕事を始め、平穏な暮らしをジェンと楽しむ。

そんな時、スペンサーはホルブルックからの連絡を受け、会社に現れたコーンフェルドと帰宅した彼は、誕生日のサプライズ・パーティーでジェンらに歓迎される。

スペンサーは、ホルブルックが気になり、ジェンはなぜか上の空の彼の態度を気にする。

翌日、スペンサーは、仕事で出張することになったジェンを送り出す。

パーティー後に寝過ごし、泊まっていったスペンサーの同僚のヘンリー(ロブ・リグル)は、目覚めるなりナイフを持って襲い掛かる。

二人は格闘になり、そこに、スペンサーが気になったジェンが戻ってくる。

スペンサーは、ジェンに銃を持ってくるよう指示し、ヘンリーを気絶させる。

意識を取り戻したヘンリーは、スペンサーに2000万ドルの懸賞金が懸けられていることを伝え、混乱するジェンの前で、隣人も殺し屋の可能性があることを告げる。

狙撃されたスペンサーとジェンは、その場から逃走し、それをヘンリーが追う。

スペンサーは、自分が、ある組織に所属していることをジェンに伝えヘンリーを殺す。

ジェンはスペンサーに説明を求め、彼は組織に誘われた経緯を話し、ホルブルックの元に向かう。

ホルブルックは殺された後で、手がかりを手に入れた二人だったが、ジェンが両親の元に行くというのを、スペンサーが引き止める。

こんな状況で、子供でもできたらと心配したスペンサーの言葉で、その気配を感じたジェンは妊娠検査薬を手に入れる。

その後、スペンサーは本部との連絡で疑問を感じ、仕事場に向かいヘンリーのパソコンを調べ、自分達が2年前から監視されていたことを知る。

ジェンが検査薬を使っている間、スペンサーは、殺し屋だった秘書のヴィヴィアン(キャサリン・ウィニック)に襲われる。

ヴィヴィアンを倒したスペンサーとジェンだったが、彼女は妊娠を確認し、不安を抱えながらその場を去る。

宅配業者に襲われたスペンサーは、それを助けてくれたヘンリーの妻オリヴィア(リサ・アン・ウォルター)にも殺されかける。

しかし、オリヴィアと道ですれ違っていたジェンが不審に思い、その場に戻り、彼女の車に体当たりしてスペンサーの命を救う。

口論しながら自宅に戻ろうとした二人は、隣人のマック・ベイリー(ケヴィン・サスマン)とリリー(アレックス・ボースタイン)夫妻に襲われるものの逃げ延びる。

コミュニティーの祭典が開かれている会場に向かった二人は、そこの人々が、殺し屋かもしれないことを警戒しながら自宅に戻る。

銃を取りに行ったスペンサーは、人の気配を感じたためにクローゼットに隠れ、ジェンは、母親に銃を向けて現れた友人のクリステン(ケイシー・ウィルソン)が、殺し屋だと知り驚いてしまう。

家に侵入したマックとリリーは、クローゼットを銃撃するがスペンサーに倒され、クリステンは、現れたコーンフェルドに射殺される。

スペンサーは、ヘンリーからの標的健在の連絡を受け、ホルブルックを殺したのがコーンフェルドと気づいていた。

コーンフェルドは、スペンサーが信用できずに、スパイとして潜伏して、彼を監視していたのだった。

ジェンはこの問題を解決するために、子供が産まれることを両親に伝え、全てを丸く収めようとする。

そして子供が産まれた4人は、平穏な生活を始める。


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
両親に過保護に育てられたジェンは、家族旅行で訪れたニースで、魅力的な青年スペンサー・エイムスに出会う。
二人は惹かれ合いやがて結婚することになるが、実はCIA諜報員で殺し屋だったスペンサーは、これを機会に足を洗おうとする。
3年後、平穏な暮らしをしていたスペンサーだったが、2000万ドルの懸賞金が懸けられ、殺し屋に命を狙われることになる。
同僚のヘンリーから始まり、親友、隣人までもが襲い掛かる事態を予測したスペンサーは、仕方なくジェンに自分の過去を告白する。
そんな時、指示を与えていたボスまでが殺されたスペンサーは、更なる危険を感じる。
そして、妊娠が分かったジェンは動揺して、彼女とスペンサーは、不安を抱えながら殺し屋に追われることになるのだが・・・。
__________

人気があるのかないのか分からない?アシュトン・カッチャーと、ラブ・コメディ・クイーンとして着実にキャリアを重ねるキャサリン・ハイグルの共演が話題になった作品。

コメディなので細かいことは言いたくはないが、全くスパイらしくない、長身でまずまず逞しい見かけがいいだけのアシュトン・カッチャーに魅力を感じない者が見ると、主演は誰でもいいという感じで、ストーリーもアクションも平凡な作品。

上記のように騒がれる割には評価の悪いアシュトン・カッチャーは、常連とも言えるラジー賞で、当然のごとくワースト・アクターを受賞してしまった。

はしゃぎ過ぎにも見える、キャサリン・ハイグルは熱演するものの、北米興行収入は製作費7500万ドルを遥かに下回る約4700万ドルに終わり、全世界でも1億ドルに達しなかった。

ヒロインの両親トム・セレックキャサリン・オハラ、主人公の同僚で殺し屋ロブ・リグルと、同じくその妻リサ・アン・ウォルター、ジェンの親友で殺し屋のケイシー・ウィルソン、主人公の秘書で殺し屋役のキャサリン・ウィニック、隣人の殺し屋役のケヴィン・サスマンアレックス・ボースタイン、主人公のボス、マーティン・マル等共演している。


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